ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

水仙

2015-02-27 12:15:46 | 日記・エッセイ・コラム
作業療法士、
いわゆるリハビリの先生に往診してもらう。

無骨な男性
あるいは逞しい中年おばさんを想像していたが、
なんとまあ、
華奢でキレイな女性療法士。

それまでの不安は一気に喜びへ。
もっと早く頼めばよかった。

時間は40分ほど。
主に脚と腰のストレッチ。

かなり硬くなっているので、はじめは怖々やっていた。
なにしろ人工の股関節が入っているので・・・・。

誠実な仕事ぶりに感心、感謝。

前日は頭を洗い
加齢臭など立たないようにあちこちコロンを振りかける。

「アア、クサイ! クサイ!」
この頃妻がやたらに言うものだから
自分のニオイが気になってしかたない。

治療が終わるとキッチンで妻を交えてのお喋り。

二人きりの暮らしにほんの一瞬だが
水仙の花が匂う。

     春月を仰ぎ出かける用もなし

尻まくり

2015-02-25 12:19:18 | 日記・エッセイ・コラム
政治家というのは何故こうも金にまみれるのだろうか?
あとからあとから続く金銭にからむスキャンダル。
企業献金然り。政務調査費然り。

「清貧」という言葉や精神は彼らには通じないのだろうか。
国民の末端ではこどもを学校に通わせることさえ困難な現状。

「二万円の子育て支援特別支給----」
毎月かと思ったら年に一度限りの特別支給。
裕福層も貧困層も一律に。
またもやバラマキ。
いったいどれほどの足しになるというのだろうか。

政治家たちの金銭感覚を疑う。

多くの国民がひっ迫しているというのに
政治家にはザクザクと金が集まってくる。
いや、金に群がっていくと言った方が正しいのだろう。

「法的にはなんら問題ないが道義的に返済した-----」
詭弁が彼らの逃げ口上である。

万引き常習犯の諸君、
見つかったら「お金払えばいいんだろ」と尻を捲るがいい。

性懲りもなく繰り返されるのは 
おらが町の大先生としてまつり上げては
再び当選させてしまう支持者らのレベルの低さに原因がある。

凄いのがやってくる

2015-02-09 16:46:07 | 日記・エッセイ・コラム
このごろ風が恐ろしい。

突如、竜巻と化して襲いかかる。

昨夜(2時頃)も凄いのがやってきて
轟音とともに家屋を揺るがす。
間隔をおいて波のように幾度も幾度も押し寄せてくる。

1年前は古いナツメとモミの大木が倒され、
屋根瓦も何枚か吹き飛ばされた。

ジェット機がかすめ飛ぶような凄まじい音に身がすくむ。

うつくしい水と緑のうるわしの島ジパングは
21世紀ついに
熱帯性の荒々しい気象におおわれる。

今日は月曜休館日。
久しぶりにラーメンを食べに隣町に出る。
味噌ラーメン、なかなか美味。
帰りにはコッペパンを買う。

   冬牡丹この世の彩を独り占め


数の美学

2015-02-05 14:46:10 | 日記・エッセイ・コラム
0から9までの数字には
それぞれ存在感と美しさが有る。

特に3を使った用語は圧倒的に多い。
 三顧の礼 孟母三遷 三文の得 三十六計不如遁 三角関係 
 三途の川 三寸舌 三千世界 三足鴉 仏の顔も三度 
 三人集まれば文殊の知恵 三々五々----etc。

わたしの愛車ボルボのナンバーは 333。
軽自動車のナンバーは 222 である。

3桁のバランスが好きで申し込んで手に入れた。

4桁では騒がしく 2桁あるいは1桁ではバランスが悪い。

人間関係も然り。
一人でいるのは寂しいし
二人きりは緊張感が生じて疲れる。
4人だと騒々しくてまとまらない。
3人がいい。

適度な息抜きがあってバランスが長くつづく。