ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

時間経過@おうちカフェ2012

2012年06月02日 | おうちカフェ

もう1週間前のことなのに、あれこれと書いてきた「おうちカフェ2012」のこと。

あまり気張らずやりました・・・と言ってる割には、実はあれこれ思い入れ深く。

結局いつもそうなんだな。どれもいとおしい、どれも大切なもの、こと、ひと・・・です。

 

 

で、もうこれで全部書いちゃったと思うんですけど、ちと私自身を。

何って、いらしてくださった方から写真をもらったりして、それを並べてみていたらちょっと面白いなあと思って。

なので、上野ひとみスナップ写真集@おうちカフェ・・・と題しまして、ご覧に入れます!!(^^)

あ、グラビアじゃないですからね。うっふん、みたいな。あたりまえか(^^;)

 

 

まずは、1日目。kitchenにて。

おー、ちゃんと働いとります。すっきりしたキッチンと呼ぶのにふさわしい(台所じゃなくて)この空間で、ちとスタイリッシュな感じを演出できてるんじゃないでしょうか(^^)v

 

いつも料理の仕事の時は、胸当てのあるタイプのエプロンをしてるんですけど、今回はちと変えてみました。

白いストライプのシャツに、キャトルセゾンの麻のギャルソンタイプのをしてます。この日は黒。見えないけど。

形から入るタイプなので、こういうふうにしてるとおしゃれで都会的なカフェオーナーみたくなった気がしました(^^;)

 

 

そして2日目。

カウンターにお迎えした特別なお客様(笑)が「撮りますよ」とお声かけいただいてカシャッ。だから、ずいぶん意識してます。

しかし、実は1日目が終わって、帰ってから70個のマフィンとちりめん山椒を作ったので、午後になって少し疲れが。

でも、光の加減でごまかされてる。よっしゃ。しめしめ。

 

 

そして、最後。終わってから。

ひょえ。疲れてます。何やらぼおっと全身脱力。無事におわったあ~という感じ。ちょっとみずぼらしい?

でも、程よい感じが自分ではします。もっと化粧も髪も服も直して、気持ちもしゃんと持って、きりっとしたらいいけれど、たぶんこれが自然な私。

看板たちと溶け合って、なんかほんとのお店の前で、暖簾片付ける前のおかみさんっぽい感じがして。

これを撮ってくれたのはみっちゃん。15年以上前から知ってる、気心知れたみっちゃん。だからかな、ぼわんとゆるんで素のままなんだなと思います。

 

 

1年前の「おうちカフェ」から、いろんなことをやってきたけど、なかなか自分に自信を持てない私がいました。

「みんなのキッチン」の表紙に使っていただいた写真は去年ので、にっこり笑っているけれど、あの頃はまだ情緒不安定でした。だから、いい顔している表紙を見て自分でびっくりしたくらい。

でも、今は少しちがって、あまりどうこう考えなくなりました。こうしたら楽しいかなとか、おいしいかなとか、段取りとか、ただただそういうことを考えています。

ようやくいろんな自分のこと、受け入れられてきた気がします。

そして、素のままの自分でいいんじゃないかなって思いました。そんな自然体でいた2日間でした。

かかわってくださったみなさん、見守ってくださったみなさん、長々と続く記事を読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。

そして、もちろん、いらしてくださったお客さまにも。ようこそ。ありがとうございました。

あー。ほんとに楽しかったなあ。これでおしまいどんどはれ(^^)!!

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和カフェもできるかも!?(^^)

2012年06月02日 | おうちカフェ

先日の「おうちカフェ2012」の話をあともう少しだけ。

裏メニュー的甘味のことをぜひ書きたくて。

先日も書いたけれど、この「いもくりなんきん小豆白玉」はちょっと手がかかってました。

ひとつひとつはたいしたことないんですけど。手というより、思い入れ多し・・・って感じかな。

 

 

この春何回となく炊いてる小豆は辰巳芳子さんのやり方で、一昼夜水に浸けてから。小豆はいきなり炊けるお豆だけど、こうし始めてからはもう戻れない感じ。

お豆がひとつひとつぷっくりしている気がします。

お砂糖はいつもの喜界島粗糖、コクのある甘さなので、普通の量の1/3しか使ってないけれどおいしくできたと思います。

 

小豆に添えたのは、そう、「いもくりなんきん」=さつまいも、栗、かぼちゃ(南瓜)。

小豆が甘いから、さつまいもは塩味でおいもの自然な甘さ。かぼちゃはシナモンを合わせて、ほら、パンプキンパイのイメージ。和菓子にもニッキって使うから隠し味で合うと思って。

栗は岩手の山形村のおばちゃんたちの手作り、乾物の山栗をグラッセのイメージで甘く煮て。さる方から分けていただいて、「くるみ食堂」でもお出ししたけど、半分取っておいたので、おうちカフェ用にまた煮ました。

メリハリをつけたつもりだったけど、どうだったかなあ。

 

そして、白玉はまた小さめを朝からくるくる丸めて作って。

この作業はおむすびを作るときに似ている。

ひとつひとつ気持ちをこめて、くるくるくるくる。

楽しいけど、実は朝から何十個も作るのは限界がある。でも、やっぱり前日ではなく朝の作りたてをお出ししたくて。

それで、お出しできる数に限界が生じて、裏メニュー的になってしまったというわけです(^^;)。

 

まあ、いいやんねー。私のカフェやし。

何回もマフィンだけにしようかと思ったけど、この春自慢の小豆白玉をほんの少し何人の方にでも食べていただきたくて。

おそらく「普通の」白玉のおやつ。でも、普通を作りたかった、普通においしい、甘すぎない、そんなおやつ。

いかがだったでしょうか。

 

 

家で作ってアップしそこねた写真を。

初めはこんなそば猪口の感じの器を総動員させてお出しするつもりでした。でも、こうして写真を撮ってみて下の方に沈んじゃうことがわかって、イベント用にたくさん買ってある安価な、先日の「ひとのわランチ」でも使った粉引の器を使うことにしました。

 

 

これ、おんなじとこで撮ってるのですが、光の当たり方がいいなあ。携帯の料理モードだとこんなふうに。でも、うまく使い分けできないのだ。

し、白玉、うまそうだ。うーん、いとおしい!!

 

 

直前に、マフィンだけにしようかなあとかも思ったけど、2段構えの方が楽しい気がして、やっぱり作りました。

お友だちと交換し合ってる方もいらしたので、作ってよかったなあ。

あ、添えてる昆布は、もちろん私の山椒昆布。これだけでも2日間かかっちゃう。思わず白いご飯が欲しくなるのだなあ。

 

 

マフィン作りも楽しかったけど、やっぱり小豆をコトコト煮たりするのはとても楽しい。

小豆さえうまくたけばいろいろ応用もできるし、和カフェもいいかもなあ。

イベントが終わったとこなのに、また新たな展開を考えてる自分もいて、おやつを作るのはほんとに楽しいと実感。

和のおやつ、どこかでまたお目にかかるやもしれません。

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