予報は晴れだったので洗車に出かけた。フロンド硝子に大きめの水滴があたる。
雨かと思っているとだんだん風が出てきて本格的に降り出した。折角洗車に!と思って出かけてきたのにと、つい暗い気分になったが、前方に風に煽られて銀杏並木から一斉に黄色のハート型の葉が舞っている。其の中の通過する気分は不思議な感覚だった。
その翌日、近くにある銀杏の木が気になって…
此処は近くの緑地帯の中にある小さな広場。丁度真ん中一本だけ居座る銀杏。
木の周りの黄色の絨毯は、つい先日迄は全く見られなったのだが。
何かのきっかけで一瞬に葉を落とした感じ…なんと潔い。
周りを囲われた場所にある所為か、此奴の落葉遅く雪と銀杏の葉の絨毯の組合せが絶妙なスポットなのだが。
紅葉ももう名残を楽しむ段階、まだまだ…
写真を撮っていると、遊歩道を歩いてきた女性が立ち止まって
”どても綺麗ですよね””他に出かける必要なんて必要ないですね”
”この辺に沢山ありますもの” 確かにその通り、紅葉狩りの人で混雑する事もなくゆっくり楽しめる。 しかし、もう最後ですねぇ。
おまけを一つ、多分ヤマツツジだと思うにだが。何を思ったのか今…
葉が紅葉しているのに花をつける、普通は6月頃だろうに。
何か勘違いさせる程の変化を感じたか、必死で生き延び様とする証か。
もう少し寒くなったら 銀杏の様に潔くしても良し、頑張って咲ききるのも良し。
その選択がきっと良い結果を生むよ