突然ですが、「おかひじき」の夢を見ました。
なんかしら、おかひじきがだあっと棚に並んでるだけだったのですが、これは何を意味するのか・・・?
とりあえず記事を書けばわかるかも!?
6月の「ごはんやひとみ」の記事で頻出している「おかひじき」ですが、おかひじきって何?・・・という方はまずこれを見てくださいまし。
こんなのです。これは横浜の畑で作られたものです。
形が海草のひじきに似ていて「おか」(陸上)に生育するので、この名前になったそう。もともとは海岸の砂地に自生します。
くせがなくてシャキッとしたお野菜です。
私はこのおかひじき、横浜に来て知りました。関西では食べられてないのか、最近出てきたのかわからないんですけど、6月頃になると私が宅配を頼んでいる「大地を守る会」でも「ナチュラルコープヨコハマ」でも見かけるようになります。
毎年この季節のお楽しみです。
食べてます・・・という方に聞くと、大体「茹でてしょうゆとマヨネーズ」というのが多いです。それがとてもおいしいと。
うちは長男が卵アレルギーでマヨネーズがダメなので、家族みんなが食べる献立にはマヨネーズは使いません。なので、簡単な定番といえば、他の青菜とかと同じようにおかか醤油で食べることになります。
おかひじきを茹でるとき、いつもお湯を沸かして根元の方から入れてさっと茹でるか、少量の水を入れた無水鍋でさっと加熱するか、どちらかにしていました。
でも、先月JAの女性部の方たちの料理教室をさせていただいたときに、「おかひじき作ってる〇〇さんから、ぽきんぽきんと折れるとこで掻くのがおいしく食べるコツって聞いたよ」って伺いました。
農家のお嫁さん方、さすがこういう情報持ってらっしゃいます。
それでそのときは皆さんでぽきんぽきんとしてもらいました。ちょうど包丁でまた切らなくてもよいくらいに短く。
うんうん、ちっちゃくなりすぎるところがなく、均等に、しかもしゃっきり仕上がる気がします。
よし、私もぽきんぽきんしよ!!
ぽきんぽきんぽきんぽきん・・・。
うう、全然なくならない。でも途中で諦めるのはかなしい、くやしい・・・。
頑張りました。ひたすらぽきんぽきん・・・しました。
ふう、やっと終わった。写真のおかひじき、これだけを全部適度な長さにするのに30分かかりました。
よし茹でよう。
ほんとにさっと茹でて、水にさらして、水切りして、しぼって。
茹で加減が命です。茹ですぎてもくちゃくちゃになったりしないのですが、おいしさが全然ちがいます。
おー、いつもはここで揃えて適度な長さに切るんだけど、ポキンしてるから何もしないでいいんだな。
茹でたものをに包丁を入れるよりシャキっとしています。ひとつひとつ存在感がある感じ。
これにかつお節をかけて、しょうゆを回しかけてできあがり。
・・・すみません、簡単すぎ(^^;)。
でも無意識に茹でるとあんましおいしくないんです、なぜか。
それから、食べる直前にかつお節としょうゆをかけるのが大事。
ただ、ぽきんぽきん・・・はかなり根性のいる作業です。うーん、さすがの私!?でも、いつもやれるかな、いや、たぶん心に余裕のあるときでないとやり遂げられないかも(^^;)
これ、うちの子どもたちがとっても好きです。
そして、うちの子どもたちだけかと思っていたら、ママスハウスの「おうちごはん」に連れていらしたお子さんたちもハマってました。
「子どもが大好きおかひじき」・・・こんなコピーつけたらもっと売れるんじゃないかな。だってほんとだし。
それから、前にイタリアンレストランでソテーしたのが出てきたのでマネしてみたら、これもとってもおいしいんです。
それで、写真を撮ったけど、うーん、あんまりおいしそうじゃない・・・ので、またいつか。来年にでも。
このままスープや味噌汁にいれてもおいしいです。しあげに器に入れといて熱いお汁を注ぎます。
毎年少しずつあちこちで取り扱いが増えて、メジャーになってきたようなおかひじき。
来年はもっと人気が出るといいな。
で、さて、夢の意味は・・・?わかりません。なんだったのか、まあいいや、おかひじきLOVE♥