いそいそと。
出張で沖縄へ。一泊2日で慌ただしい。
昨今はJALでも8000円くらいで行けるので沖縄は近くなった。
旧JALの頃は2万円くらいしていたのに、一体どういうわけだ。
株主優待券欲しさに無闇な投資をし、株を紙屑にして以来、LCCやスカイマークを使っていたが、料金がさほど変わらないのであれば悔しいけれどJAL選ぶわ。
いつのまにか機内wifi無料になってるしなぁ
那覇到着。前回同様、思っていたほど暑くはない。
モノレールで移動。
沖縄に住んでいた頃は気付かなかったんだけど、日本最西端の駅って那覇空港だったのね。
なんと最南端の駅はお隣の赤嶺駅。
日本の駅の最西端から最南端がたったの150円とは!
仕事をいそいそと済ませ、ジッジとバッバのアパートへ行く。
部屋に入るとソファーの上で、日本猿がゴリラの毛繕いをしておった。
よくよく見ると、人工関節の手術をしたバッバの膝をジッジがマッサージしていたのであった。
俺も仕事上、術後のリハビリは経験があるので
「もんでやろうか?」ときいたら
「あんたのは痛いからイヤ」と言われた。
・・・・まあ、いくつになっても仲の良いことは善き哉よきかな。
快気祝いに、俺の大好きな
担々亭へチャーハンを食べに行く。
以前にも報告したが、
ここのチャーハンは横浜中華街なんかよりよっぽど美味い。
残念なことに担々麺がたいして美味くないので、ここんちは本当に名前で損をしてると思う。
でも、食べログ評価がそれほど高くなくたって店はいつも混んでるし、「グリンピース抜きのチャーハンなど作りません」という紙が入り口に貼ってあったり、いまどき電話予約さえ出来ないという、
ウチは昔からこういうやりかたなんだよという客に迎合しないスタイルは、サービス過剰な都会から来ると清々しくさえ感じる。
本土では電車が1分遅れただけでも「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」って平謝りですからね。
食い物屋なんていうものは、もっと自分勝手でいいんじゃないだろうか。
「そだね~、ええと思う~」 と脳内のカー爺もそう言った。
さて、半分ほど食べたところで八宝菜の餡をかけて味変。
せっかくふわふわに仕上げた物に、ドロリッチな餡をかき混ぜて食す、その背徳感と罪悪感。
ま、味覚の嗜好が小学生並ということでしょうか
明日は早く帰るので、今のうちに沖縄食材の買い出しにスーパーかねひでへ。
沖縄で生まれ育ったうちのガキどもは、ポーク卵という栄養的にはどうかと思う食べ物が好きで週末によく作らされるのだが、本土はスパム缶が500円くらいするから訪沖した際に買いだめせねばならぬのだ。
我が家の定番はスパムの減塩タイプ。
340g 218円。安いのう。でもこれだと量が多くて1日では 使い切らんのよ。
190gの小さい缶がちょうどいいので探してみる。
おぉ、あったあった。
えっっっっっ!
ちいさいほうが高いの??
この訳のわからなさ。 これよ、この瞬間が沖縄よ。住んでる時にはわからなかった沖縄の魅力を再確認しました。
移住したての頃も目を白黒させることの連続でしたっけ。
玉屋の沖縄そばを食べて帰りたかったのだけれど、朝早い便だったので国内線ターミナル1階の隅っこにある空港食堂へ。
空港職員たちの御用達。3階のレストランと比べてだいたい半額で沖縄料理が食べられます。
うんまーーーーい!
新橋のとは雲泥の差だ!
といっても沖縄そばってそんなたいそうな食べ物ではなくて、ファストフード的なもんなんですけどね。
かといって、ターミナル3階の看板の「ファーストフード」というのもまた違うと思うんですが、細かいことはどうでもよろしい。
お土産はロイヤルの紅芋スイートポテトを選ぶのが通。
紅芋タルトとはちと違う滑らかな食感が素敵
だがしかし、駄菓子菓子。
本当の通人はこれを選ばねばならぬのではないか、というものを出発ロビーで発見し、買おうかどうか激しく悩み、腕組みをしつつ熟考したが、後ろ髪をひかれつつ、これは次回のお楽しみにとっておくことにした。
カレーなのに「沖縄そば風味」っていったいどうなってんだろう、、、、
羽田に着くと、外は氷雨。 傘がない。
空港で買うとちっちゃいビニール傘が一本700円。
そういう時は出発フロアの南のゴミ捨て場へ行きましょう。
傘は機内持ち込みができないので、これから出発するめんどくさがり屋どもが結構ないい傘を捨てていくのです。
ひひひ。内緒だよ。
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