今日は月曜休館日。
日光翆園にて中華ランチを摂る。
霧降と言われるだけあって
にび色の雲が重く垂れて霧雨状態。
街中にはちらほらと人影もまばらで
世界遺産の日光は静かにもやっている。
姫ロクサーヌがいよいよ呆けてきた。
アー、アー、アー、一日中泣き喚いている。
ときには悲しく
ときにはヒステリックに。
もう19歳になるので覚悟はしているが
自分で自分をコントロールできないまま
極端に呆けてしまうのは何んとも憐れである。
しかも傍にいて何もしてやれないもどかしさ。
天王祭の準備がはじまった。
このおはやしの音に誘われて
本格的な夏がやってくる。
一年の速いこと早いこと。
稲光少女に潜む夜叉の影