
沖縄に空芯菜の季節がやってまいりました。
こちらでは「ウンチェバー」とか「エンサイ」とかよばれていて、スーパーでも非常にポピュラーな野菜です。
価格も1把どっさりで150円くらいなので、内地のお土産にしたいところですが、防疫上の理由で県外持ち出しは禁止されています。
沖縄での調理法は内地と変わりませんが、ときどきジューシー(雑炊)の具になったりもします。
炒めたときの食感がしゃきしゃきして、もうビールが止まらないからよしざるの夏の定番料理なのですが、先日、今まで経験したことのない、ものすごい空芯菜炒めをタイのバンコクで食しましたので報告いたします。
通常の炒め方とはまったく違う絶品の空芯菜は、なんと葉っぱの部分を捨てて、茎の部分だけを食べるのです。
確かに、茎と葉っぱは食感が違うし、葉がヌルヌルして嫌だという人もありますので、これはある意味で究極の空芯菜炒めといえましょう。
食してみまするとしゃきしゃき感の嵐が口中を暴れまくるのです。

空芯菜炒めというより、もはや空芯ソバ・・・
場所は、バンコク中心部アソークのスクンビットソイ20です。

アソーク駅から徒歩10分くらい
店の名前はジェーゴー(ゴーおばさんの意)といいます。
それにしてもゴーおばさんは、とんでもない調理法を思いついたものです。
身近にある食材も、ほんのちょっと工夫(茎を縦にせんぎりするだけのこと)をするとこんなにも変身してしまうものなのかと、料理の奥深さというものに戦慄するとともに、たったの200円でこういう究極の空芯菜が食べられるというバンコクに住む友人の環境がなんとも羨ましいことよ。
よし、今夜はゴーおばさんのやり方で作ってみよう。
葉っぱの部分は・・・小学校のウサギにでもあげるか。
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