TVで予告を見てこれは絶対行こうと思っていた「舟を編む」
観に行ってきました。
今日から5月、1日は「映画の日」。そう1,000円で観られます。
家の近所には車でちょっと走れば行ける映画館がいくつかあるので、最近は割引の日を狙ってどこかで観るようになりました。
辞書(舟)を編む(編集する)人たちの、完成までの15年間を描いたこの映画の原作は三浦しをん。
本は読んでないけどかなりおもしろいらしい、おもしろそう。
昨日チケットを取ってワクワクして迎えた朝。
いい映画でした。よかったです。
そして、そうだ、私は辞書が好きだったんた。ことばが好きだったんだ。
そんなことを思い出した映画でした。
高校の時、大学に行ったら国語の勉強がしたいとずっと思っていました。辞書はひくだけでわくわくするものでした。
でも成績が思うように伸びず、国語専攻ではないところに入り、転科しようと思っていた高い志?もいつのまにか消え、楽しくも充実した学生生活を終えたのでした。
そこでも専門の勉強で言葉の授業はあったし、そこに入ったことで幼稚園に就職もしたし、その後も今も学んだことは生きています。
だけど、あーそうだった、国語が好きだったなーと思い出しました。
辞書を作るのは気の遠くなるような作業なのだと、何しろ15年にわたってのその過程がこの映画では描かれているのですから、よくわかりました。
でも、ことば好きにはたまらないこともいっぱい。
ああやってひとつひとつのことばを大切にして、ていねいに作っていく、それが「舟を編む」ことなのですね。
国語の勉強をどこかでしていたら、その後、何らかの形でこんなことにも携わったかもしれないのでしょうか。それとも結局巡り巡って今の私に行きついているのかしら・・・。
映画の本題とは関係ないところで自分の今までの人生を振り返ってみたりして。
久し振りに大好きな辞書を開いてみたくなりました。
知らないことばを見つけたり、知らない意味に出会ったり、とても楽しい時間。
ことばを大切にすることはていねいに生きることなのではないかしら。
本を読んだり、文章を書いたり、辞書をひいたり、そうしてまたことばと出会う。
気がつけばずいぶんと年を重ねてきて、これからの生き方をふと考えたりして。
まだまだ読みたい本もあるし、ことばに綴ってみたいこともたくさんあります。
子どもが大きくなればゆったり過ごせるかと思っていたけれど、相変わらず慌ただしい毎日を送っているなあ。どんなふうに生きていきたいか、そんなことまで思いが膨らんだ、私にとってそんな素敵な映画でした。
さて、観終ったらいつものように、大好きなアフタヌーンティーに行こう。
雑貨を見て、それからお隣のティールームでランチ。ひとりで過ごす大切な時間。
シーズナルメニューは初夏・初夏。さわやかな気持ちになるメニュー。
月替わりのグリーンベジタブルのクリームソースパスタ。
いろいろお豆がいっぱい。今度真似してみよう♪
ランチデザートのハーフサイズのケーキは2種から。
「ダブルピーチとヨーグルトムースのショートケーキ」にしました。
おいしかったです♪ ちっさい頃好きだった桃の缶詰を思い出しました(^^)
さあ、楽しかった1日ももう終わり。
夜は町内会の会議だ。晩ごはん作って、気分切り替えて、よし頑張ろう(#^.^#)