先日ある会合の席で「いつも木戸さんのブログを見ていますが、釣り上げた魚の捌きが上手いですね」と言われました。もちろん「いえいえ、実は・・・・」と否定しましたが、皆さんどうも私が魚の捌きや料理するのを上手いと勘違いしているようです。大雑把な性格なので、ボートの上で釣り上げた魚の内臓を取り出したり、エイャっと鯖折りしたりするのは得意なのですが、包丁を持って刺身にするのはダメなのですよ。もちろん挑戦したことはあるのですが、達人と比べると刺身になる量がかなり少なくなってしまう欠点があるのです。可哀想ながら魚を捌くのは家内にお願いしているのですが、料理の仕事をしている長男が遊びに来ている時は全てを丸投げです。因みに写真は、釣り上げた高級魚・アマダイが長男の手に掛かると立派な舟盛りになる時系列証拠写真です。先ず三枚に降ろして頭と骨を船にセットする訳ですが、この時形を良く見せるためにカット大根と楊枝を使っていました。その後大根の千切りと大葉を使って刺身の台座(?)を作り、切り分けた刺身を並べて行くんですね。そしてアマダイの舟盛りが完成です。やはり私が作った身の小さくなった刺身より何倍も美味そうですよね。ただ気持ちとしてはもう少し修練して皆さんの前の出しても恥ずかしくない刺身が作れるように頑張ろうと思っています。