人生の大先輩の打った蕎麦を頂いた。
するする食べてしまうのが申し訳ないような気がして
新そばの香りをしっかり味わいながら戴く。
鎌倉からの疲れが残っていたり
招待された展示会に満足できなかったり
駐車場で他人の車を擦ってしまったり
このところ気分が不安定であったが
大先輩の思いを味わっているうちに
なにかしらすうっと気分が穏やかになってきた。
アップ・ダウンがあって とかく心とは厄介。
自分自身でコントロールできるようなものではないが
一面ではちょっとした好意や善意や優しさにも
敏感に感応し
幸福感につつまれたりもする。
だからこそ善意や優しさがあふれている環境に
常に身を置くことが大切。
ぼくが今担当している仕事を手伝ってくれるという
電話を頂いた。
ずっとプレッシャーになっていたので
とてもありがたい好意。
新蕎麦のそば湯は遠き乳のいろ