昨日に続き、今日も良い天気。時間が遅かった所為かウグイスの声は聞こえなかったが鶯神楽(ウグイスカグラ)出会う。
注意しないと見逃す小さな花、花が終わると小さな
赤い実をつける。スイカズラ科なので毒かと思っていたが食べられる様だ。園芸種に白い花のものもある様だが、であった事はない。ウグイスカグラの名前はやはりウグイスが鳴く頃咲くのと、彼等が隠れるような藪になるから付いた名前と入れているが…。
これはも紅葉苺(モミジイチゴ)。棘があるが枝に大きな白い花を次々つける、此れからのよく見かける花だ。
別名・黄苺の方が知られているかも。
次は、お馴染みをいくつか
花大根(ハナダイコン)。ムラサキハナナとかショカツサイとも言うらしい。大根が野生化したものだと聞いた事もあるが、大根とは別種で外来種の様だ。
次は、昨日見た菫に気を良くして探してみたが、未だ難しい様だ。昨年出ていた石を引きつめた所に行ってみると案の定出ていた。石で温められ他より有利なんだろうなぁ。この辺に多い立壺菫(タチツボスミレ)。
この時期の主人公、桜(サクラ)。種類は残念ながら私の知識では同定できない。染井吉野以外に違いないのだが、寒緋桜にしては赤い色が薄い…TVで言っていた都心の方で咲く陽光?単なる山桜?いいや桜で。
次も連続で
白木蓮(ハクモクレン)。付近にとても多い花木、白木蓮の並木もとても良い風情になる。来週位が見ごろになるかも?ひょっとすると桜の時期と重なるかもしれない、楽しみだねぇ。
最後の黄色は日向水木(ヒュウガミズキ)。これも植栽でよく使われいるがこれから。もう少し白っぽい感じだった気がするが…違う品種かなぁ
これから、競って色んなものが出て来る。植物園にでも行ってくると面白いかもしれないね。
南から桜前線が北上して来ているが、それでも手袋やダウンは止め普通のコートで通勤する様になって来た。北海道・総進の六郎には笑われるだろうが、実家の母親に聞くと確実に暖かくなって来ている様だ。高齢な彼女も朋友の猫も元気になってきた様子。先週末やってしまったぎっくり腰のほぼ回復、テスト兼ね撮影散歩、今年初めて聞くウグイスの声に導かれた所為か…結構収穫があった!:
出てましたね、天気が良ければ一両日に咲く気配の片栗(カタクリ)
子供の頃、田舎では此れを沢山採ってきて”御浸し”して食べた記憶があるが、今やったらヒンシュクを買うどころじゃないだろうなぁ。
次も、定番だが今年初めて見つけた丸葉菫(マルバスミレ)
日が陰ると少し寒いせいか、形は今一つ。道路の向こうの斜面では若い人を集め何かゲームの様なものをやっていた。菫の右下は小川が流れていてカエルの産卵できる小さなため池があり、覗くとある!ある!シッカリと産み付けられている。写真は嫌いな方もいるので割愛。
お馴染みさんの姫踊子草(ヒメオドリコソウ)、仏の座(ホトケノザ)を
ずっと待っていたが中々咲いているものが見つけられなかったが、この2,3日で開花したのかも。咲きだすと彼方此方に群生する姿を見かけるが、もう少しかなぁ
おまけで…
最初が土筆(ツクシ)。所謂スギナだが六郎に言わせるとこの方達は根を深く張るそうで生え出すと大変な様で早期処理必須の方々だそうだ!風情があっても農家の天敵みたいな方々。
二番目はマンサク、”満作”と書いたり”万作”と書いたりする。そもそも正式にはカタカナ表記だろうだからどちらでも許されると思うが、名前の由来を示す事が多く日本語表記を自分は好む。調べたら東北弁の””まんず咲く”から来たという説があるという、ほんとかなぁ?それならどちらでもいいかぁ
最後は猫柳(ネコヤナギ)。ネコヤナギもその姿からの名前だろうが多分正確にはちゃんと名前があるのだろうなぁ。この手のものを総称してネコヤナギと言うらしいが…此処まで開いたものものもよく見ると良いですね。
春本番迄もう少し、やはり桜が来ないと
