野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

其処等じゅうで、金木犀の香りが

2014-09-30 18:03:06 | 日記・エッセイ・コラム・植物


過ごしやすい良い天気だわ、何処へ行っても金木犀(キンモクセイ)の香りがする
近くの公園に出かけた:保育園の園児たちが広場から石で組まれた土手にあがり
虫取り。
キャッキャッ騒ぐのが、何かとても心地よく感ずる。

少し前、北海道ではナナカマドが
赤くなったとの便り。

こちらでは流石にナナカマドはねぇ。
長野に出も行けばあるかな?

代わりに莢迷(ガマズミ)の赤い実が。

公園の林の中に入ると
多分、これは
藪煙草(ヤブタバコ)
近年見かけないと思っていたが
10年ぶりかもしれないね




周りを見ると
ヒマワリを極々小型にした様な草が…
小藪煙草(コヤブタバコ)
コヤブタバコだがこちらの方が数段
大きいし、沢山出ていた。
以前は全く気付かなかったが

突然、上から何か落ちてきて”ドスン”と
大きなどんぐり様だった。

足元を見ると、キク科の花
多分 白嫁菜(シロヨメナ)
何度も撮りなおし!
撮りずらいね
君は。


公園の大田切池の淵に咲く
亜米利加栴檀草
(アメリカセンダングサ)

比較的良く目にする草だが
久しぶりに見る。
以前から此処にあったのかなぁ
全く気付かなかった。



段戸襤褸菊(ダンドボロギク)
紅花襤褸菊(ベニバナボロギク)の方が先端がオレンジになり
きれいだが、
こちらも気になる花の一つ。アザミなどより白い毛が繊細で可憐な感じ。

昔、”飛んで飛んで…”の歌があったなぁ…風があれば飛び出しそうだ!

風で何処に運ばれるか、分からないのに
落ちた所が条件を満たせば発芽し仲間を増やす
乾いた土地なら、雨が来る前にまた風を待つ
風が来なければ、ひょっとすると何年でも待つのか
雨が来れば、取りあえず足を地につけ生き延びる準備も

偉いね、君達は

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里山の仲間達(秋)

2014-09-29 13:02:57 | 日記・エッセイ・コラム・植物


此処の里山は古代米も作っている!案山子もファッションショーの様で面白い。
稲刈りまでは、もう少しかなぁ…この一帯に咲いていた野草をいくつか


秋の代表格かも?似た花が多く
いつも悩ませるが
 薬師草(ヤクシソウ)かと。

 

 



北海道ではもう終わってるかなぁ?
犬升麻(イヌショウマ)
此方ではトリカブトと同じ頃にでるが
藪蚊に襲われる様な場所に。
防虫スプレー使っても必ず刺される。
デング熱の感染者いないべなぁ



荒地盗人萩(アレチヌスビトハギ)
盗人萩(ヌスビトハギ)の花は貧相で
こちらの方が好きだね。
ただ、種はどうなんだろう?
同様に”盗人の足跡”の形
なのかなぁ?今度確かめてみよう!


 

この方は夏場から咲いているかも
鮮やかなオレンジが良いね
丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)






ススキの足元に帰省する花
不心得ものが自宅へもって行くのか?
掘っているのを見掛けた事がある。
花があるのは、必ずあるべき必然性がある
うまくゆく訳がないわ。
南蛮煙管(ナンバンギセル)

数年前に新種と同定された八王子薊(ハチオウジアザミ)素人には識別難しいね
これが好みなのか豹紋蝶(ヒョウモンチョウ)がひっきりなしに訪れる。
撮影していても全く無視で一生懸命に…。

来月末、北海道実家に!実家の庭の冬囲いに行くつもりだが全く経験なし
もっか勉強中だが、ちゃんとできるだろうか?全く雪に埋まってしまうし
春先迄除雪の雪を溜めるエリアにもなる。冬囲いなど意味を成さない気もする
いっそ折れたりしない様短くしてしまったり、積極的に倒してしまって放置
春起こした方が合理的な気もする。…幼馴染に聞いてやるかぁ
未経験なので結構楽しみにしてる!

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今年も出会った伶人草

2014-09-28 09:10:12 | 日記・エッセイ・コラム・植物

昨年は会えなかったが、今年は逢えた。トリカブトが花芽を出していたので
きっと君もと…。何時もながら目立たないので眼を凝らしてやっと見つけた

スマホからでもできると言うのでアプリダウンロードしてお試しに…ちゃんとできるわ、便利

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水引(ミズヒキ)と共演する野草

2014-09-27 06:21:13 | 日記・エッセイ・コラム・植物

水引(ミズヒキ)はタデ科の雑草、あまり日当たりの良くない所に顔をだすが
この方を撮るのは本当に難しい、ピンボケになってしまう事が多いが…

野原薊(ノハラアザミ)

藪豆(ヤブマメ)

黄釣船(キツリフネ)
今回の散策では野草の花の周りに、ミズヒキが上手に配置されていた。
自然の造形だね。御蔭で目的の花もミズヒキもうまい具合に!

