曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く |
26日に実家に入った。昨年より多い気がする、もちろん子供の頃と比べると雪の量も寒さも段違いなのだが。 実家は両脇が屋根からの雪で塞がり、窓から明かりが取れない状況。翌日午前中に片側だけ実施して半分は明るくなる。 この日は学生時代の友人と札幌で懇親会、シコタマ飲んで最終の特急で帰ってきたが翌早朝から幼馴染と近場と美瑛に行く 事になっており睡眠不足と二日酔い状態で出かけた。最初に出かけたのは袋地沼、残念ながら北帰行の白鳥はまだ此処まで 到着していない様だ。 今日は袋地沼を中心に紹介させていただきたい: 写真(↑)は袋地沼の写真。まだ水が見えていない。此れだと来ても休めないね、砂川オアシスパークもワカサギ釣りで 賑わってる状況だから渡り鳥のご一行様はもう少し後の方が良いね。 |
袋地沼の周りは霧がかかっている。太陽が高くなるとともに次第に消えてゆく雰囲気。反対側の袋地沼に向かうことにした。
遠くに霧に浮かぶように見える山、一本だけ見える立木のシルエットが何とも言えない風情だ。左にある大木を見上げると大きな鳥らしい陰影が二個見える。
尾白鷲(オジロワシ)だぁ。羽の先端が白くなり氷がついているのかもしれない。子供の頃まつ毛や眉毛が白くなるような寒さの経験があるが…オジロワシを見ているとそんな雰囲気と厳しい表情が伺える。
あ!行っちゃったぁ。邪魔するつもりはなかったが警戒されちゃったね。
こちらは少し水面も見えている様だ。しかし、まだまだ寒そうだ。
対岸を見ると北狐(キタキツネ)が速足で歩いてきた。霧で焦点を合わせるのが難しくやっとこの程度。しかし朝晩、食糧確保に出かけるのだろうがこの季節は厳しいだろうなぁ。実家に裏庭まで足跡が残っている。
二羽いた内の一羽は飛んで逃げてしまったがもう一羽の尾白鷲(オジロワシ)はじっとして居てくれた。少し露出が甘いのかクリアーじゃないが、こちらワシの表情は比較的穏やかに見える。