ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

流されて

2015-04-24 09:49:48 | 日記・エッセイ・コラム
竹の子を奈良漬の粕に漬けてみた。

これがまあ!見事に美味しい。
早速 竹の子の主に教えてやる。

今朝は早くから職人が入ってトタン屋根の塗装。
未だ塗り替えたばかりと思っていたが
親方が言うことにはもう十年も過ぎたそうだ。

一昨日は東京から従弟夫妻が訪ねてきて
八年ぶりだと言う。

猛烈なスピードで流れていく時間の帯に
流されていくだけの人生。

腰痛などに悩まされながら
オレは一体なにをやっているのだ。

昨年 
鳴き比べしたウグイスが今年もやってきて私を探している。
----庭の木々を鳴き渡りながら私を探している。

新緑や午を待てずにむすび食ぶ

摂理

2015-04-18 21:37:28 | 日記・エッセイ・コラム
散ったさくらの花を惜しむ間もなく、
今日は葉桜がきらきらと目に眩しい。

一つ失ってもまた一つ新しいものが生れる。

失ったからといつまでも嘆くことはない。
人の別離も然り。
必ずや何処からか新しい誰かが現われて
勇気づけられるものだ。

宇宙は全体として増えもしなければ減りもしない。
常に一定の状態を保っている。

悲しみで地球が沈んでしまうことはない。
喜びで地球が爆発してしまうこともない。
いつでもバランスが保たれている。

かなしいことがあればその内嬉しい事もある。
嬉しい事があればその内悲しい事がある。

自然の大きな摂理におだやかに身をゆだねよう。

初ものの竹の子を頂く。
早速 わさび醤油で食べる。
埼玉からの素敵なご夫婦にもご馳走する。
たいへん喜んでくれた。
初ものをたべると寿命が三年延びると言われている。
一昨日は初ガツオをたべたので
六年の寿命が延びたことになる。
だが待てよ、
その寿命とはいつからのこと?

     憂愁の空を切り裂く雨つばめ

エイプリルフール

2015-04-01 13:01:17 | 日記・エッセイ・コラム
水仙の花を頂いた。
よく見ると三種類あるようだ。

昔の水仙はシンプルで清楚な装いであったが
この頃のものは改良が加えられて
結構豪華な洋花の雰囲気を呈している。

さて、
今更言うほどのことでもないが
外来もののパワーに押しまくられて
日本は多くの分野で無国籍化している。

「世界は一つ」の理想を考えるなら
あながち悪い事ばかりではないが
せめて伝統や文化あるいは言語などは大切にしたいものだ。

英会話が堪能になることに異存はない。
しかし母国の伝統文化をきちんと理解できていなければ
恥ずかしいことである。

真の国際化というのは
そうしたことをベースに進めていくことであろうと思う。

今日はエイプリルフール-----これも外来のもの。

年に一度だけのウソだから許されるもので
今の政治家のように年がら年中ウソをついていたのでは
その信頼性はオオカミ少年にも劣る。

   えいぷりるふーる泣いて一件落着ぞ