野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

見上げると桐の花も咲きだし、平成最後にギンランにも出会えた

2019-04-29 13:28:49 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
家内を歯医者に送って行った後、時間が有るので多摩グリーンライブセンターを散策
特筆する様な収穫はないが大きな桐の木を見上げると花を付けてる(冒頭のものと左(←クリックすると大きく成ります))。
土手よりのニリンソウも少しだけ残っているがノシランがきれいに刈り取られている…整理の仕方としては此れで良いのだろうか?また生えて来るのだろうな。
以降多摩グリーンライブセンターで出会った主なものを:

通草(アケビ)も咲いていた。毎年でるのだが今年は花が少なし、勢いがない。消えちゃうかもしれないなぁ

花壇の方に行くと出迎えてくれたのは桧扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)まさかなぁ、アヤメだろうな!長い葉の間から顔をだした姿が印象深い
ヒオウギアヤメは北海道・厚岸の群生地を訪問した事がある。霧が発生していてヒオウギアヤメも印象深いが足元の沢山のウツボグサで足場を確保できない程だった。
馬が放牧されていて霧が徐々に晴れると遠くにその姿も…また何時か行けると良いなぁ。

アヤメの奥の生垣状態にされてる柊南天(ヒイラギナンテン)。花が終わると気にも留めないが、種の色や明るい緑を背景に見ると別物に見える。

かって此処の入口近くに野生のものらしき踊子草(オドリコソウ)を見かけたのだが…消えちゃったんだろうなぁ、今は奥の方で鉢植えにあった。

もうそろそろ近隣でも見かけるだろうが…花壇で見かけた宝鐸草(ホウチャクソウ

これも花壇のものだが…甘野老(アマドコロ)だと思うが鳴子百合(ナルコユリ)だろうか?

クレマチスだが花びらが開き切る前の姿…この方が数段趣がある気がする。以降花壇で目についたものを纏めて

矢車菊(ヤグルマギク)

螢葛(ホタルカズラ)

紫蘭(シラン) 口紅を塗ったかの様な装い

ルピナス 北海道では至る所で見かける…花壇にあった方が見栄えが良いかも

釣鐘水仙(ツリガネズイセン) 此奴は野生化の兆しあり、飛んでもない所でも

桜草(サクラソウ)小葉の立波(コバノタツナミ)のコラボ

ラフェット多摩への買い物に出た折、出会ったのが此れ(↑)…5cmほどの丈しかないので見逃す所だった銀蘭(ギンラン)
平成最後にキンランだけではなくギンランにも出会えたのはラッキーだったかも(笑)
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キンランに出会ったぁ

2019-04-22 16:58:24 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
孫に案内して貰った黒川よこみね緑地で金蘭(キンラン)出会った。学校の課外授業で見に立った様で、その晩電話がかかって来て翌日待ち合わせ一緒に歩いた。
早い気がするが目的地までの遊歩道脇の土手にも花は付けてないがキンランを見つけた。南大沢近隣でも出て来るかもしれないね(^^♪
この日の孫との散策で出会ったおもなものを以降に:

下ばかり見ているので見逃す所だったが下に花が落ちていたので傍の大きな木を見上げるとこの状態(上↑の写真)…上溝桜(ウワミズザクラ)の様だ。
少し前の鶴見川源流域でもウワミズザクラの木は有ったが花はまだまだだったので、此れにも驚かされた。
はるひ野駅の近くで道路に面した民家との法面に松葉海蘭(マツバウンラン)も出ていた。(左←の写真 クリックすると大きく成ります)。
2時間位になってしまった散策、少し飽きが来たのか中盤から不機嫌に成った孫
…タンポポ切りを教えてると目を輝かせ、此れで遊びながら無事、はるひ野駅到着だった(笑)
以降は若葉台の方の上谷戸公園で出会ったもの

ホタルやチョウゲンボウの生息で知られた上谷戸公園。川沿いを少し歩くとまだポツンとだが赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)に出会う。

瘡の王(クサノオウ)南大沢付近ではあまり見ないかも?薬科大には間違いなくあったが、首都大学東京の構内で昔見かけたかなぁ

近くにもあると思うが川沿いの低い草の間にニョキッと出ていてとても目立った箆大葉子(ヘラオオバコ)

此奴が悩ましい、あまり得手ではない蝶…褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)だろうか?
止まっている花は?…蕾が下を向いているから春紫苑(ハルジオン)でいいかな。
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セリバヒエンソウも出てきた

2019-04-17 12:31:10 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
まだ早いかと思いつつ久しぶりに鶴見川源流域を歩いた。この時期は蚊も蜂にも遭遇しないので気楽回れる。
最初に出会ったのは芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)、もう少し後かと思っていた。毎年出る場所なので今年も元気で安堵。あまり増えてないのが少し気になる所。
これ以外に出会った主なものを以降に:

