帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

パリの焼菓子屋

2019-03-17 15:50:00 | ノンジャンル
何を今更であるが、よしざるは左党である。

よって普段は甘い物は好まない。

が、休肝日には血糖値が下がるので無性に甘味を欲することがある。

近くに行列の絶えない菓子屋があって、ちょっと気になっていたので覗いてみた。

日曜日だけど午前10時ならさすがに行列はできていなかった。

おフランス香る店先が2階の床屋の看板で見事に消臭


朝のオープン10分後なのに、いくつかの商品は品切れになっていた。

店内は小麦の焼ける香ばしい香りで充満し、この香りの中でコーヒー飲んだらさぞかし美味しいだろうなぁ、と思ったらやっぱりイートインもありました。
なんだ、酒もおいてるのか。菓子と酒、たまにはいいかもしれない。

ショーケースの中は、どんなかな。とカメラを向けると


おねえちゃんに撮影禁止。といわれました。はいすみません。

体言止めで何かをいわれたのは、広島のキャッチのあんちゃんの「にいさん、飲み屋」以来である。 

せめて、飲み屋?と語尾くらいは上げてほしかった。


クイニーアマンを試してみよう。


小麦粉・砂糖・バターの4:3:3という狂った割合が今の俺には相応しい。

焼き立ての温かいやつをザクッと。

カスタードクリームのようなバターの塊が猛烈な乳臭さを醸し出す。

とても甘いけど、しつこくない。後に残らない。

これは今まで食べた焼菓子の中で一番美味しいんじゃないかしら。

フランス万歳!ここはパリ?

包み紙をふと見ると


なぜか、ドイツ万歳!w

他のケーキ類もどれもこれも大人味で、こういうのが本場の味なのか、と食べログを見たらなんと評価3.9、本場よりおいしい、という口コミもあって、そういえば訪日観光客も「日本のレストランは世界中の本場の味が楽しめる」というからたぶんそういうレベルなのだろうな。

池袋の中華料理屋の味付けなんかは最早、中国人のためのものであり、客も中国人のほうが多かったりしますからね。


これから毎週、世界のグルメを紹介しますね。(しません)



大田区のパリはこちら

(目黒区でしたすんません)






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カップ沖縄そば 楚辺

2019-03-16 10:31:00 | 沖縄めし
多摩川をぷらぷら散歩。

ちょっと小腹がすいたので土手の脇のファミマに入ったらこんなんあってな。


楚辺は那覇の家の近所だったので開店当初から足繁く通ったものだった。

あっさりしてるけどコクが深くて。

最初は物静かで目立たないけど、次第に存在感を出してくる怖い子みたいな。

イートインで、久しぶりのごた~いめ~ん・・・



うっ!臭っさーーー

これ鰹だしちがうでしょ。

煮干しの頭と腹わただけで出汁とったんじゃないかっていう雑な仕事。
なぜこれを許すか、楚辺。


俺の頭の中の萬平が 「だめだっ!また失敗だ!」と叫ぶ。

すかさず福子が 「と、いう事は一歩進んだっちゅーことですね!?」とフォローするけれど

世良商事の世良さんが 「あかんて! こんなん売れるはずない!」とダメを出す。

脳内体育教師も竹刀を肩に

「どうした~?楚辺ぇ。創業10週年だかなんだか知らんがいい気になってんじゃねぇぞ。校庭10周してくるかぁ?」

とそれぞれがあれこれ言うのだった。


即席麺の発明から60数年、麺はそのへんの路面店より美味かったりするほど進化を遂げましたが、監修系のジャンルはまだまだ「画期的」な商品が生まれていないですね。

まあ、オリジナルを知る者をマーケティングの対象にしてはいないのだろうけど、少なくともこれ食った人は「沖縄へ行ったら楚辺を訪れてみたい」とは思わないだろうなぁ。





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