具合の悪いとき、特に冬場は大根、蓮根を食卓に並べることを心がけます。
と、この前の「おうちごはん」や「ママスランチ」で話したと思うのですが、早速意識的に作ることになってしまいました(^^;)
とはいえ、病人食っていうわけじゃないんですよ。
私は基本的にこういうありあわせのお野菜を組み合わせて煮炊きするのが好きなのです。そうしてもちろん食べるのも。
そうして月曜日に作ったのが、このおかず。
普段、大根とお揚げの炊いたんは本当によく作るので、こんにゃくを一緒に炊いて少しボリュームupさせて、翌日のお弁当の一品にも・・・とかしています。
この日は大根と蓮根をいっぱい食べてほしいし、元気な他の者も予防の意味もあってたくさん食べてもらいたい。
だから、お鍋いっぱいに作ってたっぷり食べよう。
作り方は、いつもの大根の煮物と同じように、お鍋に水と昆布を小さく切って入れて、大根だけ先に水から煮ます。
やわらかくなったら、お酒、みりん(味の母)、薄口醤油、塩少々を入れてコトコト煮て。
蓮根、里いも、お揚げも加えてしばらくこのまま静かに煮ます。
むやみやたらにかきまわさないことも大切。ぐちゃぐちゃになってしまいますからね。
蓮根と大根は大きめの乱切りで、皮むきません。皮と実の間にうまみも栄養も薬効もあるし、蓮根はもちろん節も大切に。
今回は途中で濃口醤油を少し加えました。
たくさんの種類を煮るときは少し濃口醤油も加える方が、味にメリハリがつく気がします。そしてまろやかに。
さあできました。
大きな器にさっと盛り付けてみました。
蓮根、節も残しているのがわかるでしょうか。ここ、取り合いです。
いい感じに炊けて、しっかりメインのおかずになりました。
あつあつをフハフハ言いながら食べて、外から帰ってきて冷えてた兄たちもあったまれたみたい。
よかった。
次の日の朝、また温めて、お弁当に入れて、朝ごはんにも食べて。
またあつあつを少しずつ食べて、それだけで朝からあったかごはん。
大根の煮物って、実際あったまるんだけど、気持ちもあったまるような気がします。
これだけ食べたらすぐ元気になるよ。そう思う。
そうして、翌日もおでんで大根たっぷりと。もちろん、蓮根もまた入れて。
よし。元気百倍・・・になったかな。
そういえば、この炊き合わせって、お正月のお煮染めに似てるな。ちょっと予行演習のような。
こういう感じの味にできればきっとおいしく食べられる。気がついてよかったなーって、ちょっとうれしいな。
皆さんもぜひ、ありあわせのお野菜組み合わせて、根菜たっぷりの煮物、作ってくださいね。