尾根緑道でも出会ったが、此処でも出会った姫楮(ヒメコウゾ)。尾根緑道のは赤い雌花が目立たないものだった、此処のは逆に雄花は此れからの様だ。
ブドウ状の実の様なものの粒の先端に薄い黄色の様な花を付ける。
ちょっとピントはずれてるが左の写真に様は感じに(クリックすると大きく成ります)
どうして同じ木に別々に雄花や雌花をつけるのだろう?効率悪い気がするが、虫とかの媒介を期待しないのかな。

これは多分、梶苺(カジイチゴ)、此処には結構纏まって出ている。

蛇苺(ヘビイチゴ)かな…花芯の部分の黄色が良く見かけるものより濃いので迷うが形がヘビイチゴ。個体差なのだろうか

自信ないが、三葉土栗(ミツバツチグリ)かな。キジムシロの様に地を這う蔓は出ていない様だ。

またまた悩ましいが…これはタンポポ?
左(←)の写真は少し前に尾根緑道で出会ったものだが、これもタンポポだろうか?
花びらの先端が細く尖っている(クリックすると大きく成ります)。調べるとタンポポには”筒咲き”と言うのがあって一つ一つの花弁が丸まるものがある様だ。
よく見ると花びら全体ではないが先端の方が丸まっている、筒咲きの類かなあ
今回であったものも花がちょっと違う気がする…一番近いと思われるのは綿毛花車(ワタゲハナグルマ)なのだが?

蛇足だが昨年秋、開花したものは残念ながら見逃したのだが…茎と萼片一体でドライになった長刀香需(ナギナタコウジュ)に出会う。
この幾何学模様は面白いし中々味のある姿だ。
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タマノカンアオイやジュウニヒトエも御目見えだぁ

2019-04-12 21:09:01 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
白木蓮や満開の桜の丁度見頃の時を逃した気がする。先日の片倉城址公園で偶然出会った筆竜胆が近くで出ていないか気になり、桜に混じる新緑を楽しながら近隣を散策した。
清水入緑地の湧水の小川には二輪草も出ているが…
目を引いたの一本は狐の牡丹(キツネノボタン)花虻(ハナアブ)の類も同じ思いだったのか、立ち寄ってきている。
(左←の写真、クリックすると大きく成ります)
主に南大沢東緑地と尾根緑道から小山内裏公園を回ったのだが目に留まるのはイロハモミジの小さな赤い花(冒頭の写真)と見て頂戴と言わんばかりの
海棠(カイドウ)の花。柏木小学校の横にある譲葉(ユズリハ)に花らしきものも、もはや上の方にしかない桜の花を見上げていて気付いたもの。
以降出会った主なものを以降に:今回は結構収穫が有ったかも、数多いがご容赦の程

小さく目立たない花だった、葉をウサギの耳の様に立てた所に小さな黄色の花が…黒文字(クロモジ)の様だ。こうして接写でみると結構きれいな花だった。
香りが良いので茶道の茶菓子に添える楊枝に使うそうだが、鼻が悪く匂いまでは感じられなかった。

クロモジの傍に絡みついていたものだが、これって半鐘蔓(ハンショウヅル)の花芽じゃないかなぁ。これからが楽しみ。

以前、清水入緑地でクサイチゴを見かけていたので、てっきりそうかと思って居たが、どうも違う…深山冬苺(ミヤマフユイチゴ)じゃないかなぁ?
ごめんなさい!…昨日(4/13)同じ尾根緑道を歩くと沢山出ていた。苦苺(ニガイチゴ)の様だ。

この方は尾根緑道で比較的良く見かけた…油瀝青(アブラチャン)だと思うがどうだろう?。やはり黒文字(クロモジ)かなぁ?花は小さいがこうしてみると結構迫力があるね。

キランソウが出始めているので、そろそろと思って居た。一個だけだったが待ちかねた十二単(ジュウニヒトエ)と出会えた。

近隣に一つだけあるのだが緑色の花を付ける桜
多分、鬱金桜(ウコンザクラ)。(左←クリックすると大きく成ります)
未だ満開ではないが今年も花を付けている

なんて事はないが…何処にでも出る雑草、アメリカフウロもお目見えだ。

一見ヤブニンジンかと思ったが先が赤っぽい…雄藪虱(オヤブジラミ)の様だ。
片倉城址公園で見かけたので近隣でもと探すと…尾根緑道にも小山内裏公園にも出ていた筆竜胆(フデリンドウ)
多摩の寒葵(タマノカンアオイ)。蕾をつけているのは知っていたので結構頻繁にチェックしてたのだが遂に咲いたものに出会う。
左のものは接写で照明をして撮ったもの。どんな実をつけるのか引続き観察したいね。
寒気がきたりしたので心配したが着実に季節は進む、もう少し暖かくなったら部屋に入れてるアマリリスの鉢植えも外に出さねば。
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ミズバショウを見に片倉城址公園へ…ヤマブキソウが咲き始めてた

