ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

自由が丘モンブラン

2014-10-25 18:33:40 | 日記・エッセイ・コラム
ロクサーヌ姫に今日から 
おむつ を着ける。

うしろから見ると
モンローウオークのようで 
なかなか可愛い!

100歳・・・もう少し生きてくれ。


自由が丘モンブランの菓子を土産に頂く。

東横線自由が丘駅前の洋菓子店。
入口には沢山のケーキが並び
奥に進むと東郷青児の大きな絵画が目に入る。

時代は昭和38・9年。
ショートケーキを頬張り
紅茶をすする女性たちのなんと魅力的なことか。

田舎学生が最初に受けたカルチャーショックであった。

以来今日まで 
ケーキはショートケーキと決めている。


       金粉めきて霜を化粧に八つ手の葉

はやとうり

2014-10-19 14:54:18 | 日記・エッセイ・コラム
ちゃよーて(隼人瓜)を頂く。

中南米原産のウリ科。
大正初期に鹿児島に入ってくる。
薄緑色のきれいな野菜。

生のままちょっと齧ってみると冬瓜のような食感。

とろみをつけて中華風スープに仕立てる。
これがまあ見事に旨い!
初めて手にする食材とは思えない。

出勤してきた学芸員にもご馳走する。

もう一品はゴマ油と醤油できんぴら風に炒める。
こちらもよく仕上がって
上品でクセがなく、扱いやすい野菜である。



     菊膾さきの法話は忘れけり

ざくろ

2014-10-18 12:21:46 | 日記・エッセイ・コラム
  ">甘柿とざくろを貰う。

手のひらのざくろをじっと見つめていると
「自然は偉大な芸術家」
という言葉に納得させられる。

赤黒色の
ところどころ錆び色の入った表面。
その割れ目からこぼれんばかりのルビーの粒粒。

わたしが画家だったら
さっそくキャンバスに向かうだろう。
陶工だったら土をこねるだろう。

鼻をよせると甘酸っぱい香り。
鬼子母神との謂われが頭をよぎる。


    夜遊びの蚯蚓でありぬ雨上がり
>

十三夜

2014-10-07 12:47:59 | 日記・エッセイ・コラム

鍼灸院に通うための軽自動車を買う。

今のボルボでは大きすぎて
狭い小道のカーブで脱輪してしまった。
(いつも注意していたが・・・)
スピードを出していたら田んぼの中へ真っ逆さまだった。

車屋さんに電話すると
丁度今 中古の手ごろなのが有るという。
・・・・四輪駆動のターボ付きだ。
週に一度鍼に通うだけの足。
中古の軽自動車にこんなの有り!?

ゆうべは十三夜。
台風一過さわやかな月であった。
あばた面も離れて見ればこんなに美しい。
人間もそう。
付き過ぎてはいけない。絶妙な距離。


こんにちは清麻呂さん

2014-10-05 13:18:39 | 日記・エッセイ・コラム

われわれ和気一族の大祖
「和気清麻呂を訪ねて」という内容で
来年3月に旅行を企画している。

わが故郷塩谷町には和気の姓が密集している。
これは全国でもこの地域だけ。

清麻呂の生誕地を参拝し
和気一族の健勝と繁栄を祈願しようと
それぞれ声掛け合って定員35名。
バスをチャーターし
岡山県和気郡和気町の和気神社と
京都高尾山神護寺への二泊三日の旅行。

関東地方の最北端
高原山の山麓に住む清麻呂の末えい達が
こぞって行列。
1300年の時を越えて
なんともユーモラスで楽しい旅行になりそうだ。

      釜めしを土産に台風十八号