ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

一陽来復

2015-12-29 13:17:20 | 日記・エッセイ・コラム
なにはともあれ歳晩を迎え、
日韓の慰安婦問題に決着の兆しが見えたことは良かった!

既に戦後70年、
互いに意地を張ることなく
共に歩みより
新しい時代を築いていくことが大事だ。
(日韓の分断を狙っている国や思想もあることだし)

さて今年も一年間
拙い私のブログを訪ねていただきありがとうございました。

皆様が素敵な年を迎えられますようお祈り申し上げます。


       雪虫を追う子のあとを追いかける

私の10大ニュース

2015-12-20 12:13:10 | 日記・エッセイ・コラム
    >2015年を振り返って はて私の10大ニュースは・・・・・。

1、愛猫との死別
    黒猫ロクサーヌと白猫シロタンが続けざまに死去。共に22歳の大往生。

2、叔父の教え子が来館。
    大阪旭高校卒業生女子7名。還暦祝いを兼ねて。

3、公益財団法人の立ち入り監査。
    認可後初めての監査。丁寧な指導を受ける。

4、転倒による骨折。
    自宅で転倒。肋骨と親指を骨折。自力で起き上がれないので隣りのオカミサンを呼ぶ。

5、みかん30個収穫。
    庭木に植えた蜜柑の木が見事に実る。
    ジュースにして飲むとフレッシュでホテルのものより美味。

6、食卓便の導入。
    立ち仕事など台所役務の簡素化。

7、借地を購入。
    屋敷の一部になっていて、約60年懸案であった借地を購入する。

8、リハビリの出前出張。
    毎週木曜日、看護師さんが自宅に来てくれる。

9、詩誌「禾」に参加。
    井の中から一歩外へ。ささやかな他流試合とも。

10、ロータリークラブから退会。
    約20年、会長も二回やったので後悔はない。
    団体行動にはそれなりの気力と体力が不可欠。

      以上、何やら小じんまりとしたニュースではあるが。



     庭すずめ冬至南瓜のおすそ分け

ぽえむ

2015-12-16 10:34:20 | 日記・エッセイ・コラム
    

           このごろ

     めぐすりを点しながらわたしはわたしに訊ねる 
     おまえはいったい何をしているのか

      「・・・・・」

     わたしは応えられないでいる

     おまえは生きているのか死んでいるのか 

      「・・・・・・」

     めぐすりに目玉がおぼれる

     わたしはわたしに愛想尽かしている

時雨

2015-12-11 12:48:28 | 日記・エッセイ・コラム
皮肉にも
永生きするほど別れが多くなってくる。

歳の順なら納得もしようが
私よりも若い人が亡くなるのはなんとも切ない。

さっさと行ってしまい向うの方が楽しそうだ。

ロクサーヌ同様シロタンも出前火葬。

焼却炉を備えたワゴン車が自宅まで来てくれる。
ロクと同じようにママのバンダナを巻いて送りだす。

一連の丁寧な対応に感心させられる。
ペットというよりも家族の一員。
ねんごろに弔ってくれるのはありがたい。

小さな卓に小さな壷が二つ仲良く並ぶ。

   
     しぐるるや猫のむくろの軽きこと

さようならシロタン

2015-12-09 11:42:11 | 日記・エッセイ・コラム
">">午前11時。シロタンが死んだ。

 ママに拾われて22年間しあわせだったよね シロタン。
   天国でまたいいひとに出逢えるといいね。

ロクサーヌが死んで3か月、とうとうふたりとも居なくなってしまった。
でもママに看取られて息を引きとったのが せめてもの救い。

   シロタン、おつかれさま。ありがとう!



近頃、死んでいく者たちにかすかな妬心を覚える。

自分だけが独り取り残されたような一抹の寂しさ。

親しいひとからの喪中の手紙や続く飼い猫たちの葬送に
さようならとこちら側で見送る寂しさ。

すべての苦悩や因縁から開放されて 
さっさと旅立っていく者たちよ。

なんだかとても せんちめんたるじーじ

いやいや、ウツなどにとりつかれては大変!

豚丼を作りその大盛りをたべる。
コーヒーのブラックを呷る。
詩を一編書いて胸の奥の澱を吐きだす。