ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

美人薄命

2017-01-22 13:04:30 | 日記・エッセイ・コラム
チイが猫白血病と診断される。

20頭に1頭の感染率。
猫エイズと共に根治する治療法がなく
3年以内に80パーセントが死亡すると言われている怖い病気。

生まれて1年にも満たない仔猫が今、病と闘っている。
既に5日間何も食べていない。

これまでにも大勢の猫たちとの関わりがあったが
自分から私の膝に飛び乗ってきたのは
この子がはじめて。
賢く知恵のある仔猫と思っていたがやはり他の猫とは違っていた。

ふらふら立ち上がって水を舐めている。
熱があるのだろう。
-----がんばれ! チイ。

        真っ先に八百屋に揃う春の彩

自重自戒

2017-01-10 13:35:38 | 日記・エッセイ・コラム
鍼灸師の勧めで主食の白米を玄米に替える。

小豆を少々混ぜてたべる。

玄米は食べる抗がん剤と言われているそうで、
よく噛んでたべると唾液の分泌が盛んになり胃腸にも良さそうだ。

術後の抗がん剤は使わないよう医師に頼んでおいたので、
せめて玄米だけでもちゃんと食べようと思う。
ガンも生活習慣病の一つ、つまり贅沢がその原因だと鍼灸師は言う。

元来わたしは肉が大好き。
コックが帰ったあと深夜の調理場でステ‐キを焼いて食べることも度々あった。
ウエストは85センチにもなり誠に見苦しいスタイルであった。
ついには尿酸値が上がり結石のため何度も病院に運び込まれた。

現在は十分に気をつけているが、
何かしらひどい目に遇わないと人間は自重しないのかも。


     二つでも七日粥とは芹大根

謹賀新年

2017-01-05 13:19:51 | 日記・エッセイ・コラム
あけましておめでとうございます。
穏やかな一年でありますように。

台所に立って足腰に負担をかけないよう 
お取り寄せの御節で三が日を過ごす。
京都祇園の料亭「岩元」の料理。
割合と味がしっかりしており
これなら関東人の舌にも受け入れられそうだ。

昨夜は牡蠣鍋。
暮れに日本海からとどいたもの。
太平洋沿岸のカキと比べて淡白な味は食後も腹にやさしい。

鍋は白菜キムチをベ-スにして
豚ロ-ス・ニラ・水菜・豆腐と一緒に食べる。
仕上げはうどん。

今日はチイちゃんの避妊手術。
可哀そうだけれども放っておいて増やしてしまったら 
不幸な猫たちを作ってしまうことになる。

さて、同人誌の締め切り日が迫っている。
二編用意しているが何度も推敲を重ねいまだ満足できないでいる。

一通の手紙にも細やかな配慮が必要なように
詩や俳句などの短詩には推敲こそ重要な作業である。
たった一行の油断 あるいは不適切な助詞の一語で駄作に陥ってしまうこともある。
すんなり口から出た言葉がよろしいという詩人も居るが
それは天才詩人の言うセリフ。
我々凡人が推敲を疎かにしたらその作品は間違いなく凡作である。


      膨れゐる成人の日の献血車