帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

おっぱい

2015-08-02 15:45:00 | つれづれ
ある夜、テレビを観ていた時に、ふと窓をみたら口を半開きにした、阿呆のような顔の男がこっちを見ていて、よくみるとそれは窓に映った自分だった。

うちのガキどもを観察してみると、1時間以上テレビを見ると俺と同じ阿呆面になったので、さすがにこれはヤバイと思い、視聴制限をかけた。

テレビがなくなってすることがなく困りはてていた下の娘がどこからか「どうぶつ図鑑」をひっぱりだしてきて、毎日読み込んでいる。

ふむふむ、これは良い兆候だな、と思っていたら

「ねえ、知ってた? アリクイはゾウの仲間なのにアリンコばっかり食べてるんだよ」

「どうぶつのおとうさんは冬になるとおっぱいが出ます」

などと、どこから突っ込んでよいのかわからないようなネタを脳内で勝手に作り始めたものだから、これもこれでヤバイなぁと思い、連れて行きました、大哺乳類展。






上野の科学博物館から剥製と骨格標本を借りてきて展示してました。

入場料が異常に高額(大人1200円・未就学児も有料)なのと、「ぼくらのなかまたち」とポスターにあるのだから、最後くらいには人間の骨格標本を入れてほしかった点が残念だったけど、大人も子供も楽しめるよい企画でした。

今回のワタクシのお気に入りは




小指ほどの大きさなのに、哺乳類。
そのおっぱいを飲む赤ちゃんはどれだけ小さいんだろうか。

逆にクジラも同じ哺乳類なわけで、一日に飲むおっぱいの量が400リットルって、もはや乳業ですわ。脂肪分が多いので、1日でバターが40キロも作れます。


この展示会で考えさせられたのは、
鹿もシマウマも生まれてすぐに歩き出し、群れの一員になるしクジラもすぐに泳ぎだすのになぜ人間だけが、歩行するまで異常に長い時間を要し、育児も10年くらいはかかるのか、ということ。

幾つか文献をたどってみると、いろんなことがわかってきました。
それは霊長類の分化の過程にヒントがあって、チンパンジーが乱婚で、ゴリラはハーレムをつくり、人類は一夫一妻が多く、それは自分の排卵日が分かるかどうか、にかかっていて、それこそが「年がら年中が繁殖期」つうくらいセックスが楽しくて大好きな人間の不思議であり秘密であり・・・

ああ、知り得たこの秘密を誰かに話したい!

でも家人たちに変態扱いされそう!



あ、でも・・・

授乳の目的以外でおっぱいを吸うのは人間だけだそうですよ。

そもそも「Hする」のHってHENTAIの頭文字っていうじゃないですか。

ならば変態から生まれてきたのが我々というわけで。


あはははは、変態万歳!





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