コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
群馬県立多々良沼公園を散歩した
早朝のみぞれで今日の東京散歩はあきらめ、地元散歩となった。
行き先は車で10分、群馬県立多々良沼公園だ。
とにかく広い。沼を周回するハイキングロードを1周するのに2時間かかる。
公園の南西、桜並木の駐車場から歩き始めた。県外ナンバーの車も多い。
太陽が出てきて春のような暖かさになってきた。
何組かの夫婦連れや小さな子どもを連れたカップルとすれ違う。
ここは白鳥飛来地としても有名なのだが、あいにく確認できない。
シベリアに渡ってしまったのだろうか。
邑楽町部分に入ると、見晴らしのあずまやや子ども公園があり、整備されている。
やがてこんもりした林に中に入る。ここは鶉古城跡だ。
多々良沼に突出した荒間崎と呼ばれた半島部に築かれた城。
14世紀、北条高時が鎌倉に滅ぼされたとき、逃げてきた城という。
後に多々良四郎忠致の居城となり、戦国時代は小曽根政義が守る館林城の支城となる。
しかし、16世紀、小田原北条氏の館林城陥落により廃城となった。
いまは、土塁にその面影をしのぶのみ。
藤棚の中を通り、半島の先端まで行くと浮島弁財天がまつられている。
お参りのご婦人(推定70歳)たちが、なにやら祈願していた。
子どもの頃は「弁天様まで泳いでいこうか」と対岸から挑戦した。
ここが親父の水泳歴のルーツなのだ。
ここは近年、地域猫がいることでも有名で、ベンチに簡便な自動給餌器が数個ある。
猫たちも、ひなたぼっこをしていた。
ここまで、歩くこと30分。
沼の1周はあきらめて、元来た道を引き返す。
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