2019-04-08 21:26:03 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

この時期はミズバショウを見に行くのだが遠くまでは出かけるのは億劫、少ないが片倉城址公園で見られるかも?と出かけてみた。
例年今頃は沢山のそこら中にカタクリを見掛けるのだが…山吹草(ヤマブキソウ)がもう出てるとは思わなかった(上の写真)。流石に沢一面の群生にはまだなっていないが
気候次第で見事な群生になるのが速いかもしれない。ちなみにヤマブキソウがこれ程、群生するのは極めて珍しいそうだ。今回改めて思ったが比較的狭いエリアなのに野草の
種類が非常に多い気がする…結構急な斜面と陽当り、何よりも湧水と言った立地の所為かもしれないね。午前中の2時間程しか歩いていないが出会った主なものを以降に:
数が多いので割愛したものにはニリンソウ、モミジイチゴ、イカリソウ、リュウキンカ(ヒメリュウキンカかもしれない)、タチイヌノフグリ等。
毎年見かけていたジロボウエンゴサクが見当たらないのは残念、消えちゃったか?これから出るのか?


此処で筆竜胆(フデリンドウ)の出会えるとは思わなかった…自宅近隣でも、そろそろ見られるかもしれないね(^^♪

山瑠璃草(ヤマルリソウ)だ。
この方にはこの時期、毎年出会える。
左(←)は白っぽいヤマルリソウ(クリックすると大きく成ります)。斜面の石垣から出ていた陽当りと微妙な土壌のちがいだろうか?

ニリンソウが沢山咲いているので、つい見逃しそうだった一輪草(イチリンソウ)。 比較的近くに出ていたタマノカンオアイは未だの様だった

此処の元々あったのか?記憶がない、植えられたのかもしれないね…一人静(ヒトリシズカ)。周りに結構広がって増えている感じだったので雰囲気良くなるかも?

紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)

白花鷺苔(シロバナサギゴケ)

斜面の至る所にある片栗(カタクリ)

通草(アケビ) よく見ていないと見逃すかも

これを探しに来たが正面から見えない水芭蕉(ミズバショウ)…白鳥に見える

彼方此方で見かけた蝮草(マムシグサ)

山鳥薇(ヤマドリゼンマイ) 箱根で見たが近隣では見かけないね。移植かなぁ?

月並みな雑草、藪人参(ヤブニンジン)。花だけを撮ってみた。

今一つ自信ないが灯台草(トウダイグサ)かな? タカトウダイもあったが花はまだまだの感じだった
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キランソウも目立つ様になってきた…え!ひょっとしてイソヒヨドリ

2019-04-04 21:10:26 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
周辺の桜もやっと見頃なってきた様だ。何時もより圧倒される様な迫力が感じられないのは寒波が来たりした所為かなぁ。
それでも足元に金瘡小草(キランソウ)が目に付くようになってきたな、此奴が出るとジュウニヒトエも近い内だろうか?
其れと言ったトピックないが南大沢東緑地から首都大学東京の松木日向緑地を回ってみた、以降出会った主なものを:

草木瓜(クサボケ)が地面から直接花を付けた様な姿で出ていた。何時も思うがこの辺には結構自生している。


此れもクサボケに出会った南大沢東緑地のものだが道路脇の側溝沿いに沢山の花大根(ハナダイコン)が今年も咲いていた。
右側は近くにあったタンポポ背景の烏野豌豆(カラスノエンドウ)、背景が黄色の所為か違った印象で目を引いた。
木をみると青木(アオキ)なのだが沢山つけてる小さな花の印象に違和感。後で分かったが…左が雄花で、右が雌花だった。
今年は其処等じゅうで見かけられる気がする…紫華鬘(ムラサキケマン)。先日は清水入緑地で見かけたが今度は松木日向緑地でも
上の二段、三枚の写真は小山内裏公園の内裏池付近のもの。此処には星桜(ホシザクラ)が保護され沢山植えられている様だ(下段の二枚)
上の一枚は内裏池の山側の広場に沢山出ていたペンペングサ…薺(ナズナ)。ホシザクラは絶密危惧種と立て看板にあるが探すと付近の至る所で見かける気がする。
もっとも、この手の山桜は似たものが多いので見分けるのが難しく、勘違いしているのかも(笑)

蛇足だが
4/1、ラフェット多摩・南大沢の屋根に居た見慣れない鳥、遠くなのでトリミングしたものだが…ひょっとして磯鵯(イソヒヨドリ)かなぁ?
こんな所までくるのだろうか?市街地でも結構見かけるとの情報もあるが…。
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