今日は偶然にも 友人の娘さんの結構式もあり、水引と野草の組合せ丁度良い!
天の采配だね おめでとうございます

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この夏、新十津川神社(旧玉置神社)の思い出

2014-09-24 21:31:38 | 日記・エッセイ・コラム・植物

今日は家族で小江戸”川越”へ。
昔の繁華街を生かし電柱が地中化されとても良い風情。
博物館、美術館から喜多院と写真の繁華街へ。
それから駐車してきた博物館へ戻る工程で
丁度四角に回ってきた感じ。
総距離5kmは歩いた勘定。良い運動になったなぁ
台風が接近して来ているので、雨がする前に帰途に
駄菓子横丁だったかなぁ、見たい所を外してしまったぁ…
次回、折を見て。
古い景観が残すのは良いなぁ故郷の玉置神社を思い出す:

玉置神社は、新十津川神社と名前が変わった様だ。
この夏帰省した折、幼馴染から聞いたが、由来が分からなくならないかなぁ
写真は今年の夏お袋と訪問した時の写真。
私はこの正面に10歳~20代前半迄住んでいた!久しぶりに此処を訪れたのは
砂川で昼外食するつもりが、目的の店が休業日、それならと新十津川の
グリーンパークで食事しようと高齢の母親を連れて行った。グリーンパークの
正面は急な階段で心配だったが、エレベータがあり助かったわ!食事後昔住んだ所を
見せようと玉置神社へ、ずいぶん変わっていたなぁ。
確か農協の正面から上がり社務所の所を左に折れ丁度、手水場あたりの所から右に
折れると神社の正面にでるレイアウトだった筈。今は道路から一直線に!
昔は道路に面して土俵がありその周りを観覧席に成るような土手になっていた。
色んな事が次々に浮かんでくる … 此処に来て、お袋が開口一番
 ”桜の木が出てたオンコの木はどこにある?” と。
 足元が覚束無いお袋を手を引いて、それこそ何十年ぶりでお参り!
 お袋の表情のなんと穏やかな事、忘れられない瞬間だった。
そのオンコの、桜が枝状に出た居た所には穴があり、よく鳥が巣を作っていた。
手を入れると生暖かい卵が幾つか入っていたのを覚えている。
残念ながら、もうなくなった様だ。当時なかったが高台小学校跡地の碑が建っている
此れで分かった事がある。
 昔、私達が住んでいた宮前町を”高台”と言っていた理由
 もう一つは何故神社の背面左に運動場があるのか
高台小学校のグランドだったんだねぇ。
此処で近隣の人達の運動会もやってたよなぁ。
お祭りには獅子舞や剣道大会、剣道には小学校の先生も出ていたし、
獅子舞を踊っていたのは近くの家のお父さん達だったなぁ。
とてもカッコ良かった。青年団中心で自分の子供に伝えていたのでは無いだろうか?
私の2期位先輩位が練習していた気がする。その子供達が地元に定着せず
どうなったか心配してたが、最近貰った総進の六郎からのビデオに獅子舞の様子が…
懐かしいね!残さなければなぁ、継承すべき地元の文化遺産。

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旭岳は冠雪と紅葉が同時に

2014-09-23 10:32:27 | 日記・エッセイ・コラム・植物

総進の六郎は昨日、ご夫婦で北海道旭岳に出かけたそうだ
:以下は六郎から頂いた写真


冠雪の旭岳と紅葉!素晴らしい景観だ。夏に訪問したのだが、残念ながら雲の中で
姿見の池・周辺の高山植物も霧の中でクリアには撮れなかった。写真の高山植物は
白玉の木(シラタマノキ)夏にもあったかも知れないね。
ツツジ科の植物で蔵王にもある様だ。

一方東京はとても過ごしやすくなり、北海道で子供の頃見た程ではないが
トンボが西から東(浄瑠璃姫伝説の大きな池がある)へ次々と飛んでゆく季節:

普段歩かない所を意識して歩くと足元に吊花(ツリバナ)が彼方此方に出ていた

以前は薄暗い所だったか間伐で明るくなり陽が当たる様になった効果かも…或は
今年の気候にマッチし勢いが増したかな。
もう一つは、烏の胡麻(カラスノゴマ)これも、間伐された後に出ていた。
ちょっとした手入れで目立たないものが際立つ。やりすぎると増えすぎる!
人間が手を入れる
加減は先人達の知恵を踏襲するに限るね。

雑草にだって、精霊飛蝗(ショウリョウバッタ)が隠れてる。雑草だからと無くすと
バッタも
生きてゆけなくなる。
自分本位ではなく周りを受け入れてバランス良く行こう!

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定住している翡翠(カワセミ)

2014-09-20 08:03:17 | 日記・エッセイ・コラム・植物



翡翠(カワセミ)君を良く見掛ける!
餌の少ない冬場さえも…。
時々何かのドラマの撮影のシーンで
使われたり
するこの場所。
見覚えがある方も居られるかも。
これから紅葉になるとまた違った
雰囲気に。


春咲くものと思って居たが
金糸梅(キンシバイ)が咲いている。
10年位前の春~初夏、金糸梅や
未央柳(ビヨウヤナギ)の黄色が
目立つ場所だった。ビヨウヤナギが
刈り取られ、かっての勢いは
なくなってしまったが…。

曼珠沙華も木立の下に沢山!。
木立から漏れた陽の光が当たる様
を撮ったつもりだが…。
この方は周りの勢いが弱くなるのを
感じるのだろうか?草刈とかに遭い
今年はダメか?と思いきや反って
勢いを増し一斉に出現する。不思議だ!

