ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

北野天満宮。

2012年12月19日 | 京都

まだ続いてます、晩秋の京都の旅(^^;)

今日はめちゃくちゃ寒い冬空で、木々もすっかり葉を落として丸ぼうずが目立つこのごろですが、ちと遡って京都の紅葉をちょっぴりお届けします(^^)

 

 

11月下旬、京都2日目の朝。前日の秋晴れとうって変わって、朝から冷たい雨。

ホテルで傘を借りて、バスで向かった先は上の写真の「北野天満宮」

子どもたちの合格祈願。お参りして、絵馬とお守りいただいてこようと。

あ、絵馬は遠方の場合、家で書いてお送りすればちゃんとご祈祷していただけるのです。

それから、この写真にドカッと書いてある「大福梅」も頼まれたんだった。上の子はこの梅を食べて受かったんだ・・・って主張されて・・・。

いや、それはそうなんだけど、私の梅もあるよ・・・と言ってみたけど、わかってます・・・。

たくさんの買い物、買い忘れがないように気を付けなくちゃ。

 

ちなみに、写ってないけど、今年の梅は12月13日からでした。しっかり鳥居のところに書いてありました。うーん、残念、この日はまだ11月。でも、去年のがまだ買えました。よかったー。

 

 

ずんずん進んでいくと、「菅公御歌」。説明も。

 

 

 そうして、右を見ると

ん?11月26日。今日だ!!

「御茶壷奉献奉告祭」・・・?なんやろ。わー時間もいいタイミング。

それで慌てて奥にずんずん入っていきました。

 

 

奥までやってきましたよ。

 

 

うーん、何もないなあと思って見ていると、本殿の奥から人がぞろぞろ出ていらして、むむ、何か飾っている。

あーあれが茶壷じゃないだろうか。

 

  

 

これではわかりにくいと思いますけれど、茶壷です。

毎年11月のこの日は、京都のお茶の各産地からお茶が届けられてこうして奉納されるとのこと。

本当なら「御茶壷行列」というのが見られたのだけれど、あいにくの雨なのでそれだけは中止にされたのだそう。へへ、朱印を貰いに社務所に行ったときに、教えてもらいました(^^)v

 

わあ、いい日に来たなあ。

ほんとは前日にお参りしようかと思ってたんです。25日は「天神さん」の日だから。境内に露店が並び、古道具や古着、雑貨などなどが買えて楽しい・・・と知っていたものの、京都にいる時は一度も来たことなくて。

でも、予定を考えると、もしそうしたら朝6時頃に家をでて新幹線に乗らなくちゃいけなかったから。結果的によかったなあ。

 

 

よし、境内をいろいろ見回ってみよう。ってもう何回も来てるからそれほど知らないところがあるわけじゃない。でも毎回素敵な発見があるなあ。

 

雨降りでも光はさしていました。

 

 

 

これはね、下の石に「長五郎餅・・・」って書いてあるんです。

北野大茶会縁の長五郎餅。大好き。実はこの日帰りにちゃんと買って帰りました。

 

南天。雨に映えてきれいでした。

 

本殿の裏に回ってみたら、いちょうがとてもきれいでした。

 

 

ここにも梅の文様が。

 

ここにも。

 

 

もみじ苑の公開をしていたので行こうか迷いましたが、このあとまだ夕方までウロウロしたかったし、前にも行ったしと、そちらには入らず、もみじ苑を裏から撮ってみました。

   

ひなびた感じが好きでした。

 

木もさぞ寒いことだったでしょう。

    

それでも、こうして花芽が出てき始めて。自然はすごい。

 

 

端の方で目についたリヤカー?

真っ赤な落ち葉がいっぱいで思わずパチリ。でも、こうして落ち葉を集めるのってどれだけ大変なことか・・・。と、落ち葉かきの大変さを実感している私はそんなこと考えちゃいました(^^;)

 

 

本当は頭をなぜて、学力向上や合格を祈る霊験あらたかな牛さんとか撮りたかったのだけれど、写真撮ったらダメな気がして。それで。

 

そうして最初の鳥居のとこまで戻ってきて、あらまた気がつきました。

ここにまで梅の木の枝が描かれてました。

菅原道真公の一生にしばし思いを馳せ、またこの神社を守ってきている人たちの思いもなんだか感じたりして・・・。

 

 

北野天満宮は学問の神様だから、何度もお参りにきたことがあって、でもそれプラス父や母と来たことを思い出し、あーここで写真を撮った、ここで話したとか・・・。そして、こうして書き連ねているともう平気だと思っていた感情がまた少し悲しいほうに傾いたりします。

でも、もしかしたら思い出がたくさんある方がいいのかもって今思えてきました。

思い出はけっして消えません。自分が大切にしておこうと思えば。いいことだけきっと自分の中で生き続けていく、そんなでもいい。

いつかきっと悲しみよりあたたかい気持ちが大きくなって心を包んでいく、この日もきっとそんな1歩です(#^.^#)

 

 

さあ、おなかへった。お昼を食べなくちゃ。つづく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする