曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
一昨日晴れ間が見えたがずっと雨、おまけに台風が接近しつつある。9月初めに知床へ家族旅行の予定だったが地震で一か月延期し10/2に出発する予定だが飛行機が飛ぶのか 心配しながら台風情報をウォッチしている。晴れ間や雨での買い物ついで出会った南大沢周辺にものを:盛んだったクズの花もほぼ終わり目立つ様になってきたのは 背高泡立草(セイタカアワダチソウ)。本格的秋を迎える、傘をさいて歩くと金木犀(キンモクセイ)の香りが其処等じゅうから漂う!地面に花が沢山落ちている所為か花よりの 匂いで気付かされる。先日偶然見つけた摩耶蘭(マヤラン)も未だ元気にしていた!ポツンポツンと2~3本程度が普通だがこれ程纏まって出ているのは初めてだ。 秋を代表する野草の秋の野芥子(アキノノゲシ)(冒頭の写真)も咲き始め様だ。印象深いのは今年の通草(アケビ)、大平公園にもあるし、保育園の傍にもある 見上げないと気付き難いが今年は色んな所で眼にする。下に落ちていたアケビの実を持ち帰り家族に切って見せたりした。未だ未熟だが熟すとほんのり甘いと教えたり…。 以降、その他出会いを |
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雨上がりの長池にあった野原薊(ノハラアザミ)。普段なら縄張りに入ると追い立てるのだがこの日は仲良くしていた細扁虻(ホソヒラタアブ) |
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長い目にする水引(ミズヒキ)、バランスが悪く何時もどう撮ろうか迷わせるが、 雨露が付いていたので此れに注目…シャープじゃないが雨粒にミズヒキが上手い具合に写り込んでる(真ん中少し右に雨粒)。 |
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ナギナタコウジュを探しに行ったのだが道路上に積もった落葉で長時間かけた土壌の上に育っていたが春先にこの土壌を除去されてしまった! 生き残りがないかと期待したが出会えず(´;ω;`)。小栴檀草(コセンダングサ)だけは元気に出ていた。此処にはアメリカセンダングサの出ていたのだが此れも無く成ってる。 |
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以降は鶴見川源流域のものを、ひょっとすると此れが若葉台の方へ続くよこやまの道の一部なのかなぁ? | |
薄(ススキ)の穂の開き始め、”OK”と言ってくれてる様な面白い形だぁ |
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薄(ススキ)の冠毛。短く鋭い針の様な毛をつけ一直線に繋がってる。 先から順番に飛ぶのか?何処かで観察してみたい |
段戸襤褸菊(ダンドボロギク)の冠毛。花が終わり一斉に開いた感じ ススキの冠毛とは全く違うね。毛先が陽の加減で虹色に輝ききれいだった。 |
悩ましいが南天萩(ナンテンハギ)ではないだろうか |
こちらは藪豆(ヤブマメ)。蔓の所為だと思うが一つ見つけると周りに沢山 |
吾亦紅(ワレモコウ)、これも長い間見かける気がするが、もう終段かもなぁ |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
連休最終日の24日。久しぶりに家内が散策に付き合うと言うので小山内裏公園を回ってみる事に あまり収穫はなかったがもう終わり近いキバナコスモスに。皇帝ダリアがもう少しすると咲きだす雰囲気だった。キバナコスモスは終わった花が多く整然とした姿ではないが 蝶や蜂が来ている、次から次へ飛び回らず比較的大人しくしていた。虫取り網で蝶を狙っている女の子はこちらの目を気にしていたのか捕るのを躊躇している。 「良いよ、捕ったら」と勧めたが残念ながら逃げられてしまった写真の蝶はツマグロヒョウモンの雄とモンキチョウかな、蜂はクマバチとキンケハラナガツチバチだろうか |
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塔花(トウバナ)だと思う。小さいので見逃す所だった。 |
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公園の花壇にあった野紺菊(ノコンギク) |
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尾根緑道で見かけた小栴檀草(コセンダングサ)、この奥には群生も |
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これも花壇の黄花秋桐(キバナアキギリ)。長池公園ではまだ咲いていないものを野生のものを見かけた、他でもこの状態で見られる季節になってきた様だ |
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良く見かける様になってきた権萃(ゴンズイ)。 |
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以前は花だったが爺ちゃんに成っていた仙人草(センニンソウ)。 |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
今年も彼岸花(ヒガンバナ)が咲き始めた。丁度草刈りが始まり業者が入っていたが…「白い曼珠沙華もあるんだね」と声を掛けられた。手間なので全部刈り取られても |
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ずーっと気になっていた吊花(ツリバナ)…やっと割れ始めてきた。付近で沢山ついている所を探してみるのも良いかも |
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京王線のガードしたの柘榴(ザクロ)がはち切れそうになってる!此処には八重咲きのザクロもあるのだが実は付けていない、花だけ観賞するものなのかなぁ |
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此奴は其処等じゅうに出ている荒地盗人萩(アレチヌスビトハギ)。普通のヌスビトハギよりも花の形が良いね |
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単なる雑草の小さな花…鉄葎(カナムグラ)かな? |
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藪枯らし(ヤブガラシ)に来ていた黄色雀蜂(キイロスズメバチ) |
赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ) 元々南方に蝶のはずだが毎年見かける。もう付近に定着してるね |
都立大の構内には毎年、彼岸花(ヒガンバナ)が沢山でる。此処も咲き始めた、見頃にはもう少しだろうな |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
6日早朝、息子が北海道で大きな地震だ!と騒いでいた。北海道は比較的地震は少なく、電話してもお袋の反応は何時も「何か有ったか?」だったのだが… |
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比較的明るい所でも良く見かける蔓穂(ツルボ)だが薄暗い所に二本出ていたものに何となく眼が行った。 |
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悩ましいが多分、犬胡麻(イヌゴマ)。平行脈の大きな葉をもつ雑草の間に出ていたもの |
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小山内裏公園の内裏池の広場の上に出ていた紫式部(ムラサキシキブ)。立派な実をつけている。 |
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溝蕎麦(ミゾソバ)。小さいので中々うまく撮れない。 | |
内裏池の傍にある沢瀉(オモダカ)に花が付かないものか毎年注意して見ているが今年も花は見かけられない。 その葉の上に乗っていたカメムシ…自信ないがミナミトゲヘリカメムシだろうか? |
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南大沢給水所で背の高い雑草に止まってじっとしていた揚羽(アゲハ)。傍を通った時に気付いたが全く逃げる気配がなかったなぁ |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
台風21号が北上中!とても風が強く成って来ている。雨に合間にベランダで喫煙、座っていたが時折の突風で捕まらないと倒される位。 |
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湿地に敷設の木製デッキから見えるものは背の高い雑草ばかりだった。目立つのはもう群生から残ったポツンと咲いた黄釣船(キツリフネ)と禊萩(ミソハギ)位だった | |
ふと見るとミソハギの手前に水玉草(ミズタマソウ)、奥には数珠玉(ジュズダマ)。下段左がミズタマソウ、右がジュズダマ。 ジュズダマは下の方に黄色の雄しべの様なものが見える |
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これも見逃す所だった…奥に酸漿の様な袋が沢山見えたので周りを見ると花を付けているものも。千成酸漿(センナリホオズキ)だと思うが、以前からあったかなぁ? |
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顎無(アギナシ)の実。オモダカもそうだが花には注目するが実はあまり気にしなかった。こんな風になるんだね |
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これは何だかわからないのだが…南蛮苧(ナンバンカラムシ)かなぁ |
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これはお馴染み塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)の雌かな |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
先月末、小山内裏公園へ出かけた折、仙人草(センニンソウ)が出ていないは注意して居たが刈り取られ殆どなかった、花や実になった状態は楽しみなのだが…。 しかし増えるので嫌われるのだろうなぁ、刈り取られてもした仕方ないかぁ。このセンニンソウは長池公園の裏側のもの、此れ程見事なのは、この辺では今や珍しいかも? 蛇足だが、長池公園入口で出迎えてくれた女郎花(オミナエシ)と大錦草(オオニシキソウ)も添えてみた、以外に出会ったものを以降に: |
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河原決明(カワラケツメイ)の群生。田圃の傍とか水に恵まれれる所に出る様な気がするがこんな丘の上に沢山でてるのも不思議な気がする。 |
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カワラケツメイの傍に出ている南蛮煙管(ナンバンギセル)…ススキもあったかなぁ |
沢山出ている金水引(キンミズヒキ)、ちょっとアングルを工夫した。 |
以前見つけた雁首草(ガンクビソウ)…公園で看板も立てた様だ |
こちらは小藪煙草(コヤブタバコ)。 |
ちょっと自信ないが、時期を考えると野原薊(ノハラアザミ)かな |
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蔓穂(ツルボ)、もう少し群生した方が迫力あるのだが…。 |
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一瞬なんだろう?と思ったが此処には雄山火口(オヤマボクチ)が移植されているのを思い出した。昨年の今頃蓼科の山で見かけた事もある |