確かに蝋梅見つけたが、本格的な時期は、2月でしょうね
…まだまだ冬の盛りで季節のそぐわない。
それより、柊南天(ヒイラギナンテン)。もう咲き始めているだね。これに付いた蟷螂(カマキリ)の卵の方に新鮮な感動を覚える。
パートナーのオスまで食べて自分も産卵で一生を終わり次世代に託す。まだまだ低温の日差しにも惑わされずこれから来る本格的寒さにも耐えて、じっと待つんだろうなぁ。
温かくなると、親そっくりの子供達が、ぞろぞろと…。こんな時、カマキリが生まれたら食糧難の時期に全滅だね。鳥やその他の捕食動物に狙われて全部が生き残る訳でもない。
そんな事、一人一人は知らないけど誰かが生き残れば良い。大昔から遺伝子に組込まれた生存戦略にひたすら従ってるんだね。
渡って来たんだね、多分メスか。
近くでカメラを構えても檀(マユミ)の赤い実を食べたいのか、パートナーを探してカメラマン無視で鳴いている。
鳥達もこんな時期に繁殖するのだから大変だわ。ただ救うもの達が居て、この時期の植物は葉っぱを落とし赤い実が目立つ様にしている。
渡り鳥さん達に ”さぁーお食べ” と言わんばかりに。
赤い実は、莢迷(ガマズミ)の実。
触ってみると柔らかい、寒さで甘さが増しているのかも?これを鳥が食べ、何処か種の一緒に排泄されて莢迷の仲間の増える。鳥も貴重な食糧に有りつける。
莢迷の実を食べようと、枝に留っているのは鶫(ツグミ)。鶫も渡り鳥かなあ?比較的よく見かける気もするが…。
季節は巡りいずれ温かくなるだろうが、動植物の繋がりは持ちつ持たれつで繋がっている。 同じ一生の長い短いは有っても、それぞれ遺伝子に組み込まれたものに従って、きっと永遠に続く、急激な環境変動がないかぎり!
仮のあっても生き残るのは短い一生をかけてシェルターを次世代に残した蟷螂(カマキリ)かもしれない。
環境破壊の元凶の人間共よ、反省すべきはお前達べ!少しだけ自然から分けて貰えよ。