「北条滅ぼす。関白嘘つかない。」
のコピーを見て、すっかりはまってしまった「へうげもの」。
家の掃除をのらりくらりとかわしつつ、このマンガにとりつかれている。
「へうげ」とは、ひょうげ【剽軽】ふざけおどけることの意。
群雄割拠の戦国時代に立身出世を目指す信長の家臣、古田織部が茶の湯と物欲に魂を奪われながら、信長から壮大な世界性を学び、千宗易(利休)からは深遠な精神性を学んでいく歴史ドラマ。
「めたぁ」とする板壁
「みぐっ」な縄文土器
など、オノマトペが非常に秀逸であるのだが、
秀吉の黄金茶室を評するにいたっては、
「ヌパァ・・いや・・ヌシュパァか・・・?!」
などと、だんだんわけがわからなくなっていくのもいい。
戦国ものといえば通常、テーマは「武」なのであるが、本作は「美」に重きをおいているので軽く読めるところがこれまたいい。
いろんなことが重なって「ただいま混乱中」の俺は、今こういうマンガに救われている。。
へうげものオフィシャルブログ
前から気になっていたマンガをとうとう入手した。
柴田ヨクサル著 「ハチワンダイバー」。
これを買うには勇気がいった。
中年男が・レジに・こんな恥ずかしい表紙のマンガを置かねばならない状況を察してくれ。
表紙からは想像しがたいが、賭け将棋を生業とする者(真剣師)たちが繰り広げる、息を呑むハイテンションな将棋の世界には正直、読みながら目眩をおぼえた。
1~4巻を一気に読み終え、リビングにいた家人にも勧めたが、表紙を見るなり「はぁ?」であった。
テーブルの上でいまだ読まれた気配はない。
やはり将棋とギャンブル(とメイドのコスプレ)は男のものなのだろうか。
読売新聞も「将棋漫画の歴史が変わった」と大絶賛しておりますので、紳士諸君は、是非。
沖縄中部に米兵たちからWhisper Alleyとよばれている通りがある。
ささやき小路とでも訳せばいいのかな。
ま、いわゆる「ちょんの間」です。
実際、この通りを歩くとイスに腰かけた夜の蝶たちがいろんなことをささやいてきます。
ささやきの内容は・・・恥ずかしくってとても書けません。
ピンク色のライトがなまめかしい異次元空間です。
いや、歩いただけですってば。
今年もスケートのシーズンがやってきた。
あずさ25号にゆられて3時間、長野の浅間スケート場へ行く。
駅弁は新宿駅構内の成城石井のベーグルサンドがおすすめで、ここのサーモンとクリームチーズはとってもワインがすすむ。
ほろ酔いで松本駅に到着すると、ひさしぶりの氷点下、俺の身体はすっかり沖縄仕様になっているので寒さが非常に堪える。
翌早朝のリンクはマイナス3℃、控え室から外に出るのが億劫だった。
氷点下の長野から帰ると、沖縄は夏のように思える。
実際、連日27度の夏日で、師走というのにクーラーを起動させたとのこと。
日本は広いなぁ。