新大久保でネパ飲み

ドクターササ、一時帰国

何が食いたい？　寿司か、鰻か、てんぷらか、好きなものをお食べ

氏、たっての希望はなんとネパール料理

何でフィリピン帰りでネパール？と聞くと、昔のルームシェアの相手がネパール人で、よくおつまみを作ってくれて、それがたいそう美味かったとのこと

新大久保は韓国の植民地だと思っていたが、近頃はネパールが領土を広げつつあるとのこと

ネパールの地ビールとドブロクで乾杯

ビールはアサヒスーパドライのようにすっきりと

ドブロクはほんのりとラッシーの香りがしてなかなかに美味しい

メニューには見たことのない料理しか無いので、あてずっぽうにダヒプリを

ダヒプリってなんだろう、ネパールのたこ焼きかな？

箸でつまんでみたところ

中からいきなりピューっとヨーグルトが飛び出す

何だいきなりデザートじゃねえか、ヨーグルトで酒が飲めるか

まぁ、そいいうのも含めてネパ飲みは楽しいものだ

レストランの客で日本人は我々だけだった

久々にゴールデン街で飲むか！

と息巻いたが

ここはインバウンド客の観光地になっていて、ただでさえ狭い店なのに、大柄な白人どもが背中を丸めてグラスを舐めていた

新宿の聖地である区役所通りも、しょんべん横丁も、外国人観光客でうめつくされており、我々の居場所はなくなっていた

トー横キッズを横目にとぼとぼ歩く

さて、これからはどこで飲もうか

インバウンドの波が来ないうちに、飲んでおかねばならない街はどこか

大井町の夜に導かれて

大人は京成立石で飲んでいる

　　蒲田の真実

そうだ、西荻窪　行こう。

竹ノ塚の色気

飲み助として、ここらだけは死守せねばなるまい

下町散歩

入谷あたりをプラプラ歩く

下町の路地裏は植物が多い なぜだろう

謎の天ぷら屋

謎の喫茶店

いつの間にか浅草に着いた

風情のある蕎麦屋

焼肉 金楽

悪い社長たちが嗅覚だけで入っていく

これが大当たり! ハラミとホルモンが絶品です

七輪焼肉は久しぶり やっぱり炭火で焼く肉は美味いものですが煙がすごい

煙が目にしみているあきおくんは、このあとこの格好でイタリアに出張するそうだけど

機内の隣の人はご愁傷様です

六区のJRA近くの飲み屋はホッピー通りっていうんだね

前に来たときはオヤジどもが競馬中継見ながら馬券を握りしめて飲んでいたっけ

でも今は若者がいっぱいでなかなか席がとれない

前回のかね将もそうだったが、オヤジどもはいったいどこへ行ってしまったのだろう

鳥勝 かね将 再訪

仲間たちと立会川の名店、鳥勝を再訪した

立会川 鳥勝 五反田 かね将 - 帰ってきた特派員報告

相変わらず開店前から行列必至

額装したい、いや、掛け軸に表装したほうがいいかも

絶品のモツ煮　味噌味でも醤油味でもない、このお店のオリジナル味

野菜の甘みと牛モツのとろんとした脂で口の中が幸せで満たされる

東京三大煮込みである千住の大はし、月島の岸田屋、森下の山利喜に次ぐ位置にいると思う

月に数回通う常連のミツグ君おすすめ

味付けしない素焼きにガリガリと岩塩をミル

カシラとシロ　生ニンニクトッピングがアクセント

これが一本80円、神か

二次会はお決まりの五反田かね将

店内満員、でも大丈夫、外で飲みながら待つ

屋外で食べる名物トマト煮込みは本当に沁みる

今回は大サイズで、ガーリックパンを浸してみたら大当たり、あっという間に平らげました

30分ほどで店内に案内されます

いつもはオヤジどもの聖地なのだが、今日はなぜか若者でいっぱいだった

それもどっかのCMで見たことのあるモデルの美女たちや、イケメン俳優ばかり

マスコミ勤務のミツグ君がどこそこの事務所の忘年会だな、とクールに言っていたが、おれは目移りして仕方ない

