皆さん、ヤン・リーピンってご存知ですか?
ヤン・リーピン(楊麗萍)は中国、雲南省出身の舞踏家。
中国では国宝級とされている舞踏家さんです
わたしは彼女が大好き~
その舞いも素晴らしいのですが、彼女の持っている「命への思い」というかが…
彼女の生き方やその仕事を通して感じられるのです
4月に日本で3度目の公演があります!
一度、是非是非ご覧になってほしい!!
本当におすすめ!!
「ヤン・リーピンのクラナゾ」
私が彼女を知ったのは、雲南省の少数民族を訪ねる旅に行ったときです。
彼女はこの雲南省の白族(ペー族)という少数民族の出身。
すばらしい国宝級の舞踏家がいるのだと現地の方がおすすめしてくれました。
その時は迷いながらも他を優先させてしまったのですが…
その後まもなく彼女は舞う側から監督へ専念してしまったのです。
もう、中国に行っても彼女の舞は見られない…
そして…
日本にはじめてくると知った時、その彼女が舞うと聞いて「絶対に行きたい」と。
「シャングリラ」。
2回見ましたが…本当に感動!!
どんなものかは、You Tubeの「ヤン・リーピン」で見られます。
孔雀の舞は…涙が出ます…
今回の「クラナゾ」は「蔵謎」
“神々しいほどに美しい、ヤン・リーピン「菩薩の舞」。
圧倒的な存在感、生命力、美とパフォーマンスの力強い一体感。
ひとたびヤン・リーピンの「蔵謎」を見れば、
あなたの中の“内なるアジア”が共振する!”
だそうです!
“<蔵謎解説>
死を知らなければ生を理解することはできない。
チベット族は人類文化遺産の貴重な一部分として独自の文化風習を残している。
生活習慣、信仰、婚礼、参拝、読経、鳥葬、生き仏(ラマ教の高層)、
輪廻思想などチベット 文化は今日では世界中の注目の的だ。
蔵謎の中で描かれる老婦人の巡礼と転生はチベット族の生死感を表現してい
る。生と死は常に一体であること。死は新しい生の始まりであること。
五体当地は天をよりどころとし、死は生命の意義を映し出す鏡である。
苦を知らなければ、楽を体験することはできない。
チベット文化が流行している理由のひとつは彼らが雪の高原地帯に住むからだ。
その厳しい自然環境は、彼らの憂いのない安静な生活態度と好対照をなして
いる。
チベット仏教では人の心が苦と楽を生み、そこから心を安静にする能力が育つ
という。心の本質は安静への悟りなのだと説く。
チベット人は信仰によりこのような特性を持つのだ。
蔵謎の中でチベット族が苦を快楽に変え、煩悩を悟りに変える彼らの本質が
よく表されている。
ヤン・リーピンはチベット文化を掘り起こし、輪廻転生の思想を舞踊で再現
した。
それこそ孔雀から度母(菩薩)への転生と言えるだろう。
また優しい美から知の美への昇華でもあり、自然礼讃が生命賛美へと登りつめ
たといえる。
蔵謎ではヤンは「度母」(菩薩)という優しく穏やかな慈悲の化身を舞台に
再現している。
埃にまみれた心は菩薩の涙に洗われることにより、物欲に満ちた世界に
おいても人の命を尊び、生命のよりどころを思いやる心に変わる。
そして生命の真相と謎が明かされるのだ。”
もう…本当に楽しみ~!
とりあえず、1公演分のチケットを確保した私です。
追加公演も決まっているので、それも行けたら行きたいなぁ…と思っています。
彼女…
映像を見てその美しさに驚かれると思いますが…
…
なんと!
53歳(くらい)なんですよ~!
本当に憧れます
是非是非というおすすめでした!