野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

夕張川のカムイコタン(ポンソーカムイコタン)の紅葉

2013-10-23 21:55:32 | 旅行

カムイコタンと言うと旭川を思い出すが夕張川にもある。確かにカムイコタンは神の居所だから幾つがあると再認識した。10月18日総進の六郎の案内で夕張の滝の上自然公園・竜仙峡へ。この辺はポンツーカムイコタンポン(小さな)ソー(水に隠れた岩)カムイコタン(神の居所)と言われていたそうだ
2013_1018_102310
いきなり眼に付くのは赤レンガの古い建物でとてもエキゾチック。当時の北炭・自家用水力発電設備の様だ。落差や水量を考えれば今での稼働できそうな気がするが、下流の新設の発電設備を設けた様で今は稼働していないとの事。それにしても昔の人は実用一点張りではなくデザインや色も意識して構造物を作る。赤レンガ作りに白い縁取りの窓など感心する。
2013_1018_102921 少し行くと千鳥ヶ滝に面した
千鳥橋。天気に恵まれ赤と始まりかけた紅葉がマッチする。鉄橋だが構造的には吊り橋?ラーメン構造ってやつかなぁ。橋の入り左を見ると千鳥ヶ滝が見える
2013_1018_103514 これが千鳥ヶ滝。すこし近付くと…
2013_1018_110039細かな水しぶきが上がってとても迫力がある。雪解けには川幅全体に広がって100mの滝に成るそうだ…凄いだろうなぁ。振り返って橋の右、下流側を見ると
2013_1018_114655幾分穏やかな流れに変わり向こうに吊り橋が見える。滝の吊り橋だ!
2013_1018_111114 滝の吊り橋を渡ると此処の紅葉は見頃だった。吊り橋は頑丈で幅も広く揺れても抵抗がなかったが、仮の一人がやっと渡れる幅だったら高所恐怖症の自分には渡れないかも?…吊り橋を渡るおじさん達がいなければ良い風情だったのに!(惜しい)。構造的吊り橋の鉄橋とワイヤーベースの吊り橋の組合せの統一も感心だね
2013_1018_113607再び千鳥橋に戻る。向こうに見える外灯はデザインも周りを意識して作ったのか鉄橋と紅葉の樹木ととてもマッチしている。千鳥橋の入り口で上を見ると山ブドウのつるがある
2013_1018_114405_3ヤマブドウはとても酸っぱく、霜が降りる頃甘くなると言われてた。確かに霜がお降りた頃のヤマブドウを口にするとやはり酸っぱいが皮をつまんで最後に絞ったとき出る汁は甘い!と子供の頃の記憶。

天候次第だが、今頃竜仙峡は素晴らしいかもしれないね
機会があれば雪の竜仙峡と雪解けの100mの大滝を見てみたい気がする。   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと再会したねぇ、伶人草(レイジンソウ)

2013-10-14 18:28:13 | 日記・エッセイ・コラム・植物

10年位前になるかなぁ…偶然見つけた花だが毎年気にしていた。タイミング合わず出会えなかったが、近縁種の鳥兜(トリカブト)が咲く場所を新しく発見した事に気を良くして出かけてみた。あったぁ!この方も2度目の出会い!
2013_1014_103710
トリカブトと同じく舞楽の奏者(伶人)の被る帽子に似る事から付いたそうで伶人草(レイジンソウ)
最初の出会い以降とても心配したが今は保護され看板も出ている。とても薄暗く距離もあるので大きく撮れていないのが残念。
Oyam2013_1013_132429
こちらは鳥兜(トリカブト)。姥百合(ウバユリ)の群生地で薄暗い所、今年の春周りの大きな木が間引かれて少し日が指す様になった所。姥百合が大丈夫かとても心配で時々見に行っていた。薄日が差し込む様になったお陰か?今まで出ていなかったものが生えて来ていた、とても優雅。幸い何時も悩まされる薮蚊にも襲われない、気温が下がった所為かもしれないね。
Oyam2013_1013_114817_2 こちらは亜米利加栴檀草(アメリカセンダングサ)。この辺でも以前よく見かけたが最近は見かけなくなった気がする。外来種で駆除されているのかなぁ、特定外来種ではないと思うが…。ライオンの鬣の様な葉を備え面白い。
Oyam2013_1013_123451 最後が十月桜(ジュウガツザクラ)。最近何処かで”桜が時期を外れて咲いた”とのニュースを聞いたのを思い出し来てみると木に二か所花を付けた居た。この方は年末位まで咲いているから驚き。

北海道では雪虫が舞い、もうすぐ雪が降ると言う。今や北海道とは10℃位の気温差があるので全く違う風景だろうな。週末北海道に行くがどんな光景になるか、楽しみだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中之条ビエンナーレでスタンプラリーに挑戦

