はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

福間洸太郎さん ピアノリサイタル

2018年09月24日 | コンサート
2018/09/24


一昨日は、東京文化会館小ホールで行われた福間洸太郎さんのピアノリサイタルでした。
福間さんは1週間前にも、サントリーホールで日フィルとのラフマニノフ2番を聴いたばかりです。聴きたい公演のチケットを取ると、日が近いことがよくあります。

このリサイタルはマチネ公演とソワレ公演、1日のうちに昼と夕方、それぞれ全く違うプログラムで2公演をするのです。ひとりですべて違った曲を弾くことになるので準備も体力的にも大変でしょうね。

私が行ったのはマチネ公演のほう、「1918年の追憶」というもの。

1918年(大正7年)というのは、ちょうど100年前です。
第1次大戦が終結した年ですが、平和な雰囲気ではなく、どこか不穏な空気に満ちた年。
プログラムには、第1次世界大戦のなどの窮地に立たされた者の魂の叫びに耳を澄ませたいとあります。

私が知っていた曲といえば、ドビュッシーの「夢」と「月の光」、何となく聞いたことのあるというのが、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」。後は知らない曲でした。
福間さんもおっしゃっていたようにマニアックな曲目構成。

最後の「ラ・ヴァルス」は力演でしたね。
だんだん福間さんが没入してくる感じがあり、終わった後は肩で息をしているくらいでした。最後は踊り狂う人々が倒れこむかのように曲が閉じられるとありますが、ほんとうにそんな感じ。

ツィッターでは「手は今のところ大丈夫です」とあったので、手を心配した人もいたのかな。


演奏した曲の楽曲解説動画がありましたので、自分の覚えとしても貼っておきます。

バルトーク




ヴィエルヌ



今回、アンコールで弾いた3曲の最初の曲は、恩師のビュケ先生、大家さんのクセナキス婦人に追悼の気持ちを込めてということで、スークだったかな(記憶が曖昧)静かないい曲でしたね。そのお話も興味深かったです。

1918年のヨーロッパに気持ちが飛んだ2時間でした。

マチネ公演だったので、終わったのが3時過ぎ。
近くの上野の森美術館の「世界を変えた書物」展を覗いていきました。

http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/


IMG_1639

主催が金沢工業大学で入場無料ですが、コペルニクスやニュートンの初版本が展示されているのです。
入場無料とは思われない、貴重な展示でしたが、人であふれ、なかなかじっくりと展示を見ることができないのでした。
会期が今日までで、再度見に行く時間がないまま終わってしまい、ちょっと残念。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オータムクラシック優勝おめでとう!

2018年09月23日 | フィギュアスケート

2018/09/23


オータムクラシックで、羽生選手が優勝しました。

この2~3日の書き留めておきたいトピックスがあるのですが、まずはフィギュアスケートのことを書いておきましょう。

SPのときはライストが見られたのですが、FPの公式練習の時にはなぜかつながらず、1時間あーでもない、こうでもないとやって諦めました。

それはともかくとして、優勝おめでとう!

o1000093914271024541
うれしそうでなにより!


フリーは、以前のいろいろなプログラムの振り付けが再現されていて興味深かったですね。
o0953100014271031104

でも、4分半から4分への短縮は、つなぎの時間が省かれて動き続けている感じでしたね。いっときの呼吸を整える、その瞬間がない感じ。終わった後のハアハアに感じました。

新しい4分ルールは選手にとってどうなのでしょう。慣れれば、30秒短いぶん楽になるのかな。

新しいお衣装いいですね、きれいです。近くで見たら豪華でしょう。
羽がたくさんついているのですね。
オペラ座の雪ヒョウにも似ている感じ。

とにかく、試合大好き、全部勝ちたいの気持ちが沸き起こっているようですから、またモチベーション高く練習しそうな気配です。


中学生くらいの時もこんな顔しているお写真を見たような・・・
というわけで、載せておきます
DnunvR1UYAAz_tA

(お写真お借りしています。ありがとうございます)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オータムクラシック SP感想

2018年09月22日 | フィギュアスケート

2018/09/22


羽生選手の今シーズン初戦が今日未明に行われました。

ショートの「秋によせて Otonal」の曲の流れ、衣装、滑りの構成が、これで明らかになりました。
曲の最初は、ショパンのノクターン13番かなと思わせるような出だし。
o1024068314270512929

新しい衣装は、ブルーの素敵な色合い 短いジャケットふう。
o1024068314270512924
(AFPBB Newsよりお借りしました)


得点は97.74点、スピンの失敗があり点数が伸びなかった。
羽生さんのスピンは、誰よりも美しいと思っているけれど(これはジャンプに比べてあまり語られないこと)、ジャンプより簡単そうに見えるスピンですが、きっときついのでしょうね。

新しい曲はまだ体になじんでいない感じがあるのでしょう。
オリンピック2連覇後、初の試合で披露するのはやはり緊張しますよね。

今夜はFP、3:55から滑走。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オータムクラシック

2018年09月21日 | フィギュアスケート
2018/09/21


ついに、カナダでフィギュアスケートのオータムクラシックが始まります。

今日未明に行われた、羽生さんの公式練習の動画も上がってきました。

ユヅ友さんは、真夜中にもかかわらずライストを見ているのはすごい(笑)。

オリンピックを終えても、体形が引き締まっているのはさすが。モチベーションを落とすことなく、毎日の練習を物語っていますね。

体の動きも前よりよくなったような気がするけれど、足の具合も体調もよさそう。
それに加えて、精神的にも落ち着きが感じられて、ひとつ上に行った境地を感じます。

新シーズンの曲・Originもどうやら全体が聴けて、あとはどんな衣装なのか楽しみです。ファンの間では衣装予測も盛んにおこなわれていて、それもおもしろいんです。

今夜はまた9時過ぎに公式練習があり、ライストを見られそう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍総理3選

2018年09月20日 | 日々の出来事
2018/09/20


総裁選で安倍さんが3選された。

わかってはいたけれど、気持ちが暗くなる・・・

ほんとうに自民党員の中でも、積極的に安倍さんがいいと思っているのだろうか。ほかに魅力的な人がいないからという消極的な理由だろうか。

安倍さんは憲法改正に取り組みたいとのこと。
やめてほしい。

安倍さんは、結局お金持ちの味方なのだ。強いものがさらに得をする政治。貧しいもの、困っているものの味方ではない。

党首討論を見たが、石破さんのほうが正論だった。
しかし、石破さんは顔で損しているという人がいる。確かに私もそう思うけど。
でも、顔で人物の値打ちが決められてしまったら、いやだなとも思う。でも、正論以上にノンバーバルな部分の印象は大きい。


石破さんは負けたインタビューで「更に自らを高める努力をしていきたい」と言っていた。
これは冗談ではなく、ほんとうに私が思うことだが、石破さんは首相を狙うのだったら、政治論を戦わせるだけでなく、外見をスマートに感じよく見せる努力や、感じのよい話し方の研究が、政策研究と同じくらい必要なのではないかと思う。

野田聖子さんが立候補の少し前に、策略により引きずり降ろされてしまったのは残念だ。女性政策、福祉、教育政策の期待は遠のいた。小泉進次郎さんは若い視点でいいと思うけど、年上おじさんの巣窟・自民党では力を発揮できるのか。

なにか、もやもやする安倍3選ではある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする