今日のお話は熱海に在る神社のお話です。熱海の神社というと、樹齢二千年を超える大楠やカフェなどで沢山の観光客が集まる来宮神社が有名ですが、実は熱海には来宮神社より格式が上の関八州総鎮護の伊豆山神社が在るのです。来宮神社は広報活動が上手でテレビや雑誌などにのべつ紹介されていますが、伊豆山神社は観光客も少なくひっそりと佇んでいるのが現状です。伊豆山神社のホームページには「伊豆山神社の本殿は相模灘を望む海抜170メートルの地点にあります。境内は歌枕に名高い伊豆の御山、こごいの森の一部で約40000坪の広さがあります。この場所はかつて上宮と呼ばれていました。山道の階段を下って海抜50メートル弱の地点には下宮の跡地があり、さらに伊豆浜に下ると走り湯があります。また、海抜380メートルほどの山中に本宮があります。伊豆の御山は日金山や岩戸山に連なり、伊豆・相模・駿河の三国にまたがる広大な神域に要です。」とあります。まあ神社の格式、歴史等の凄さはホームページで確認して頂ければと思いますが、走り湯から本殿まで続く837段の歴史を感じる階段と、本殿から本宮に続く登山道の様な参道が「オッタマゲー」なんですよ。私は全行程を制覇しましたが、身も心も洗われる感さえしましたね。是非皆さんも足ごしらえをちゃんとしてチャレンジしてみて下さい。あっ、それと境内には小泉今日子さんが奉納した大きな鳥居もありますよ。