今回の旅の最終目的地、ローマに到着
あっという間のひと月弱だったが、濃厚な日々の連続だった
2千年前にこれ作ったんか
ふえ〜 ため息しか出ない
裏側は修復作業中
フェンスの隙間に遺跡の破片が見える すぐそこに、世界遺産のかけらが!
手を伸ばそうとしたその瞬間、
「お〜〜い、タンロン、お前は馬鹿だぁ」という声が聞こえて来たので、やめておいた
(ドラゴンへの道!ノラミャオ!)
伝わりませんか、そうですよね。。。
ローマが一望できる丘に登って、古代ローマ人の生活に想いをはせる
同好の仲間が、詩を詠んでいた
なんて書いてあるのだろう
なんだGoogleレンズ、手書きでも対応できるじゃん
ジャニコロを好きなエルクが、世界中のひとたちが目にする場所で、とんでもない告白をしていた
2人が幸せになっているといいなぁ
衝動買いしてしまったチーズやハムやサラミを消化するために、今夜は宿メシだ
スーパーに買い出しへ
おーいダメだ君、そのスシやばい、ワカメと書いてあるぞ
久しぶりの生野菜が嬉しい
ハムやサラミは日本に持って帰りたいのだけれど、羽田空港でビーグル犬が俺の荷物の前でお座りしたら大変なことになる
大量の荷物の中には結構ヤバめのものが入っているからな
クスリとかじゃないですよ
それはワシントン条、ゲフンゲフン、いやなんでもないです
ふた晩で飲み散らかした酒ども
これほど飲みつづけた旅はいまだかつてない
止めるひとがいないって、怖いね
街に出て、カルボナーラ発祥の店を数軒ハシゴしましたが、舌が肥えたんでしょうか、あまり感動はなかったです
どのくらいのレベルのスパゲッティかというと、自由が丘にはあるけど蒲田にはない店、といったところでしょうか
それよりも次に来た時は、市場で魚介類を買って
見たことのない魚を捌いたり
あれこれ自分で料理をしてみたい
そのためにアパートを借りたいけど、小説家とかプログラマーにならないと生活できないなぁ
ローマの街中は、あちこちに、コンビニか、っていうくらいくらいに遺跡がころがっていました
ローマっ子は遺跡の中に住んでいるんだね
郊外へ行くとさらに凄くて、あの水道橋のアーチが築2千年の倉庫として現役で機能して使われていました
さて、そろそろ帰国の時間です
空港でレンタカーを返したら、バイトの若いあんちゃんが「かなり走りましたねー」
「ミラーのカバー取られちゃったし、ドアに擦り傷つけちゃってごめんね」
「ううん、こんなの普通ですよ、全然オッケー」
という感じで、さすがのイタリア対応、鷹揚な感じは良い意味で、ちょっと沖縄的でした
ごった返す搭乗口で、悲劇が起きた
ない。俺のiPadがない。イタリア初日に無くして、現地購入したiPadが、ないのである
あわててiPhoneで「探す」機能を使ってみると
なんとレンタカーの中だ ぐええ
座席の下にもぐり込んでしまったようだ
電話して店にキープしてもらうことも考えたけど、ここはローマ、かなりの確率でパクられる
次回の渡欧で確保してやろう
こうなったら飲むぞ やけ酒だ
免税店で買ったワインを機内で開ける、という暴挙
ええい、もう一本!
機内に持ち込んだ酒を飲む、という行為はほとんどの航空会社で禁止されているんだけど
中華系の航空機なんて、なんでもありだ
中国国内線ではタバコを吸っているCAを見たことがある
北京で乗り継ぎ、ラウンジで久しぶりに化学調味料のたっぷり効いた飯を食う
やっぱりこれはこれで美味いのぅ
盛り付けが汚くてすみません
最後の一枚のサラミ
この葉が散る時、俺の旅も終わるのですね
いつのまにか失神し、気がつけば羽田に到着していた、というお決まりのコースでした
現場からは以上です
追記)
日本に帰り、家人に怒られながら新しいiPadを買って、起動したところLINEの履歴が全て消去されてしまいました
何人もの友達のデータを失い、呆然としています
そして、前のiPadはイタリア中をあちこち旅しているようです
旅するiPad、今日はピサの斜塔のあたりにいるようですね
いつの日か、また再会できますように!