2013-10-13 19:24:11 | 旅行

11日家内の誘いでドライバーとして参画。出発時は霧雨、事前に調べもせず2時間位で着くだろうと高を食っていたが8時出発で最初の目的地到着は11時半だった。中之条町にある古民家等点在する施設を利用したアーティスト達の発表会場。空間を活用したユニークな作品が多い。10月14日迄。
Nakaj2013_1011_140049 普段の行いが幸いし現地は晴れ(天気予報通り)。雲に動きが有りとても趣のある空が迎えてくれた。最初にお邪魔したのは近くに長英の隠れ湯ある”お蚕さんの里”から始まる六号(クニ)エリアを散策。
Nakaj2013_1011_114403 繭玉を入れた葦か何かで編んだ籠も立派な作品になってる。この印象を後々迄引きずったかも…。家内が見たかったのは長英の隠れ家(湯本家)の展示された江戸時代の押し花の作品。
Nakaj2013_1011_115957 作者の馬場氏が首都大学東京・牧野標本館に依頼し押し花標本をデジタルスキャンしたものを使い作品に仕上げたもの。写真の筈だが厚みを感じて本物そっくりなのは本当に驚いた。100年以上の前の押し花、露草(ツユクサ)の青が今も残る由!

Nakaj2013_1011_123618 この写真は赤岩公民館の作品。養蚕で得た絹糸の織機の展示に群がる繭玉の妖精たちだろうか。とても印象的、入るといきなり桑の葉のお茶のサービス。印象深いのはこのお茶の薬効かな…
Nakaj2013_1011_123711 Nakaj2013_1011_123653


Nakaj2013_1011_123711_2 Nakaj2013_1011_123733

Nakaj2013_1011_123814 Nakaj2013_1011_123921
次は暮坂エリアへ移動して遅めの昼食。食堂で藤袴(フジバカマ)止まる浅葱斑(アサギマダラ)の写真が…外にある作品鑑賞とまさかと思いつつも終わりかけの藤袴(フジバカマ)の花壇へ。
Nakaj2013_1011_140658_2 最初は気付かなかったが、イルイル!アサギマダラとは2度目の出会いだ。警戒心が薄いのか、此処ではコンパクトカメラでも撮れる程、数匹が飛んでいた。
Nakaj2013_1011_140015
丘陵を利用した人工の木の様なオブジェも良かった。地勢を生かして遠近感があり良いね。

Nakaj2013_1011_154201
最後に伊参(イサマ)エリアへ。此処も良かったね
民家の屋根に穴を開け、切った木を天上から逆さにつるしているもの。面白いとは思ったが、天上のから来る光が木の枝で散乱されて微妙な色がでる。足元に光る青い色は眼にはわからなかったが、写真を見て驚いた。こう言うものを意図してできる事が素晴らしい。

Nakaj2013_1011_160114  
最初は床に何をおいているのか、と思ったが…
良く見ると和室の照明に上から良く使う照明機器を横にして並べたものだ。とても面白いものができている。
なんの変哲もないものでも使い方次第でアートになるんだなぁ(自分ではとても無理だが、(笑))


最後に見た岩本上古民家は群馬で一番古いそうだ。コンパクトカメラの電池切れ、残念ながら写真がない(泣)。心残りは古民家そのものより瓶を並べた作品。正面から見るとなんて事はないが裏から廻って其処の窓から広く明るい開口部を見る様に眺めると良い事に気付いた。ただひっきりなしに人は来て立ち止まるのは閉口するかも…邪魔とは言えないし。 これで思ったが
皆立体感ある作品でどちらの方向から見ると味があるが示して頂けると素人にはありがたい!それを敢えて作者が言わないのは、見る人達がそれぞれに見つかる様仕向けたのかなぁ、そんな楽しみを事前にもって行くと良いかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道は頻りに紅葉の話題/関東は今金木犀

2013-10-06 16:32:34 | 日記・エッセイ・コラム・植物

大雪山系はもう紅葉は終わりの迎えた様だし、先日のTV知床のダテカンバの葉が紅葉せずに枯れてしまい何時もの景観が見られないと言っていたが…
2013_1002_dscf0917
これは、総進の六郎から頂いたもので滝上竜仙峡の10月2日のものだそうだ。
とても良いね。家内曰く絵葉書かと思ったとか(六郎さん面目躍如だわ(笑))。天候にもよるが今どうなったかなぁ…後二週間位は持ってほしいものだ。

関東は
2013_1005_105306 台風の影響が廻りまわって金曜の夜から雨模様。シトシトと降る雨で典型的な秋雨。買い物に出かけたショッピングセンターで見かけたもの。白い花の薮蘭(ヤブラン)?と誤解して霧雨の中撮影。後で蛇の髭(ジャノヒゲ)だと気づく、ジャノヒゲなら花は白いね。
やはり薮蘭(ヤブラン)だね、白花が有る様だ!
花についてる水滴が良いね。幸い日曜日は朝から雨も上がり、午後はすっかり陽が差してきて蒸し暑つくなってきた…

2013_1006_123454
散歩すると彼方此方から金木犀(キンモクセイ)の香りがしてくる。蒸し暑さを帳消しにする心地よい香りだ。雉鳩が二羽足元で羽を横に広げ虫干ししている様もとてものどかで良い。東京は金木犀の季節だ!中々撮影の日に恵まれないがのんびり待とう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする