例年になく寒さが厳しく
隙間だらけの古いわが家は外の温度と変わりない。
ずっと抵抗してきた石油ストーヴをついに入れることになった。
部屋の中でコートを着たまま凍死ではもの笑いになるから。
春だ!いっきに春がやって来た!
ぽかぽか暖かく、
コートもマフラーもさようなら。
ストーヴの前で気分はすっかり春うらら
こんなに快適ならもっとはやく入れておけば・・・・・
固まっていた感性がゆるんで
今日は面白い詩が一編生まれた。
尤も、面白いと思うのは当人だけのことで
誰かに読ませたら「またまた暗い詩を・・・」 と
眉をしかめるにちがいない。
そう、私は自分を「陰翳の詩人?」 と呼んでいる。
-----------ほとんど冗談、ちょっぴり本気
幸せいっぱいの明るい詩はどうしても思い浮かばない。
私は私以外の何ものにもなれず
私の詩は私そのものである。
風光る雲なほ光る峰の上