5/15函館市の恵山(618m)に姉2人と登山に訪れた函館市の高校1年生・佐藤くんが、下山するため1人で登山口に向かったあと行方不明になっている4日目の自衛隊、警察、消防など150人態勢の捜索でも見つかっていない(5/18 22:00現在)。一体どこに・・・佐藤くんは携帯電話や食料を持っておらず、軽装だったようだ。
4年前、仕事で函館に在住した際、すぐにおきた「大和君(当時7歳)行方不明事件」を思い出す。七飯町東大沼の山林で行方不明となり、道警、自衛隊、消防署、自治体関係者180人態勢で大規模な捜索を展開したが見つからなかった。大和君も携帯電話なし、軽装だった。以外にも行方不明から7日後、鹿部町の自衛隊駒ケ岳演習場の施設で保護された。山岳遭難の基本が自然と身に付いていた大和君・・・自衛隊のマット(演習場施設)をツェルト代わりに使用。無闇に動き回らず体力を温存。飲み水の確保。約7日間食料なしで生き抜いた大和君だった。アメリカやイギリスでもニュースになった
【海向山から恵山】民間協力があったときは、そばにいたら捜索協力でもしたいのだが、恵山を知り尽くしたK氏やS氏にも協力依頼するべきだと思うのだが・・・道内はリラ冷えが続き寒い、現場は霧も濃いようだ、とにかく佐藤君の無事を祈るばかりです。
【右写真:経験者向け南西尾根】 これまで4回あちこちから登っているが、恵山は初級者向けで、遭難や行方不明は少ない。新日本百名山や北海道百名山、日本百低山などにも選定されている。海向山での道迷いなどは聞いたことはあるが、一般ルートでは視界良ければ迷うようなコースではない。当時、海霧等で彷徨い、火口に近づいたか、ヒグマの仕業もあり得るかもしれない。野生の馬は良く見たことがあるが・・・5月下旬から6月上旬に、紅色のエゾヤマツツジやサラサドウダンが咲き誇る恵山・・・何とか無事でいてもらいたい
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