今回の干物製作に導入した真空パック機ですが、使ってみてかなり便利そうなので今日はこの話を書きたいと思います。真空パック機導入と大袈裟に書きましたが、該当品はロールフィルむパック2本と一緒に買っても約1万円と懐にやさしいものでした。難しそうと思っていた使用法もボタンが2個付いているだけのシンプル設計です。使い方ですが、先ずは真空パック処理をしようとするアマダイの大きさより若干大きめにロールフィルムをハサミでカットします。ロールフィルムは表面が透明で裏面が半透明になっていて、カットした面と反対面が開放されていています。この一面を真空パック機本体を開いて2センチほど差し込み、閉じてボタンを押すと10秒ほどで熱処理接着され袋状になります。そしてこの袋状になったロールフィルムの中にアマダイを入れます(形良く入れたいですね)。次に開放部のロールフィルムを本体に、今度は5センチほど差し込み蓋をしてボタンを押すと、あれよあれよとロールフィルムの中にある空気がどんどん吸い出されて、写真2枚目のようにロールフィルムの中でアマダイが密着状態になります。更にその後、熱処理され写真3枚目のように真空パックが完成となるのでした。いや〜っ、以外と面白い作業ですよ。これならば魚などの食べ物だけでなく色々応用が出来そうですよね。さて、アマダイ等を真空パックしただけでは面白くないと思ってしまう私の性格なので・・・・パソコンに向かいイラストレーターソフトを使って「熱海・伊豆山 なんちゃって漁師の干物」と言うラベルを作り、厚紙にレーザージェット印刷して真空パックに貼り付けてみました。ラベルには何枚かの写真を配し、表面にはアマダイ、タイ、アジ、サバなど各種魚の名前を列記し、真空パックした魚の名前にチェックを出来る様にしました。そして裏面には、干物は釣りたての魚をボート上で生き締めし拘わって作った旨を書いてみました。今回の土曜、日曜の出漁(大漁)で釣り上げた魚の殆どを干物にしてみました。ただその殆どをお世話になって人や返礼品として送りましたので、もう手元にはヒメコダイ等の小物干物しか残っていません。可能ならば年内にもう一回出漁してお正月用の魚を釣り上げたいと思っていますが・・・・・。(ところで日曜日に出漁〜干物作りをすると、月曜の朝は大きな保冷バックを提げての新幹線出勤です。辛い!)