先週末にぎっくり腰で日曜は全く動けず今日朝一番で整形外科に!何度か起きているので医者も慣れたもので、”いつものね”でいつもの処方。幸いにも一人で歩ける状況だったので、近くの公園から梅林へ。
山茱萸(サンシュユ)がやっとこんな状態に。つい最近まで昨年付けた赤い実と蕾を付けていたのだが。今年は寒いのか暖かいのかよく分からない気候だなぁ。
満開ではないが木五倍子(キブシ)もこれから盛かなぁ
この梅園に出かけたのは、枇杷の事が気になっていて見てきて、実物に触れてみると固くこれから咲くようなイメージではない!帰宅してよく調べると枇杷の花は11月~2月とある。花は終わっていた…今年の初冬迄お預けだわ
慰めに、再び梅の花
確か、青梅の梅林の梅まつりは確か今日まで。
ウィルスの影響を食い止めるため一斉に伐採する様だ、もとに戻すのは10年かかるとか…腰を痛めてなければ最後の景観を撮影に出かけるのだが。
何回か前の記事に載せたが、枇杷(ビワ)はこんな状態。毛のコートを脱ぎだして芽が出始めている。もう少したつと開花すると思うのだが…まだ見た事がないのでとても楽しみ
土佐水木(トサミズキ)の花の出始め、もう少し房が大きくなり全体が黄色の印象だったが…雄しべ?になる部分が出で、此れが割れて黄色花粉が付いた部分が出て来る様だ。残念ながら接写レンズなく家内のコンパクトカメラで撮って貰ったもの。いよいよ黄色が主役に。
こいつは不思議だ。秋、花をつけ寒くなると鮮やかに全体が紅葉の様に赤くなる。その後枯れるが根元にバラの花びらの様な葉を出して冬を超える。
この部分がどんどん大きくなってくる。ネットで調べると高野山のお坊さんが歌った和歌にちなんだ名前とか。”見せたい”の古語が変形して見せばや(ミセバヤ)になったとか。
嫌いな方もいると思うの写真は差し控えるが、近くの大学構内の大きな池は
ヒキガエルが一斉に起きだして、丁度恋の季節。その内水際の浅瀬に大量のオタマジャクシが見られるようになる。代わりに其処で見かけた百舌(モズ)の後ろ姿を
北海道ではまだまだ本番で春らしい兆しが見えて無いようだ。春先を迎えると残雪の傍に無造作に見かける蕗の薹(フキノトウ)も此方では探すのがとても難しい…
やっと見つけた!一昔前には近くの遊歩道の生垣の裏にも出ていたものだが誰かが見つけて採ってしまうのだろうなぁ。採るのは構わないが根こそぎ採ってしまっては出て来なくなる。日本の漁業も同じだ、幾ら代々漁をしていたからと言って”俺の海”感覚で来るものを根こそぎ…それで”大漁””大漁”と自慢し旗まで上げて凱旋する。狩猟採集をやるなら自然の恵みは”みんなもの”で産卵に来るものは適度に残さねばぁ!枯渇するに決まってる。クロマグロの漁獲制限をするそうだが、元来クロマグロの成魚のなる前のメジマグロを捕獲し流通させるのは変な話だ、我々が食べなければ商売にできない、全面禁漁にすべきだ!マグロだけではないが採りすぎて海洋投棄迄する様な漁の仕方はやめるべきだね。
これは食べないと思うが…キンポウゲ科だから多分毒。フキノトウと同じ春の兆しの黄色、福寿草(フクジュソウ)
お寺の境内でよく植えてある、何か意味があるのかもしれない。これは近くの公園の庭で偶然見つけたもの、野生のものは中々見かけないね。これから黄色の花がどんどんと出て来る。蝋梅(ロウバイ)は今頃全盛かな?未だ見ていない。山茱萸(サンシュユ)は出ているが気候の関係か、未だ全盛ではない。野草の黄色の代名詞タンポポ未だだなぁ
全盛はなんと言っても梅、梅園の紅白の組み合わせは何とも言えない風情だね。今年は雪の中に咲く白梅も見せてもらった。北海道では桜の後に梅が咲くそうだからずっと先の話。総進の六郎から嫁入りしたスズランはまだ芽もでていない!少し不安、寒さに慣れてるとは言え、内地住まい2年で体質変わってないだろうか…