曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
明日帰京、2週間前は結構残雪もあったが天気に恵まれてすっかり消えた!改めて実家に咲く花を眺め、お土産の買い出しに砂川市内を歩いた。 実家にはクロッカスに度々セイヨウオオマルハナバチが来る様になった。何故か地面に止まっている、塩っ気でも舐めているのかな?それにしても受粉等で役に立ってるこの蜂は、地元の固有種”エゾオオマルハナバチ”と競合する様で特定外来生物に指定されている様だ、とてもきれいなのになぁ。 周りの民家に負けない様に水仙も咲き始めてきた、多分晴れなら今日中に一斉に開花したかもしれないなぁ。鶴沼公園でも見かけたが実家の菊咲一華(キクザキイチゲ)も 福寿草(フクジュソウ)に負けじと咲きだした。今年も出るか心配だった蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)も無事出てきてくれた。 融雪促進で雪を掘り起こしたら出てきた座禅草(ザゼンソウ)も開きだしてる、花芯の粒々が黄色になると最高なのだが…。 最後のはこの時期何処の民家にも出てるチオノドクサ、少し雨が降りだし雨粒が付いてる。開花するまで正体不明だったね、君は。 以降、砂川市街を散策した折、目についたものと好きなお菓子屋さんを: |
|
普通に市街を歩いても面白くないので鉄道沿いを歩いた。線路の法面に咲く蕗の薹(フキノトウ)が旧消防所の火の見を背景に。駅に着くと特急ライラックが出てゆく所だった | |
先日NHKのプロフェッショナルで放映された岩田書店(左)。”何がしたいか自分で分かって居てそれをし続けるのがプロだ”とても印象的な言葉だが中々できないなぁ。 右は度々食事に伺うペオニーガーデン、今回は行けなかったなぁ。この店の様なデザインでこの店の前の通りを駅前迄を統一すれば洒落た街灯も生きインプレッシブルになるのに |
|
お菓子屋の”いよだ”、此処のお菓子の”カボチャ種”は実家で食べてから現役時代を通じて帰省の度にお土産に買って帰っている。 会社では「見た目は兎も角、とてもリッチな味ですね」との評価だった!岩田さんではないが、どうして古くからあるこれを拘らないのだろう?かりんとう饅頭じゃないと思う |
|
此処の店は2、3年前迄知らなかったが妹が買ってきてくれた”アップルパイ”はとても美味しかった!”ナカヤ”と言うお店。 |
|
|
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
幼馴染の4時前のお迎えで日の出を待つ。撮影場所到着時車の前をいきなりウサギが飛び出しビックリした。 もっともビックリしたのはうさぎ君だろうな。そのまま朝陽が昇るのを待った!数は少なくなったが白鳥はまだ池のいるようだ。 野草ばっかりやっているので日の出/日の入りは慣れてないが練習のつもりで。冒頭の写真も太陽の輪郭をしっかりとるのはフィルターつかうのかなぁ? その成果を幾つか: |
|
それ程温度は低くない筈だがサンピラー現象気味の太陽、其処を横切る水鳥。白鳥ではないね |
|
明るくなった水面は白鳥のご一行さんが静かに並んで…飛び立つ前のウォーミングアップかな。 |
|
朝陽の前を横切る白鳥。飛行隊も何組か飛んだが朝日も前に来て捉えらたのは孤軍の2羽だけ |
|
沼の白鳥も薄紫の雰囲気に影響されたが何となく動きが違う。愛情表現に入る絶好のムードかな(笑) |
|
どんどん明るくなるが白鳥の動きが微妙、首と首を合わせる様な仕草 |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
冬期間施した雪囲いの開放で実家に。雪が多くお袋と電話で話しながらの帰省だが例年より3週間遅れ。 実家に来て驚いたのが思ったより融雪が進んで前庭と横は殆ど雪がない。上の写真はお隣さんとの塀の間にできた雪のアーチ。 早速結束の開放作業に入ったが前庭と横が良いが裏が大変!結束したの庭木は頭しか出していない。屋根からの雪を全部裏庭へ持っていった所為なのだが…。 滞在期間に制約がある為、庭木を周りの除雪をする羽目に。この時期の雪は重く氷の層もある為重労働、腰を痛めたかも。 そんな実家だが細やかな北海道らしい春の兆しが所々に、陳腐だがそんなものを: |
