イヴ
痛ツ!
鬱な夜の胸に
するどい爪が刺さり
バラ星雲のように
黒い血が滲む
獣は喉をならし
鯵を一匹食べたばかりの
生ぐさい息に
いちめんの闇が濃密になる
ぼくは奴の影に押し倒される
拾われたことをすっかり忘れたか
押し倒されながら
喰われる気分
喰われながら奴の下で叫ぶ
おお、イヴ!
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感謝
2012年もとうとう終わります。
拙い内容にも拘わらず一年間
ブログへのご訪問
ありがとうございました。
来年は
もっと明るく楽しいことを紹介したいと
考えています。
どうぞ宜しくお願いします。
素敵な年をお迎え下さい。