場所を変え近くの公園に
鳥兜(トリカブト)がでる所へ
北海道では7月末から8月だと思うが
東京では今頃やっと花芽が!
旭岳では初雪と紅葉が始まった様だが。

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活動始めたヒョウモン

2014-09-19 16:15:56 | 日記・エッセイ・コラム・植物

豹紋の蝶は色んな種類があるので、正しい同定は私のスキルでは無理だが…
初夏に活動開始するが夏の暑い時期に一旦姿が見えなくなり涼しくなると
再び現れるらしい

今よく見かけるニラの花にヒョウモンが来ていた。蝶は匂いの強いものを好むのかなぁ…
実家の山椒の木や青紫蘇にもアゲハチョウがよく来て産卵している。ちなみに実家では
アゲハの
大きな幼虫は見慣れてしまっていて誰も駆除しない。
しかし何かの細菌に侵されて育たなかったり
鳥に食われたりが多い。
蝶も寿命になると好みも言ってられないのか、何にでも産付け様とする。

温暖化で彼等にも住み易いだろうが命をつなぐ環境がなくなると次世代に繋がらない!
都心部では、ヒョウモンも見かけずらくなってきている様だ。人は自分で自分の環境を
壊すが
いずれ我が身に降りかかる。
関係ないと思う蝶だって廻り回って何らかの影響があるかもしれない。

大事にしよう彼等の生きる環境を。

総進の六郎からの便り 「秋始まり」

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レインボーファンと言うらしい、このシダ!

2014-09-18 07:40:05 | 日記・エッセイ・コラム・植物

一度出会った事があるが、このシダの様な不思議な色の植物 :

四年前に出会た記憶があり
調べると紺照鞍馬苔(コンテリクラマゴケ)
と言うイワヒバ科の常緑シダ植物。

前回はフラッシュを焚いた様だが、とても明るい水色でとても鮮やか!
地上を這うように増えるそうだが、四年経ってもあまり増えてない印象。

環境に依り色彩が変化するので
レインボーファン”と呼ばれているとの事。
中国原産でヨーロッパ経由で温室用園芸植物として明治に入ってきて様だが
温室から逃げ出し野生化しているとか。

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比較的大きな地震にも気づかず撮影…露草もどきの青い花

2014-09-16 17:24:44 | 日記・エッセイ・コラム・植物

一見露草(ツユクサ)に見えるが…

大帽子花(オオボウシバナ)通称青花(アオバナ)と呼ばれている様だ。
丁度露草を大きくした様な花だが、かって染料に使われてた。作業が大変な様で
今は化学合成の染料に置換り需要が
なくなったとか…無くなっちゃうかもしれないね。
最盛期を過ぎたのか花は2個しか見られなかったのが気になる。
以前はもっと沢山咲いていた気がするが…
ただ、近年この花の成分が糖質吸収を抑える効果があり商品開発が進んでいる様だ。
誰か、何処かで大量栽培されるかも

蔓人参(ツルニンジン)目立たなく見逃すところだった

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総進の六郎からの便り

2014-09-14 08:13:09 | 日記・エッセイ・コラム・植物

大雨警報が出てたあの日、畑の小豆(大納言)がぁ…と気をもむ日だった。
幸い空知地方の警報は比較的早く解除されたし、その後の河川の増水も新徳富ダムで心配なし!
その夜は、不覚にもリビングで朝までソファーに
:まだ薄暗い、新聞も未だかぁ!独り言を言いながら珈琲を落としていた。窓辺から空をも上げると
 小説1Q84の様な見事な中秋の名月が…別の世界から妖精でも降りてこないものか
 明るくなり外にでると周りは黄金の稲が、なんと素晴らしい。低気圧がもやもやとしたものを吹き飛ばし
 とても清々しい日になっている。数日前に見つけた野生の麝香草(ジャコウソウ)を思い出す。
 後日調べると少し香りがある様だが気にも留めなかったなぁ。ジャコウの香り?
 そもそもジャコウそのものを知らない、鹿がお好み?(笑)

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いつも突然お目見えする彼岸花

2014-09-12 19:35:42 | 日記・エッセイ・コラム・植物

家内が彼岸花を見たと言うので、毎年出現する場所に:

曼珠沙華とも言うが、この名は梵語の曼珠沙から来たものだそうだ。
曼珠沙は朱華の意味だがインドにはこの花はなく、花が赤いから日本人が
曼珠沙華の名前を付けたとか…


この花は白いが、此れが最初にあったら何と名づけるのだろう?
派手な割に実をつけないので球根で増える。それにしても彼方此方に出るは人が持ってきている
はずだが、聴いてもその覚えがないと言われる、突然出るので驚くが何とも不思議な花だ。

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