|
クロッカス、福寿草(フクジュソウ)も少しで咲く、片栗(カタクリ)ももう少し、庭にカタクリが出るのは北海道ならでわだな。お馴染みの蕗の薹(フキノトウ)も 実家にはエゾエンゴサクも出るはずなのだがまだ見かけられない。最後のは白樺の花、まだ開いていない!花が開くと花粉被害が出るそうだが子供の頃にはそんな記憶ないのだが |
|
買い物に行った時の公園、親水公園だったかなぁ。冬期間の排雪で積み上げられた雪が山の様になってる。此れが消えるのは今月末かな。 北帰行の白鳥はまだ居る様なので明日の雪囲い開放は休んで見に行ってみるかなぁ |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
今日は曇り、オスプレイが横田基地へ移動すると言うのでひょっとして見かけられないか?とベランダで待って居たが音らしきものは聞こえたがコースが違うのか、残念な結果。 天候もあるが今更出るのも面倒なので写真整理。冒頭のものは、先月末、桜の木の傍の斜面でしっかり咲いていた筆竜胆(フデリンドウ)。余程日当たりが良かったんだろうね。 以降今月に成って出会った主なものを幾つか: |
|
今や桜は花吹雪状態、地面を眺めていると何処からか風に吹かれて飛んできた花びらが目に付く。清水入緑地の湧水の流れにも花びらが流れている(上の写真) 桜は見頃が終わっても代わりに目につくものが沢山、そんなものを以下に: |
|
木蓮(モクレン)何故かハクモクレンの終わりの頃から咲きだす |
近くの介護施設で見かけた源平桃(ゲンペイモモ)。こんなに見事だったかなぁ |
桜終わって咲く出す八重桜(ヤエザクラ) |
芝桜(シバザクラ) |
花蘇芳(ハナズオウ)小さな赤い蕾が見る間に開いた感じ |
山吹(ヤマブキ)今、全盛かも |
先月末、尾根緑道でも見かけたが上手く撮れなかったのだが…これは4/3清水入緑地の籬通(カキドオシ) |
|
射干(シャガ)も彼方此方で見かける様になってきた! |
|
立壺菫(タチツボスミレ)…うまい具合にタンポポやオオイヌノフグリとセットで。 |
|
蛇苺(ヘビイチゴ)も出始めて来た! |
|
接骨木(ニワトコ)も咲きだした様だ。後ろの黄色はヤマブキだがもう少し勢いが良くなってからの方が良かったかろうなぁ |
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
毎年作っているカレンダーを見ると片倉城跡公園のミスミソウが写ってたのが目に止まり先月29日に行ってみた。頂上の桜も丁度満開で近隣の保育園の子供達も来ていた。 お年寄りの団体さんも多く「保育園の子供達で花見の場所をどうするか?」「子供達は長居しない筈だから待てば良いんじゃない!」とか段々賑やかになってきた。 残念ながらミスミソウには出会えなかったが”此処にこんなにカタクリがあったかなぁ?”と思う程、山の斜面、至る所に出ていた!略一週間位前の話なので今は少し様子が違って居るかも?冒頭のものはニリンソウに囲まれた片栗(カタクリ)、二輪草(ニリンソウ)、蝮草(マムシグサ)、猫の眼草(ネコノメソウ)。 一週間前だが片倉城跡公園で冒頭のもの以外のものを以降に: |
|
公園に入って直ぐの池の奥に出ている水芭蕉(ミズバショウ)。昔は水車小屋の陰に出ていたが一部移植したのか?元々此処にも出ているのか、毎年出てるね |
|
ひょっとしてとは思って居たが案の定出ていた山瑠璃草(ヤマルリソウ)。 | |
ゼンマイかと思ったが調べると山鳥薇(ヤマドリゼンマイ)の様だ。以前箱根湿生植物園で見かけた事があるが此処にもあるんだなぁ |
|
倒れていたので見逃す所だった。小山内裏公園の保護されている場所では葉が出始めている位だったが此処ではちゃんと花が出ている甘菜(アマナ)。 |
|
ヤマブキソウが群生するのはまだまだ先の話だが沢の奥の方で一個だけ咲いているのを見かけた山吹草(ヤマブキソウ)。ヤマブキソウの群生は珍しいそうで今年も楽しみだ。 |
|
山から下る途中で、ふと足元を見てビックリ!多分網笠茸(アミガサタケ)。今回を入れて今迄に二度しか出会った事がない。 |
|
最後のは蛇足だが…カタクリを見ているのかなぁ?写真では分かり易いが結構な大きさなのに現実には傍で見て居ても殆ど見分け割れない!片倉の物の怪(もののけ)だね(笑) |