おとぎの国に迷い込んでしまったのか

毎日がこんなんだったら、ちょっとくらいならぼったくられてもいいと思いました

目の前にいる圧倒的マイノリティーのオヤジ2人から焦点を外し、遠くの綺麗な人を眺めながら飲む酒はやっぱり美味かった

うちに帰ってこの話をしたら、娘にキモっ！と言われて凹んだ

それにしても情報量の多い店だ

モデルの皆さんごちそうさまでした

おかげで眼も腹も肥えました

世界のワイン上位3%の激安ワインを見つけてしまった

水産会社に勤務していた頃、田崎真也のワインスクールに通っていた

ワインスクールはスチュワーデス(CAという言葉はなかった)とか

大手町の総合商社や外資系金融がうじゃうじゃいて

スパークリングワインのことを「泡」と言ったり

オーパス・ワンを「オパス」とか呼んでいた

築地市場で朝からエビ剥きの修行していた俺は

こんな世界があったのか！と岩倉使節団みたいに打ちのめされて

ラギオール田崎スペシャルを買ったり

エチケットを保存したりして熱にうなされていました

たぶん狂っていたのでしょう 

でもまあオーパス・ワンがまだ一万円くらいで買えた時代だったので色々勉強になりました

が。

チリや南アフリカなどの新世界ワインが世の中に出始めると

なんだ、安くても旨いのいっぱいあるし

それによく考えたらあいつらみんな東京カレンダーじゃん

と言う気持ちわるさに気づき、いっきに熱が冷め、快癒しました

ということでそこそこ舌を鍛えた俺のおススメ

こないだ肉のハナマサで見つけた安旨ワイン

キングピン 758円! 

ちなみに赤は俺が全て買い占めましたので蒲田店の棚にはもう無いです

テンプラリーニョの果実味が重くてサングリアのように派手 

カベルネソーヴィニヨンのブレンドも良い

素性を調べてみたら、あの安旨大賞のムーチョマスを造ったフェリックス ソリスの会社だった

甘みもあるので、ホットワインもいいかもしれない

ワインに興味あるけどまだよくわかんないですー、みたいな肉のハナマサには絶対行かない東京カレンダー女子を騙すのにちょうどいいと思います

ちゃんとコルク栓ですしね

https://www.vivino.com/JP/ja/felix-solis-valdepenas-kingpin/w/7657778

↑Vivino評価も驚異の4.0↑

ということは世界中のワインの上位3%ですよ

なくなる前に急げ!

追

仲間からテンプラリーニョじゃなくてテンプラニーリョでは？

との指摘があり、ブドウの品種をタイプミスするなんて。。

さっそく馬脚を現しやがった

こんな奴の情報なんてあてになるものか　ああ恥ずかしい

峰屋の酒

らんまんの峰屋の酒は司牡丹がモデルとされています

美味しい酒ですね

ドラマでは腐造しちゃったけど、復活するといいなぁ

峰屋といえば、この人の朝ドラの相棒の有村架純は、聖子カットの春子(あまちゃん)で、みね子(ひよっこ)で、築山殿(どうする家康)と、もはやNHK組だ

来週はいよいよ南方熊楠も登場か!? と個人的に阪神優勝みたいに大盛り上がりしてます

(史実では会ってないですが)

ジョン万と熊楠は、俺が生きている間に大河ドラマ化してほしいものです

で、その司牡丹酒造からクラフトジンを販売しいるらしくて、その名も「マキノジン」

《マキノジン》誕生物語 牧野富太郎博士へのオマージュを込めたクラフトジン | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン

牧野富太郎の妻、寿衛から名前をとったスエコザサがメインボタニカルなんだって

これ飲みながら朝ドラ観たい!  飲んで観たい!

でもそれをやったら立派なアル中だ!

そして売り切れでどこにも売ってないんだよ

トホホ