仙人って・・・
想像して思い浮かぶ姿は・・・、いつも、おじいちゃん。
(私の場合です)
長生きの印象が強いですからね。
ということで、昔の長寿の方の話です。
なんと、七百歳から八百歳!!と言われている方もいるのです!!
昔の話ですし、その年齢は正確ではないかもしれませんが、
書かれているその生活は…
徹底した養生をされていたとのこと。
心身を健康に保つコツを知っているからこそ・・・なのかもしれませんね。
コトバンクさまより
彭祖(ほうそ)
中国古代の伝説上の長寿者。《荘子》などは単に長寿者の代表として言及するが,神仙思想の発達につれて仙人の一人とされ,さまざまな伝承が付加された。《列仙伝》などによれば,姓は籛(せん),名は鏗(けん)。陸終氏の第3子で帝顓頊(せんぎよく)の玄孫。帝尭(ぎよう)のときに彭城に封ぜられたので彭祖という。つねに桂芝を食し,導引養生の術をよくして長寿を得,殷末には700余歳に達したが,その後昇天したという
《医心方》に抄録された《養生要集》には彭祖の養生法が記載されている。
この中の「導引養生の術」とは・・・
気功のことですね。
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参考までに「百度百科」さまより
李八百:
李八百是中国民间传说中的蜀中八仙之一,属于道教神仙。关于他的传说很多,因其在世上活了八百岁或日行八百里而得名。
李八百,蜀人也,莫知其名。历世见之,时人计其年八百岁,因以为号。或隐山林,或出市廛。知汉中唐公昉有志,不遇明师,欲教授之。乃先往试之,为作客佣赁者,公昉不知也。八百驱使用意,异于他客,公昉爱异之。八百乃伪病困,当欲死,公昉即为迎医合药,费数十万钱,不以为损,忧念之意,形于颜色。八百又转作恶疮,周遍身体,脓血臭恶,不可忍近。公昉为之流涕曰:“卿为吾家使者,勤苦历年,常得笃疾,吾取医欲令卿愈,无所吝惜。而犹不愈,当如卿何!”八百曰:“吾疮不愈,须人舐之当可。”公昉乃使三婢,三婢为舐之。八百又曰:“婢舐不愈,若得君为舐之,即当愈耳。”公昉即舐。复言无益,欲公昉妇舐之最佳。又复令妇舐之。八百又告曰:“吾疮乃欲差,当得三十斛美酒,浴身当愈。公昉即为具酒,着大器中。八百即起,入酒中浴,疮即愈,体如凝脂,亦无余痕。乃告公曰:“吾是仙人也,子有志,故此相试。子真可教也,今当授子度世之诀。”乃使公昉夫妻,并舐疮三婢,以其浴酒自浴,即皆更少,颜色美悦。以丹经一卷授公昉。公昉入云台山中制药,药成,服之仙去。(出《神仙传》)
訳は「寄暢園」さまより
李八百は蜀(現四川省)の人である。もちろんこれは本名ではない。いつの世でもその姿が見られたので、人々はその年齢を数えて八百歳とした。それで八百と呼ぶようになった。
八百は普段、山林に隠れていたが、時折、街へ下りてきた。
ある時、漢中(現陝西省)の唐公昉(とうこうぼう)が道術を志しながら良い師に巡り会え ないでいるのを知ると、自ら出向いて教授してやろうと思った。まずは素質があるかどうか試すために、公昉の家に下男として住み込んだ。公 昉はそれが八百だとはまったく気づかなかったが、他の下男に比べてよく気が利き、よく働くので、何かと目をかけてやった。
「ううっ!」
ある日突然、八百は地面にぶっ倒れて苦しみ出した。公昉が慌てて駆けつけてみると、今にも死にそうな苦しみようである。公昉はすぐに医者を呼び、薬を調(ととの)え、何十万もの治療費を惜しむことなく投げ出した。しかし、八百の病は一向によくならなかった。それもそのはず、これは八百が公昉を試すための芝居であった。
次に八百は体中に悪性の腫れ物を作った。八百が痛がってのたうちまわるたびに腫れ物がつぶれ、膿が流れ出して悪臭を放った。
公昉は八百を気の毒がって涙を流した。
「お前は我が家の下男になって数年になるが、とてもよく働いてくれた。それがこんな悪疾(あくしつ)にかかってしまうなんて。医者や薬、考えつく限りの手段を試してみた。一体どうしたらよくなるのだろう」
八百は言った。
「私のこの腫れ物はそう簡単に治るものではありません。ただ、人に舐めてもらえば少しはよくなるのですが……」
公昉は早速、下女を三人呼んで、八百の腫れ物を舐めさせた。八百が言った。
「下女に舐めてもらってもよくならないようです。旦那様に舐めていただいたら、よくなるかもしれません」
「そうか、そうか、ならば私が舐めてやろう」
公昉は臭いのも汚いのもいとわず、八百の腫れ物を舐めた。八百はまた言った。
「折角舐めていただいたのに、少しもよくなりません。奥方様に舐めていただいたら、きっとよくなるでしょう」
公昉はすぐに妻を呼んで八百の腫れ物を舐めさせた。八百は今度はこう言った。
「今度は治りそうです。旦那様、お願いがございます。美酒を三十石用意していただけませんか。それで体を洗えば、すっかり治ります」
公昉が美酒三十石を大きなたらいに用意させると、八百はその中で体を洗った。すると、腫れ物はすっかり治り、体中白くスベスベになった。
八百は言った。
「私は仙人です。あなたが道術を志していることを知り、試してみました。あなたには十分な素質がおありです。俗界と訣別(けつべつ)する秘法をお授けしましょう」
公昉とその妻及び三人の下女に、先ほど自分が体を洗った酒で体を洗わせたところ、たちまち若返って顔色が美しくなった。八百は公昉に『丹経』一巻を与えて姿を消した。
その後、公昉は雲台山(現四川省)に入って神丹を練った。神丹が練り上がると、それを飲んで仙人になった。「神仙伝」