2020/02/12
10日、11日とパシフィコ横浜で行われていた「TBSラジオエキスポ」に友だちに誘われて行ってきました。
公式サイト https://radioexpo.jp/
これはTBSラジオ主催のイベントで、いつもラジオで聴いているパーソナリティたちを見られたり、アーティストのコンサートが聴けます。
このイベントに清塚信也さんと井上芳雄さんが出演していました。一度は見たいと思っていたお二人。この目で見られて大満足。
清塚さんはとにかくトークがおもしろい。
始まる前に会場ではピアノの音が流れていてBGMだと思っていたら、暗い舞台で練習していらっしゃるではありませんか。これはうれしかったなあ。始まるまであと30分は待たなくちゃあと思っていたら、もう聴けたのですから。
最初は「春よ来い」、さらに華麗にアレンジされていて、シフォンのフリルがたくさんついた感じになってました(笑)。
ベートーヴェン生誕250周年ということで「エリーゼのために」、「コウノドリ」、名曲メドレーの速弾き。
きれいな演奏と名人芸的速弾き。クラシックからポップスまでの幅の広さ。清塚さんは緩急をつけて、まるでため息をつくように弾きますね。トークといい、エンターティナーだなあ。
井上芳雄さんは、ご存じ「ミュージカルのプリンス」。舞台の立ち姿もカッコよかったです。
私は日曜夜10時からの井上芳雄さんのラジオ「by MY SELF」を聴けるときは聴いています。ピアニストの大貫祐一郎さんとの掛けあいもおもしろく、もちろん歌も上手ですてきなんですよ。
尾崎豊の「15の夜」を歌っていた時に、その歌詞に思わず不意に涙がこぼれてしまいました。悲しくもなんともなかったのに。息子たちのことを思い出したのですね。あの子たち、15の頃、幸せだったんだろうかってね・・・音楽って、どうして不意に胸を突いてくるんだろう。昔の思い出が突然湧き上がってきます。
お二人ともテレビやラジオのイメージそのままでちっとも変りません。30分づつの短い時間のステージでしたが充分満足。
荻上チキさん、武田砂鉄さん、サンキュータツオさん、赤江珠緒さん、山里亮太さんも見られて(遠くからだけど)声が聴けました。これもうれしかったなあ。
ひとつだけ惜しかったのは、ジェーン・スーさんが見られなかったこと。清塚さんのコンサートの裏でしたからね。
普段の自分の世界とは少し違った世界を覗いた気がしたエキスポでした。