ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

人類の存亡

2017-02-09 14:23:49 | 日記・エッセイ・コラム
総ては大衆の気を引くためのパフォーマンスかと思っていた。

もし仮に大統領になってしまっても実際は
現実路線を進むだろうと思っていた。

ところが何やら不気味な様相を呈してきた。

ワンマンさを超えて独裁者の色を濃くし
ヒトラーのような恐怖政治を思い浮かべてしまう。

反対する者は片っ端から粛清する。

超大国アメリカがもし 
そのような方向に進んでいったらそら恐ろしいことだ。

ナチスの横暴を止められなかったように-------。

一国の存亡はリーダー次第。
今や人類の存亡はリーダーの資質にかかっていると言っても過言ではない。
      
      
          涅槃西風漢の声にすくみたる

キンカンに寄せて

2017-02-07 22:52:59 | 日記・エッセイ・コラム
風邪に最適と言われるキンカンをたべる。

改良を重ねたのだろう。
昔と比べると随分甘く大きくなった。

伊豆を旅した時
あちこちの家で柑橘類が実っているのを羨ましく思った。
そのことを瀬戸内海で蜜柑を作っている友人に話すと 
柿が真っ赤に実っている栃木県を羨ましく思っていたという。

-----となりの芝生だ。

他と比較することが不幸のはじまり。
人は人 我は我   
我が道を行く

ところで家庭の常備薬として人気があったあの「キンカン」は
どうなっているだろうか。虫刺されの特効薬。
〽キンカン塗ってまた塗って---というコマーシャルソングは
(カステラ一番 電話は二番 三時のおやつは文明堂~)と共に
頭の隅に今もインプットされている。藤村洸作詞・服部正作曲 歌は雪村いずみ。
昭和30年代であった。

キンカンをたべながら ふとこんなことを。


        立春の街マヌカンの信号待ち

シンプル・イズ・ベスト

2017-02-02 12:43:58 | 日記・エッセイ・コラム
里芋(孫芋)を皮ごと茹でて醤油でたべる。

つるんと剥ける白い肌に
博多人形の艶やかな肌を思い浮かべる。

----シンプル・イズ・ベスト  
あれこれ芸術的に手を加えた料理も魅力あるが 
何も足さない 何も加えない素材そのものをシンプルに食べるのも亦魅力的だ。


最近、主食を白米から玄米に替えた。
これがまあ、予想に反して美味い! 
硬いので必然的によく噛んで食べるため
玄米の芳ばしさが広がってあまりおかずを必要としない。

畢竟、ふりかけだけで一食を済ませることも多い。
お蔭でお通じも改善されている。

----であっても 
たまには穴子のてんぷらや江戸前の握り鮨や
ミデアムレアーのビフテキを食べたいと思う時もあり 
まだまだ達観の境地にはほど遠い。

   
      ピーナツの二つ三つ四つ鬼やらひ

春兆す

2017-02-01 13:34:15 | 日記・エッセイ・コラム
チイが退院した。

猫白血病が発症し暫く入院していたが
だいぶ元気になって、ほっとした。

但しこの病は根治する治療法がないので
いつまたダウンするかわからない。

なんの因果か 
時限爆弾を抱えた猫と暮らすことになるとは------


昨夜はアンコウ鍋。
二人きりで柚子ポンでたべる。

かつて水戸の専門店でたべたよりもわが家のほうがずっと旨い。

但し肝心の肝だけは好きになれない。
まるで粘土のようなあの ねっとり感とまったり感はいただけない。
------フォアグラは更に嫌い!


      暗黒を出逢い求めて鮟鱇よ