野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

夏へ 種子達の門出(旅立ちの準備)

2014-06-16 21:14:09 | 日記・エッセイ・コラム・植物

WWF機関誌で紹介されたいた書籍”種子達の知恵”を読んでいる!と言っても通勤時間の無くなったものが構えて読むと ”会話がない” ”生返事” と非難される。其処で通勤を朝のお勤め(はばかり)置き換えての読書(笑)
…長時間居座るとクレームの元になるので留意。戯言は置き本題に:
この本の最初のページをめくると百合の木(ユリノキ)の話
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この写真は東京不在時に奥様にお願いして撮って頂いた写真、丁寧に言って置かねばね(笑)。
真ん中が雌しべの集合体で外側が雄しべの様だが、今日様子見に出かけると
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外側がすっかり取れて雌しべの部分だけ!種の元の状態になってる。
ユリノキは春と秋に花が咲く様に見えるとか…。
この種子の部分が茶色になるで注意してみていると二度楽しめる!
秋口になると縦に割れて各々2-3個種の入ったブーメランになる様だ
この秋風の強い時が楽しみだね。
種が片側に寄っているため回転しながら遠くへ運ばれる。
一方、同じ飛行でも次のは、野薊(ノアザミ)の花後
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、盛んに種子の飛行隊を風に乗せていた!この撮影に2時間程かかった。
もう少し風が強ければ苦労しなかったのだが…意外とこの綿毛はしぶとい!
ちょっと絡んでいるだけでも中々飛ばない。手頃な風をちゃんと待ってる
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拡大すると飛行隊になる一つ一つが結構美人なのも驚きだね。
ごく小さいものも拡大してみるのも興味が出てきますね。
この綿毛タイプの方がブーメランタイプより遠くへ飛ぶ様な気もするが、
きっと長所・短所があるんだろうね。
種子が小さい分だけ地に着いてから自分で生きてゆく余力が小さいのかも、
その分遠くへ沢山飛ばす戦略かな。
確かに素晴らしいなぁ。動けない植物の種子の工夫は!

蛇足で 多分枇杷の花だろうと思っていたが実をみないと分からなかった
その確認ができた!ちゃんと枇杷がなってる。どうしてこんな所にあるのか
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