ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

大根と蓮根と里いもとお揚げの炊いたん

2012年12月12日 | ごはん

具合の悪いとき、特に冬場は大根、蓮根を食卓に並べることを心がけます。

と、この前の「おうちごはん」や「ママスランチ」で話したと思うのですが、早速意識的に作ることになってしまいました(^^;)

とはいえ、病人食っていうわけじゃないんですよ。

私は基本的にこういうありあわせのお野菜を組み合わせて煮炊きするのが好きなのです。そうしてもちろん食べるのも。

 

 

そうして月曜日に作ったのが、このおかず。

普段、大根とお揚げの炊いたんは本当によく作るので、こんにゃくを一緒に炊いて少しボリュームupさせて、翌日のお弁当の一品にも・・・とかしています。

この日は大根と蓮根をいっぱい食べてほしいし、元気な他の者も予防の意味もあってたくさん食べてもらいたい。

だから、お鍋いっぱいに作ってたっぷり食べよう。

 

 

作り方は、いつもの大根の煮物と同じように、お鍋に水と昆布を小さく切って入れて、大根だけ先に水から煮ます。

やわらかくなったら、お酒、みりん(味の母)、薄口醤油、塩少々を入れてコトコト煮て。

蓮根、里いも、お揚げも加えてしばらくこのまま静かに煮ます。

むやみやたらにかきまわさないことも大切。ぐちゃぐちゃになってしまいますからね。

蓮根と大根は大きめの乱切りで、皮むきません。皮と実の間にうまみも栄養も薬効もあるし、蓮根はもちろん節も大切に。

 

今回は途中で濃口醤油を少し加えました。

たくさんの種類を煮るときは少し濃口醤油も加える方が、味にメリハリがつく気がします。そしてまろやかに。

 

 

さあできました。

大きな器にさっと盛り付けてみました。

蓮根、節も残しているのがわかるでしょうか。ここ、取り合いです。

 

いい感じに炊けて、しっかりメインのおかずになりました。

あつあつをフハフハ言いながら食べて、外から帰ってきて冷えてた兄たちもあったまれたみたい。

よかった。

 

次の日の朝、また温めて、お弁当に入れて、朝ごはんにも食べて。

またあつあつを少しずつ食べて、それだけで朝からあったかごはん。

大根の煮物って、実際あったまるんだけど、気持ちもあったまるような気がします。

 

 

これだけ食べたらすぐ元気になるよ。そう思う。

そうして、翌日もおでんで大根たっぷりと。もちろん、蓮根もまた入れて。

よし。元気百倍・・・になったかな。

 

そういえば、この炊き合わせって、お正月のお煮染めに似てるな。ちょっと予行演習のような。

こういう感じの味にできればきっとおいしく食べられる。気がついてよかったなーって、ちょっとうれしいな。

皆さんもぜひ、ありあわせのお野菜組み合わせて、根菜たっぷりの煮物、作ってくださいね。

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いくつになっても悩ましい。

2012年12月12日 | 日々のこと

この週末、末っ子の中学生が嘔吐と38.5度の熱でひさびさに寝込みました。

もどすなんてほんとにちっちゃい頃にしただけだから、10年ぶりくらい?いやもっと最近もあったのか・・・?とにかく思い出せないくらい前です。

今、ノロが流行っているというし、インフルエンザのニュースもそろそろ・・・ということで、我が家は厳戒態勢に。

まずいつも2階で寝ている息子を1階のリビングへ。

2階のベッドでは、急に気持ち悪くなったら非常事態になります。

それと、リビングは今我が家で一番暖かい場所。薪ストーブを熾火にして夜中もホンワカあったかいので、ここが一番。

人の出入りはあるし、ガヤガヤうるさいけど、一番しんどいときはTVがついていてもぐっすり寝てました。

そうして、熱はひと晩寝たら37.6度に下がり、そこから少しずつ降下、寝ていただけだけど、2日で36.7度に。

吐き気もひと晩だけでおさまったようで、あーよかった。もう大丈夫。

 

 

週末だったので、病院にも行けず、というかこれくらいならいつも家でひたすら寝かせて峠をすぎるまで寝かせておいて、薬でなく手当だけでよくなるのを見守るのですが、なんせふたりも受験生がいるので、週明け病院に連れていく。

検査の結果、インフルエンザではなく、ノロでもないとのこと。

たくさんお薬をいただいて帰ってきました(^^;)

 

 

3年間無遅刻無欠席だったのに病院に連れてって2時間待ち・・・というのは果たして良かったのかどうか、熱もないのに、と思うものの、受験が絡んでるというだけで少し平常とはちがう心持ちになっている、私。

これはよいことなのかどうか。子どものことは何であってもいくつになっても迷いなしではいられないなあと思います。

姉も気にしてるというのも大きくて。

そうして、インフルエンザでなかったということはすなわちやっぱり予防接種をしたほうがいいだろうなということで、うちは長男が卵アレルギーでインフルエンザの予防接種は打てず、そういうのもあって普通の時は皆打っていません。

姉が高校受験のときに打っただけだと思います。もちろん私も最後はいつだろう・・・。

2年前は長男が試験直前にかかり、三日三晩寝込んで治したんだったなあ。あれはもうほんとに私も参りそうだった。でも自然に治したからか、そのあと気持ちよく病は抜けていったみたいです。

 

 

今回はとにかく水分補給で三年番茶を飲ませたり(夜中にほしくて勝手に飲んでいたようです)、ほぼおかゆと梅干のみ、あとは葛りんご、良くなってきたらうどん、味噌汁・・・というふうに段階を踏み、それからは蓮根と大根づくしの食卓にしています。

あ、あと、キャベツも被っていました。これ、熱のある時に気持ちいいんですよ。

そして、早く治れという祈るような気持ちと。

 

 

病気になったとき、手当でどこまで乗り切るか、病院に行くか、お薬を使うか、元気になってきたらどのように過ごさせるか・・・。

年齢がふたケタになってきても心配も悩みも尽きません。

あらためて実感したここ数日のことでした。

 

 

リビングに寝かせて、時々ちらちら様子を伺っていたら、ふと、そういえば寝顔をじっくり見るのって久しぶりだなあと思ったりして。

昔は添い寝して、大きくなったら隣の布団で寝て。

寒い冬は布団に忍び込んでくるのがあたたかくて湯たんぽがわりに重宝したっけ。

そんなことを思い出しながら寝ているのをいいことにじーっと見ていたら、たしかにもう少年の姿だけど、寝顔は昔とあんまり変わらないなあとか思って。

いつの間にか身長は私を抜いてしまったようだけどかわいいな♪と、本人が聞いたら怒りそうなことを思いながら、しばし見ていたのでした。

 

 

もう元気になった今は、またいつものエラそうな感じで、今夜も塾に行きました。

そういう態度に腹がたつけど、それでも元気でいてくれるほうがいいな。

子育てはいくつになっても悩ましいです。

コメント (2)
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