ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

吉野葛

2012-11-28 23:19:30 | 日記・エッセイ・コラム

京都紅葉狩りの土産にと
吉野葛を戴いた。

さっそく料理への創作意欲がわき上がり
冷蔵庫の奥のものを引っぱりだしている。

蕪が有ったような気がして。 
蕪を煮てその上から熱々の葛を流す・・・・
冬の一品としてきっと美味しいにちがいない。

最近
ナイトキャップ(寝酒)を嗜むようになった。
と言っても
下戸のことゆえ
ワインを盃の半分ほど。
ワイングラスに注ぐにはあまりに
少量なのでかっこ悪いが
日本酒の盃なら 
ぐいっと飲んだような気がして満足。

お陰で夕べはぐっすり眠った。

    穏やかに一日が過ぎてかぶら蒸し


ひとり舞台

2012-11-27 23:20:37 | 日記・エッセイ・コラム

本日はロータリークラブの例会であった。
出席者はぱらぱら。
なんとも寂しい。

12月1日の県詩人会の催しも
会員の出席はぱらぱら。
一般からの参加に期待したい。

この頃の人たちは
自我が強すぎるのだろうか
それとも逆に主体性に欠けているのだろうか
組織や団体に関わるのが苦手のようだ。

政治家たちも例外ではなく 
目まぐるしい離合集散のくり返し。
信念も信条もくるくる変わる朝令暮改。
とても信頼できるものではない。
旗あげのときのあの勇ましさはどこへ?

日本は何もかも
どうしてこんなにばらばらなのだろうか?
価値観の多様化といえば聞こえはいいが・・・・
何んともまとまりがない。
あっちでカアカア こっちでカアカア 烏合の衆。

 木守柿めぐりて鴉騒がしき


柚子

2012-11-26 12:30:24 | 日記・エッセイ・コラム

さむい!
庭の裸木たちも
朝からの冷たい雨にふるえている。

柚子をたくさん貰った。
今年は実りが少ないという。
サラダや味噌汁に入れたり 
蜂蜜を加えて柚子湯にして戴くと
体の芯から季節の香りが湧き立ってくる。

きょうは鍼灸の日。
前回休んだので3週間ぶり。

中国四千年の鍼灸術。
このような未知なる大国と戦っても
結果は不幸を見るだけだ。
違いを認め合い 
共通項を発展させ共存共栄を望みたい。

武力衝突も辞さない
という勇ましい輩もいるようだが 
危なっかしくて
一国のリーダーとしては託せない。

 冬雨に石や大地や黒々と


みがく

2012-11-25 13:01:13 | 日記・エッセイ・コラム

包丁で指を切った。
何十年も包丁を扱っていて
指を切ることなどなかったのに。
---------指先の感覚が少々鈍ってきたようだ。

ワイシャツのボタンをとめるにも
この頃は時間が掛かる。
はじめは作りが悪くて穴が合わないと
思っていたがそうではない。
わたしの方に問題がある。

肉体的な衰えは
加齢とともにやってくるので仕方ないが
思考や感性のトラブルでは大変困る。

スポーツ選手が常に準備運動しているように
わたしは頭と心を鍛えなければ-----------
そこで必ず、
一日一編の雑文を書く。
日々の食事を愉しんで戴く。
風呂は欠かさず毎日入る。
下着は毎日取り替える。
服装に気を配る。
香りを大切にする。
音楽を聴く(演歌はダメ)。
花と女性に関心を深める。等々 
ふだん心掛けていることをざっと書きだしてみたが 
鍛練は人それぞれの方法があるので 
なんら人さまの参考にはならない。
いや むしろ笑っちゃうかも。

それでも痴呆症等になって周囲の人に
迷惑を掛けるよりは 
少々おかしな老人であるほうが良いと考えている。

 オリオンの地上に零れ石蕗の花


どんこ

2012-11-23 15:46:00 | 日記・エッセイ・コラム

三陸の冬の美味、
どんこを買う。

チゴダラあるいは
エゾイソアイナメとも呼ばれ、
姿はグロテスクだが白身の上品な味。

さらに肝は
鮟鱇と比較されるほど美味しい。

いつか食べてみたいと思っていた魚。
ナベ・フライ・煮付が一般的だが、
深海魚なので身が崩れやすく扱いにくい。

今回は初めてなので 
最も簡単な煮付でたべる。

今朝は冷蔵庫内で煮こごりとなって 
さらに美味しく戴いた。

 茶柱を噛みゐて勤労感謝の日