ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

人間、こんなもの

2010-01-08 12:03:22 | 日記・エッセイ・コラム

知りあいの料理屋で
御節を作ってもらってから
早や8日が経った。

一年の計も未だ立たぬまま
初夢には怖い幽霊があらわれて
ぼくを土中に引きずり込む。
その幽霊の顔に見覚えがあるのだが
夢からさめるとどうしても思い出せない。
ぼくはいつも眠りが浅いので
よく夢をみるが
たいがいは怖い夢。
やはりこの世のどこかには
怖いところがあるのだろうか。

ゆうべは 
元やしおロータリークラブの仲間が集まって新年会。
皆 還暦を過ぎているというのに
ステーキの朴葉焼きを食べながら
わいわいきゃあきゃあ
とりとめのない話に夜が更ける。

いっしょに騒ぎながら
・・・・・人間、こんなものだろうねえ
ちょっぴりさめている。

     
破魔矢受くおんな俄かに華やぎぬ


へそ曲がりのじーじ

2010-01-05 16:04:12 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、家の中で躓き転んだ。
幸い骨折にはいたらないが、
右手の痛みがひどく一晩中眠れなかった。
とうとう年寄りの仲間入りか・・・・・・・

わが家は建て付けが古く
あちこち段差があって危ない。
普段充分に注意しているつもりでも
アクシデントは起きるもの。

戴いた年賀状、
ひとりひとりの顔を思い浮かべながら読む。
健康と家内安全を祈りながら読む。

この頃、自宅で年賀状が作れるようになって
子どもや孫たちの写真入が多くなってきたようだ。
そういうのはちらっと見ただけで重ねてしまう。
孫が可愛いのはご当人だけのことで
他人はひとの孫などちっとも可愛いと思わない。
そんなものは離れている親族らに出すものであって、
他人にとっては嬉しくもなんともない。

心当たりのある方、よくよくお考えあれ。

世界の大きな変動の中で
日本は何処に向かうのだろうか?
自分で自分の生き方を見つけられるひとは良いが
現実はそうでないひとの方が断然多い。
そのひとたちにはどのような手が差し伸べられるのだろうか。
自殺者が3万人を越える・・・
こんな経済大国が他にあるだろうか。

島根から餅が送られてきた。
さっそく雑煮として戴いたが
伸びがあって腰が強く、まさに杵で搗いた餅である。

    
 何も言はず何も思はず鏡餅