鏡沼ワタスゲ
鏡沼半月湖🌙
ニセコアンヌプリ中腹の高層湿原・鏡沼…ワタスゲが見頃を迎えている…白い綿毛…まるで白い絨毯…ホロムイイチゴにイソツツジ…白一色の世界…初夏の訪れだ…一面のホロムイイチゴ
ゴルフ場HANAZONO GOLFの駐車場から40分くらいで簡単に着く…マウンテンバイク🚴の跡があった…悲しい…禁止区域だ道端のミゾホオズキ…
花びらの白い色は恋人の色…白色は虫たちの恋人の色かもね…
白い花はクロロフィル、カロテノイド、フラボノイド(アントシアニン)の色素はない…
コントラストの高い白い花は香りが良い…輝きと匂いに引き寄せられて虫たちは白い花を訪れる…甘い蜜をもらって花粉を媒介…虫たちに受粉を助けてもらい命を繋いでいく…初夏の花は、たしかに白い花が多い…虫は16度以上にならないと飛ぶことができない…虫は白と黒の色しか識別できない…
初夏に黄色やピンクの花を咲かせても虫には見えない…白い花だけが自然淘汰されて残る…だから初夏に咲く花は白い花ばかり…春は黄色の花から始まり 初夏は白い花に…盛夏には黄色やピンク、赤、白などで高山の花畑を彩る…秋は紫の花でひっそり終わる…勉強になった鏡沼だった
半月湖エゾシマリス
半月湖…羊蹄山北西の山麓にある…海抜約270m…最深部約18mの火口湖…羊蹄山の火山活動🌋で生じた…はじめは円形の爆裂火口湖だったが…その中に熔岩円頂丘が噴出して、火口湖が二つに…半月湖と新月湖の二つの湖が誕生…蝦夷富士登山会の会長・河合篤叙が半月湖と名付け…1907年頃から半月湖の名が一般的になった…戦前は、鯉の養殖や貸しボートがあって観光で賑わったとか…1934年には作家・林芙美子が半月湖を訪れ、「七つの燈」や「田園日記」でその美しい風景描写を読むことができるとか…因みに…新月湖は沼沢地化し…泥土に埋められている
遊歩道を快適に一周してから…湖畔を強引に一周してみた…半周は藪漕ぎに近い…やめた方が良い…
遊歩道には…エゾシマリスがちょろちょろ…ヤマオダマキイブキボウフウサイハイラン四等三角点「点名:半月湖」299.2m体幹…羊蹄山もニセコアンヌプリも登る気力はなかった…
蕎麦・なかやま大盛でも少ない…秋にまた両沼&湖を再訪しよう・・・