ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

世界は驚きに満ちているという話

2013-02-25 12:41:13 | 日記・エッセイ・コラム

親友(詩人)のHPに次のような記事が載っていた。

 「米国とフランスの研究チームが 
 地球から40光年離れた場所で 
 地球の約2倍の大きさであるダイヤモンドで出来た
 惑星を発見した。
 かに座55番A系の5個の星のうち
 4番目に発見された星。
 かに座55番星が炭素を多く含む恒星であり 
 〈かに座55番e〉は
 内部にダイヤモンドで出来た層を持つと
 考えられている。
 ダイヤモンドの全量は質量の1/3を占めており 
 これは地球の3倍もの質量に達する。
 -----世界は驚きに満ちています!」 と。

40光年なら
船一杯にダイヤモンドを積んで
還ってこられる距離。

オーシャンと11人の仲間たちも
桃太郎も
海底をさらう金塊探し屋も飛びつく話。

10キャラ程度のミニダイヤに
眼がくらむ宮さんにも教えてやりたい。

いやいや、
すでに密かに狙っている抜け目ない輩が
どこかに居るかも・・・・・・。
それにしても宇宙は凄い!!

地球の常識が崩れていく。


パレード

2013-02-18 14:48:00 | 日記・エッセイ・コラム

宇都宮市制60(?)周年のとき。
大通りを県庁広場までパレードがあった。

先頭は地元中学生たちの鼓笛隊。
つづいて自衛隊の吹奏楽団が
ラデッキー行進曲を演奏しながらゆっくりと進む。

そのあと車2台分くらいの間隔があり 
キャデラックのオープンカーに立ち上がり
市長さんが手を振る。
さらに10台ほどの車がつづき 
それぞれにお偉い人たちが手を振っている。

沿道は小旗と群衆の大歓声。
丁度ロンドンオリンピックの凱旋パレードのように。

それぞれ道路の角には
警察官が厳重に見張っており
ネズミ一匹大通りには入り込めない。
私は交通整理の指示にしたがって路地から
路地へと車を移動させられていた。

ところが どうしたことか 
とある小さな路地からぽろっと飛び出して 
キャデラックのまん前に侵入してしまった。
厳戒態勢の中でこんなことがあり得るのだろうか。
さあ、困った。
沿道は大歓声。
途中で抜けられない。
このまま行くほかない。

私の黄色いボルボは
当時世界で一番美しいスポーツワゴンと
称されていた。
流麗な黄色の曲線が突然割り込んできて
パレードの先導車になったとしても
疑問を持つ者は一人も居なかったようだ。

「恥ずかしい!」と 助手席の友人は
リクライニングシートを深く倒し隠れてしまった。
運転中の私が隠れるわけにはいかない。
バックミラーを覗くと
市長さんが白い帽子を懸命にふっている。
私も窓を大きく開けて沿道に手を振る。

時速4キロ そのまま終着地の県庁広場まで。
手を振りつづける。


身中の虫

2013-02-16 11:42:34 | 日記・エッセイ・コラム

わずかながら寒さがやわらぐと
腰痛も和らいでくる。

啓蟄には少々早いが
僕の中の放蕩虫がうずき始めた。
替えたばかりの車も
何処か遠くに行きたがっている。

木曽を経由しての城崎温泉へ。
幾つもの高速道路を飛ばしての広島へ。
パン買いにトンボ帰りの逗子葉山へ。
深夜の高速道路でパトカーと競走したり 
直進してくる都電を停めてしまったり
団地のなかを一晩中さ迷ったり
 
機内で知り合った女性を
羽田から自宅へ送ってやったり
 (途中サンシャインでカレーをおごられ) 

振りかえれば
ワーゲン・ボルボ・BMWと
随分無茶をしたような気がする。
ジャガーMK2とローバー75は
電気系統(英国の特徴)が弱かったなあ。
渋滞の中でしょっちゅう立ち往生させられた。
トライアンフ、あれはじゃじゃ馬のようで
1年つづかなかった。

地方の田舎にあって青春を謳歌するのに
車は絶対必要条件の一つであった。

    
 春よ来いスーツを一つあつらえて


豆大福

2013-02-14 23:26:36 | 日記・エッセイ・コラム

友人が訪ねてくる。

いよいよ60代という未体験ゾーンに突入し 
一抹の不安を抱いているようだ。
私のときはどうだったかと尋ねられるが 
そのときの状況は彼と私は違っている。
私は既に仕事から手を引き 
気ままな引退暮らし。
しかし彼は今まさに企業経営のトップを行く立場。
共に60代への感慨には違いがある。

只 10年先あるいは15年先には
後継者に
バトンを渡さなければならない時が必ずやってくる。
そのときが問題。

次のステップへの助走を
今から考えておく必要がある。
そして
その時というのはすぐそこに来ていると 
私なりの思いを述べた。

かれこれ3時間のお喋り。
帰ったあと 土産の豆大福をたべる。旨い!


近くの他人

2013-02-10 17:30:50 | 日記・エッセイ・コラム

カレイの煮付の代わりにと手打ちそばを頂く。

やったり貰ったり。
昨日は炊きたてのしもつかれが届き
さらに一昨日はキムチが届き
この頃は
お隣の生活スタイルが見えるようになってきた。

だから三日も声を聞かないと気がかりである。
隣人同士、
争いごとが多い世の中で
信頼関係を築けるのはありがたいことである。
何時、
何が起きるかわからないこのご時勢で
頼れるのは、
まさに「遠くの親戚より近くの他人」である。

今日は旧正月。
別の家から赤飯が届く。
夕食はそばと赤飯と椎茸の煮付。
茹でたカキ菜が自家製の胡麻ドレッシングによく合う。

目が痒い、くしゃみが出る、鼻水がたれる。
花粉か風邪か・・・・ビタミンCと葛根湯を飲む。