帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

市場買い出し

2016-12-30 17:30:00 | ノンジャンル
川崎南部市場へ、お正月食材の買い出し。

本土の魚市場に来るのは久しぶりだが、それにしても塩数の子一箱が1300円て!
祝い箸は16膳で70円、ダイソーより安い。
今日が最終日なので、市場全体がほとんど投げ売りムードになっている。
おせち食材が5000円以内で済んだ。

マグロやホタテやイクラなどの刺し身類は、水産会社で働く姪からおすそわけしてくれることになった。 ラッキー。


さあ、帰ったら大掃除をしながら数の子の塩抜きだ。





今年一年、お疲れ様でした。

良いお年を。





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イモーターン!とカニと猪と

2016-12-28 11:08:00 | つれづれ
寒い。

身体はすっかり沖縄に順応しているから、この歳になると、しんみりと冷える東京の冬はかなり辛い。
岡星から「外より寒い」と言わせしめるほどにすきま風ピューピューな実家の片隅で、背中を丸めながら酒を呑む。

itunesの100円映画にマッドマックス・フューリーロードがあったので、再鑑賞。
去年、ipadminiでこれを観てしまってとても後悔したから今度は大画面でリベンジだ。
2回めだからそう大して期待していなかったが、やはり凄かった。

これをリアルタイムで映画館で3Dで観ることが出来た人は、将来、自慢することができるだろう。

あらすじは「行って、帰ってきた」というものだけど。


次の日、テレビの番組で冬の味覚・越前カニ特集というものをやっていて、猛烈にカニを食したくなったところへ、タイミング良く長兄からずわい蟹2キロが届いて狂喜した。
繊維が太く、甘い汁をたっぷり含んだ脚の肉をむさぼり食った。

その翌日、イタリア料理紀行の番組を観て猛烈にカルボナーラが食べたくなったところに、次兄から自家製のイノシシ燻製(原木)が届いて乱舞した。
サイコロキャラメルくらいに大ぶりにカットして、フライパンでじっくり炙ったところにジワジワ滲み出てくる良い香りの脂。
これをスプーンで掬い取り、卵黄にまぶしながら泡立て器を使って、これでもか、というくらいウィスク。
こうすると生クリームが不要になるのです、って紀行番組でやってたのをパクってみたら、それはそれは想像を絶する美味しさだった。

今年は一人暮らしのコンビニ弁当が続いて疲弊し、広島の長期出張では猛烈に消耗したので、これらの食材とのタイムリーな出会いは、もしかしたら神様の贈り物かもしれない。

などとぼんやり思っていたところ、長兄の娘から「カニが届いたからおすそ分け」と、今度は甲羅つきの巨大なずわい蟹が4杯も来て、なんかここまでくるとちょっと怖くなってくる。

俺は、とうとうヴァルハラに来てしっまたのだろうか。







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セミチリとビニ弁と

2016-12-17 17:39:00 | 食い物
沖縄の人って蝉を食べるんだって?

と、何度か聞かれたことはありますが、食べません。

戦中・戦後の食糧難の頃に食べたらしいが、俺の周りに食べたことがある人はいないです。

アリストテレスは「すこぶるうまし」と言ってたそうだが、タイの屋台では並んでなかったなぁ。

どのような料理も必ず誰かがレシピを投稿しているクックパッドで調べてみたら・・・

ありました。 1件だけ。



そうかエビのような味なのか。

ネーミングもなかなかよろしい。

1件だけの料理って、なかなか見つからないんですよ。

今のところ「羊の脳みそのカレー」くらいしか見たことがない。

いつか試して報告する。




一人暮らしが長くなり、毎日コンビニ弁当ばかり食べている。

若い者共はコンビニ弁当のことを「ビニ弁」と呼称しているが、本当のビニ弁といえばこれだ。



ほちゃ握りともいう。

北大ヒグマ研究グループ、別名クマ研のメンバーでフィールドワークの際に弁当詰めるのを面倒くさがって、ヒグマの糞を入れるためのビニール袋に入れてきた奴がいて、「これは良いではないか!」と、それからグループの伝統になった。

