三度目の浦臼山(五ツ森山)
何度か登ってみてその山の本当の良さを知ることは多分にある。三度登って浦臼山から北海道開拓民の原点を眺めることができたような気がした石狩岳に源
を発し、上川盆地
石狩平野
を蛇行しながら日本海へ流れ込む延長268㎞の石狩川
。
大雨
のたびに氾濫を繰り返した暴れ川
は、先人らの苦労による河川改修で護岸が整備され、曲がりくねった部分は三日月湖
として形をとどめている。
アイヌ語では、イ・シカラ・ペツ(曲がりくねった川)
枯渇と氾濫を繰り返す暴れ川に、点々と残る三日月湖に先人の苦労を垣間見ることができる
河川改修で流路は100㎞短くなったとのこと。
眼下にある色鮮やかで豊かな田園風景に何想う
今回の目的はこの三角点「点名:五ツ森山」を見つけることだけだで、天気も悪く、樺戸山や隈根尻山には行かなかったが、山の季語のように、最低でも季節ごとに4回登れば「山の良さが分かる」。
春の季語山笑う
夏の季語山滴る
秋の季語山粧う
冬の季語山眠る
中国北宗時代の山水画家・郭熙(かくき)の「臥遊録」
の中に、「春山は淡治にして笑うが如く、夏山蒼翠(そうすい)にして滴(したた)るが如く、秋山明浄(めいじょう)にして粧(よそお)うが如く、冬山惨淡(さんたん)にして眠るが如し」から来ている。
近年の、年中季語は山泣くかもしれない。地球温暖化による集中豪雨等で山地の崩壊・流出、登山者の排せつ物、登山道の荒廃、ゴミの不法投棄などで山々は泣いている
浦臼町や鶴沼ワーナリー
などから眺めると「点名:五ツ森山」のように5つの小ピークがあることが分かる。
秋の花&実少々
ヒグマの糞も少々
木の実が少ないなあ。可哀想
むかしながらの山頂標識
N氏は初浦臼山
山のトイレ啓発活動
浦臼温泉日帰り410円&
年に数回通う「石亭」
蕎麦
やラーメン
丼物がある。美味しい
詳細はまた今度。
ここのお孫さんは、以前、札幌で活動中のマルチタレントのアイドル(歌手) の白木碧さんだったが、上京し、コロナ禍でどうなったかたは不明・・・
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