お陰様と言えば叱られそうだが東京は快晴の連続、外は山茶花以外見かける花は少ないが柑橘系の実が目立つ
夏蜜柑だと思う。新年を迎える時備えるのは”橙(ダイダイ)”。正確には橙と夏蜜柑は違うが夏蜜柑をダイダイと称している所もある様だ。代々家が続く縁起物の意味もあるらしい。橙には実の臍(ホゾ)に台が二つあるからダイダイと名付けられたとか。青い実が冬になり黄色に熟しても落ちずに翌夏にまた緑の生まれたての様な実に戻る、回青橙と言われる様だ。一度実を付けると七年は落下せず復活再生を繰り返すとか…一度本物の橙(ダイダイ)の復活再生の様を見てみたい。
枝に実だけを残すと言えば…本日、偶然見つけた”花梨(カリン)”の実。
3個程が枝に残っていた。地面に歪だがこの1.5倍程ある実が落ちていた。拾ってくれば良かったなぁ
こいつの仲間で今花を付けるものもある
昨年迄はこの方の正体がわからなかったが”枇杷(ビワ)”君でした。毛皮のコートを羽織って咲く白い花はこの時期に相応しいかも。ビワもカリンも喉とかの薬効がある。カリンは喉飴にあるからわかるがビワも同じものが?…果実より葉にある様だ。ただカリンの葉は胃の中で青酸に変わる成分が有る様で個人で用いるのは禁物。
正月の花にしようと思っていたが、”柊(ヒイラギ)” もう終わりの様子。
自生する紫式部(ムラサキシキブ)だと思っていたが、実の付き方が違う!
普段見かける紫や白い実を付けるものは園芸種で”小紫(コムラサキ)”が正解で、これが本当の”紫式部(ムラサキシキブ)”だそうです。
良いお年をお迎えください!