何でだ。

20年以上前にベトナムで仕事をしていた頃、工場の女工さんたちはみんなこのスタイルだった。

洗う必要もないのでエコで合理的かもしれないが、俺の歳で公園でこれを喰っていたら間違いなくホームレスの人と思われるだろう。

うちのジジはルンペンと呼称していた。










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沖縄みそ汁のルーツは、まつや

2016-12-12 15:19:00 | 沖縄めし
飲んだ翌日、一番効く食べ物はなにか。

沖縄では「みそ汁」が一般的だ。

本土の「味噌汁」とはちょっと趣きを異にする濃厚な汁。

何度も自分で作ってはみたが、どうも今ひとつピンとこないので、みそ汁だけは外食と決めている。

深酒した翌日、前回失敗しただるまそばへ行ってみた。



ネットでみたら沖縄のみそ汁ランキング一位のお店。
そば屋なのに。

11時で店はほぼ満員。

券売機にはいろんなみそ汁バージョンがある。
みそ汁単品・みそ汁卵入り・みそ汁卵とフーチバ(よもぎ)入り・みそ汁ご飯つき・みそ汁稲荷付き・・・ああややこしい。

初めてのトッピング、迷ったときは全部のせ。

脳内で味の引き算補正はできるが、足し算はできない。




具材にはスパム・三枚肉・かまぼこ・よもぎ・豆腐・青菜・あとよくわからない焦がした豚の皮のような「謎肉」が入っていて、非常に美味。

しかし、これは完成形ではないようだ。


他の客をみると練り唐辛子をちゃぽちゃぽ入れている。

半分ほどノーマルを楽しんで、これを入れてみたら、ガラリと変わった。

石川県民のソウルフード「とり野菜味噌鍋」の味に近くなった。

そこで、卵を割ると再びマイルドになる。

みそ汁にフェーズがあってもいいじゃない。

美味しさの秘訣をお店の人に聞くような真似は俺にはできない。

しかし盟友ドゴーンMはそれができる漢だ。

答えは「味噌のブレンド」とのことだった。
どこの味噌かは教えてもらえなかった、っていや、そこまでは、さすがは元敏腕外資系コンサル、切り込みかたがはんぱない。




帰りのジャスコで、とり野菜みそを買った。



君はいったい鶏なのか野菜なのか味噌なのか

これからはおうちで沖縄のみそ汁が作れる。

まつやのサイトで調べてみると、とり=摂りで、
北前船の船員が野菜をたっぷり摂取できるように、まつやの創業者が考案した味噌とのことだった。



・・・はっ!

北前船って沖縄に来てるじゃないのさ!




もしかすると、「沖縄のみそ汁」は北前船の船員が置いていったまつやの味噌がルーツかもしれない。

まつやの味噌を溶いて適当な具材ぶち込んで食べてみた江戸時代の沖縄県民が

「これ、ええなぁ」
「ええねぇ」

みたいなべっぴんさん状態になったんじゃないかしら。
戦後にスパムを入れてみたら

「これも、ええなぁ」
「ええねぇ」

みたいに広まっていって。
ロマンがある。


この発見を沖縄の人に話してみた。

「ねぇ、沖縄のみそ汁ってさ、石川がルーツかもしれないよ!」

「へぇ」

ちょっと反応薄。。

家に帰って気付いたが、沖縄で石川といったら現在のうるま市(2005年に合併)のことだ。

次の日、もう一度、石川県が~と話したら

やっぱり「へぇ」だった。

もうお前とは口をきいてやらない。




だるまそば








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高齢者 島耕作

2016-12-08 12:04:00 | 本・マンガ・映画
マンガ喫茶へ行った。
本棚に島耕作コーナーなるものが設けられておって、そのなかに「学生島耕作」「ヤング島耕作」というのがあって若返っていた。

課長から会長までリアルタイムで進んでいったので、手詰まりになったのだろうか。

残す手はなんだろう。

「高校生 島耕作」
「中学生 島耕作」
「小学生 島耕作」

ときて、

「島耕作 バブー」
「島耕作 死んだらおどろいた」

で、作者とともに大団円というのはどうか。



帰ってきてテレビをつけたらクローズアップ現代で高齢者ドライバーの問題をとりあげていた。

80過ぎたおじいちゃんが電柱に車を擦ってしまい、家族に免許返納を勧められているが、70歳まで大型トラックドライバーだったおじいちゃんはそれを拒んでいる。

「俺は運転のプロなんだから大丈夫だって」

「そういうプロのお爺ちゃんでさえ車をぶつけた事が問題なのよ」

「・・・そういわれちゃ・・ぐうの音もでんわ」


車なしでは生活できない場所に住んでいるものにとっては切実な問題だ。

番組の最後にグラフのテロップが出た。






こっ!?   ・・・怖いよう。





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