イマジン

”さあ　想像してごらん　世界は一つになるんだと”

ラジオ深夜放送で「イマジン」を聴く。
平和を願ったジョン・レノンの歌。

終戦から七十年、
戦争を知らない人たちが政財界のリーダーとして君臨している。
彼らの言動は即社会や国家の未来に影響を及ぼし、
このごろ何やらキナ臭い。

イマジン----つまり想像力の欠如が気になる。

物質文明の限界・戦争の悲惨さ・貧しい人たちの悲しみに
想いがいかない。

　　進歩とはなんぞや。発展とはなんぞや。幸福とは。

もう少し想像力を働かせたなら
世の中はもっと平和で明るくなるだろうに----。

想像力の欠如は
すべてを想定外として片付けてしまい責任をとらない。

右脳と左脳のバランス感覚に
問題があるリーダーが増えており
日本の行く末に不安が生じている。

３・１１によせて

あの日のあの激震は4年経った今でもぞっとする。

小学生の時、
今市地震という直下型の大きな地震があったが、
比較にならない。

「地震・雷・火事・おやじ」
怖いもの順だがまさに地震大国日本の宿命。

福島では地震に加えて
津波　原発事故の三重苦を背負わされ
未だに復興がままならない。

完全に遮蔽されているはずの高濃度の放射能が
海に漏れている。
使用済み核燃料の最終処分もままならない。

ままならないことばかりの原発を
国はさらに推進しようとしている。

原発に依存しているかぎりは
代替エネルギーの開発は遅滞することだろう。

具体的な期限をきって原発から手を引くという
国民全体のコンセンサスが必要だ。
このままエスカレートしていったら
同時多発事故などにより
フクシマ以上の災害を被ることだって有りえる。

米軍基地の問題発言から今度は
クリミヤまで出かけて　鳩ポッポのパフォーマンス。
頭の中はどういう作りになっているのだろうか。

二足歩行

家の中で転んだ。
用心しながらも一瞬の油断。
右わき腹と左手の親指の打撲。

幸い骨折には至らなかったが
親指は紫色に膨れ上がり、　
わき腹は寝返り打つことが出来ない。

でも医者には行かない。
市販の湿布薬を貼る。

痛みに堪えながら
今更ながら二足歩行の凄さに思いを巡らせている。

物心付いたときから二本脚で走り回っていたので
二足歩行の凄さについてなど考えてもみなかった。

しかし脚が弱るほど
あるいは今回のように転んだりすると
二本の脚で立っていられることが
いかに凄い事なのか思い知らされる。

助走してサッカーボールを蹴るアシモ君。
すごいなあ！

たとえ指一本でも
もともと持たされてきたものに感謝しよう。
そして大切にしよう。
壊れたり失ってから気づく前に。

昨日は土産三昧。
和気神社（岡山県）のご幣束・きびだんご・ままかりの酢漬けなど
わがルーツの嬉しいものばかり頂いた。春はすぐそこまで。

　　　　　徘徊のみみずへ春の夜風かな