沖縄はいよいよ梅雨入り。
ジメジメというより、全島岩盤浴状態ですね。
デスク上の書類が腕にはりついて波うっている今日この頃、不快指数をそっとやわらげてくれるのが「テッポウユリ」。
ちょっとした路地裏にひっそりと生えています。
こいつがけっこうたくましい花で、こんなところで野生化してたりなんかします。
この季節の沖縄旅行は非常にリーズナブルですよ。
東京からだと、航空運賃・ホテル代(ブセナリゾート!)・レンタカー代、全部込みでなんと5万円ですって。
ハイシーズンだと15万円はしますからね。
おととい沖縄に来た友人は来週もまたくるそうです。
インドネシア名物料理のバビグリン。
豚の丸焼きです。
皮がパリっとして、皮下脂肪も肉もとてもジューシーで食べ飽きない味。滞在中は毎日たべてました。
パラパラのライスと、血のソーセージと、なんだかわからない臓物がいっしょくたに盛られてだいたい150円くらいかな。
豚をよく食べる沖縄にもあればいいのに、って思ってたら。
ちゃぁんと家の近所にありました。
本土みやげに!・・・って、喜ばれるのかな?
それよりどうやって運ぼうか。
↓今、俺は猛烈に感動しているっ!!↓
奴等のしわざだろうか。
中学生の頃なぜか無性に遠くへ行きたくなって、ママチャリで熱海まで走ったことがある。
往復250キロ。日帰り。
童貞力とは恐ろしいものだ。
熱海駅前で土産に迷ったあげく、なぜかイルカの干物を買った。
尻を腫らしながら家路につき、家族に戦果を披露したが大不評だった。
男子中学生の行動は、よくわからない。
沖縄は今、クローバーが満開です。
公園でゴロンとすると気持ちいいですよね。
だから、こないだ映画「クローバーフィールド」を観たのだよ。
「クローバー畑」っていうから、ニューヨークが最初はちょっとひどいことになるけど、結局はみんなで力をあわせて復興した後に、泣いたり、笑ったり、けんかしたり、まるでワルツを踊るかのようなドリーミーなストーリイ展開になんだろ、みたいなこと思ったわけさ。
あれだ、ハチクロだ。ハチクロ。
みたことないけど。
素敵じゃないか。これだよ。今の俺にもっとも必要な、ほのぼの感だよ。
・・・って誰じゃい、こんな題名つけたのは!!
まったくもう、この映画、ブレアウィッチみたいに全編ハンドカメラで撮りやがるから、おじさんは冒頭の30分の映像だけで酔っ払ってしまっただよ。
んでもって、スターシップ・トゥルーパーの昆虫ウジャウジャに追われたり、ゴジラ(ハリウッド版)の尻尾をチラ見しかさせてくれなかったり、あとエイリアンみたいなのがね、いろいろと。
もうね、、、なんというか説明するのも腹立たしい厨房映画。
結局、誰も救われなかったし、観ていて肉体的に疲れた。
家に帰って一人でウドンを茹でてたら、悲しくなって泣きそうになったもの。
誰か、ちょうだい。 俺に、癒しを。
でもさぁ、たまにはハズレもあるよ。
これから先は「最高の人生の見つけ方」とか「ミスト」とか、よさげな映画が目白押しだから楽しみじゃあないか。
な、君だって、大好きなトム・ハンクスの新作には期待してんだろ。
などと、俺の脳中の先輩(50歳・お金持ち)が物事の良い面を耳元でささやき、ポンと肩をたたく。
で、ちょっとだけ落ちつく。
処世術を得る。
それは歳をとることにおいての数少ないメリットだ。
・・・狂ってんのかなぁ、俺。